活動データ
タイム
19:43
距離
27.3km
のぼり
2542m
くだり
2542m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る台風一過、快晴の北アルプスを期待していました。九州北部に接近してるのに上高地は快晴、なら翌日からいい天気に違いない。 ご機嫌の散歩道を横尾山荘までやって来ましたが、天気予報を見ると、日本海北部にいる台風から長い雲の尻尾が日本列島に伸びて、これが雨を降らせるとのこと。テント⛺️泊はやらない、おまけに休みは数ヶ月前から調整しなくてはならない身には仕方ないとはいえ、ついてないものだ。 二日目シトシト雨☔️。覚悟はしていたけど、またしても虚無の中涸沢へ向かう。晴れていれば絶景のカール地形が見えるのでしょうが。草紅葉は始まっていますので、二週間後はベストシーズンになるでしょう。涸沢小屋も私以外誰もいません。ひたすらザイテングラートを穂高岳山荘へ。チェックイン後に奥穂高と涸沢岳に登頂しました。雨は止み、時折見せる晴れ間からジャンが少しだけ顔を見せてくれました。 ところで、最近雷鳥づいている私ですが(そんだけ天気が悪い)、今回は可愛い💕オコジョくんに出会いました。不思議なことに、逃げようとせず私にはついて来るんです。私を追い越して先で待っているふうな。その間15分、こんなことがあるのですね。不思議な体験でした。 三日目早朝、下から突き上げるような地震で目が醒めました。最近地震に慣れっこになっている日本人ですが、あんなところで地震に遭うとビックリしますね。寝れなくなりました。おまけに凄い雨。ゲンナリ。元々吊り尾根から前穂高経由で上高地に降りる計画でしたが、雨ならもと来た道を引き返し、涸沢、横尾経由で降りようと思っていたところ、穂高岳山荘同室の方が、「行きましょうよ」の一言で前穂に向かうことに。 吊り尾根、楽しいです。そんなに恐怖感もなく、天気が良ければ絶景をたのしめるはずです。いつも上高地の河童橋から撮影している稜線歩いている実感は格別です。 ただし、重太郎新道は舐めてました。鎖や梯子はもちろんですけど、紀美子平から岳沢小屋間は、段差の大きい岩場が途切れず、今回は雨の下りということもあって、スリッピーで神経をすり減らしました。私のような未熟者には歯応えありすぎです。いい経験なのは、3点支持で後ろ向きに降りるのを幾度と繰り返し、これが本当に有効なんだと実感したことです。 でも、もう重太郎新道はいいです。横尾からのルートに人が多いのがよく分かりました。 重太郎新道経験者の方はどうでしょうか。私は、合戦尾根や槍沢ルートなんて天国に感じました。 上高地に近づくころ、激しい雷雨にやられましたが、雨上がりに通った稜線を見て、大いに達成感を感じることが出来ました。これで明後日からイスラエルへの出張ができそうです。 では、ごきげんよう。
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