大和葛城山登山

2014.08.07(木) 日帰り

登り : 北尾根コースを採った。最初 は急登が続き、蒸し暑く息が 上がるが、北尾根に取り付い てから20分ほどで標高約7 00mに達し、気づけば風が 涼しく感じ流ようになる。 標高755m地点でブナの自生 を確認。ここあたりから暖温 帯から温帯となり、植生も次 第にブナやミズナラといった 樹木が多く見られるようにな る。ギボウシの仲間、カンア オイの仲間などが見られる。 稜線から山頂、山頂付近 : 稜線に出 ればダイアモンドトレイルと 合流し急な登りは無くなり、 冷涼で気持ちのいい道だっ た。 すると急に視界が開け、 ススキ原にでる。ヤマユリの 花を眺めながら少し登ると山 頂に着く。山頂はあたり一面 ススキ原で、時折大阪側から 吹き上げてくる風がススキを 揺らしていた。大阪側は、関 西空港から六甲山まで、奈良 側は田原本からハ経ガ岳まで を見渡すことができた。山頂 から南の稜線へ伸びたススキ 原はそのまま正面にそびえる 金剛山へ落ち込んでいて、雄 大で素晴らしかった。山頂付 近では、ヤマユリの他に、カ ナラナデシコやナナカマドも 見ることもできた。 そのまま稜線沿いを南に下 ると、葛城高原ロッジが見え てくる。そこできつねそばを 食べ、記念バッチを買った。 下山 : 一旦あの有名なツツジ園を下 まで下り、そここから自然研 究路に入ろうとしたが、通行 止めになっていた。なので少 し戻った所にある迂回路?を 使い下った。そこの森はとて も美しかった。山の斜面の笹 の絨毯に、木々がニョキニョ キと立っているといった趣で あった。 そして櫛羅の滝コースへと入 った。その途中、二の滝、櫛 羅の滝があり、立ち寄った。 どちらの滝も落差10mくらい で、沢山のイワタバコをたく わえていて満開だった。