本格シーズンに向けて四阿山、根子岳周回

間もなく迎える本格シーズンに備えて2,000ｍ級の山へ登ってみようという事で、日本百名山の一つ四阿山から根子岳への周回コースを登ってみる事にしました。 登山口のある菅平高原ではつつじ祭りが催されており、レンゲツツジに期待を寄せましたが若干早めで登山道のレンゲツツジはまだ蕾状態で日当たりの良い所で数輪開花しているといった感じでした。 菅平牧場の駐車場を出発し四阿山をまず目指しますが、新緑の白樺林の木漏れ日が気持ちよく適度な斜度にぜぇぜぇ言いながら足を進めていきました。 標高が上がるにつれて花々も目を楽しませてくれました。 特にまだ桜の花が咲いていたのには驚きで、こんな時期に花見が出来るとはチョッと得した気分になっちゃいました。 暫く登ると視界が開け、嬬恋村のパッチワークのようなキャベツ畑や浅間山を望みながら登る事が出来、ヘビーながら楽しく登る事が出来ました。 かなりのスローペースでしたが無事に四阿山へ登頂、黄砂の影響かやや霞んでいましたが目を見張る絶景に今までのつらさが吹っ飛び、心が癒されました。 遅めのスタートだったのでお昼ご飯も遅めになりましたが３６０度の大パノラマを堪能しながらの男飯はやっぱり美味しかったです。 時間が少し押していたので男飯をお腹に収めてすぐに次の目的地である根子岳へと向かいました。 暫くはジクジクした急な下り坂を下り鞍部に出ると笹の草原のキレイな風景が広がります。 一旦ここで息を整え、根子岳への登行を開始しました。 九十九折の登山道を進み、頂上付近の岩場を抜けるとなだらかな根子岳の頂上へ... 頂上の祠でお参りをした後、そそくさと下山の途に就く事にしました。 根子岳からの下りは岩がゴロゴロした淡々とした長い道で黙々と下山、どうにか日の入りまでには無事下山する事が出来ました。 今年初の２，０００m級の登山でしかも周回コースとなり距離もそこそこ長かったのでかなりへばりましたが、しっかりとトレーニングになり充実した登山で今シーズンも存分に苦しみ楽しむゾ～っと決意した１日となりました。