ア・バオア・クー制圧(八ヶ岳周回)

2022.09.04(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 1
休憩時間
28
距離
15.9 km
のぼり / くだり
1522 / 1522 m

活動詳細

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2年前にお誘い頂いて八ヶ岳に行ってきたのですが、雲と風のために地蔵の頭から降りることになり、ちょっと不完全燃焼でした。大体の様子はわかったので、できることなら「ア・バオア・クー周回」をしたいと思いつつも、天候も含めてなかなか機会に恵まれず。ただ、今回は前日に行き先を探していたら、「あれ、八ヶ岳の天気予報が良くなっている」と思ったので、急遽ひとりで行ってきました。予報を見る限り、8時から12時が勝負かと思っていました。 4時半にやまのこ村の駐車場に到着。この時点でも先着車は全ての駐車場を併せて30台くらいでしょうか(宿泊の人もいるはず)。ヘッデン点けてスタートしましたが、灯りはすぐに不要になりました。前回は南沢から登ったので、今回は逆回りで北沢から登りました。赤岳鉱泉まではゆるーい登りがほとんどで、赤岳鉱泉付近で少し迷いましたが、その後も基本的にかなり楽な道。ただ、赤岩の頭を過ぎてからは結構へこたれました。この区間を歩いている間に太陽が出て、光の濃淡で彩られる阿弥陀岳、雲と陽光が照らす赤岳-横岳の稜線、茅野市にかかる雲海、道に差し込む陽光、前後左右全て美しかったです。 ただ、硫黄岳の手前で、別のパーティの男性に、「好天で良かったですね」と言ってしまったのがケチのつき始め。この後、赤岳と横岳にはずっとガスがかかりっぱなし。今から思えば、あと1時間早く出てたら良かったかも知れないと、少し後悔しました。 稜線は、本当にたくさんの方とすれ違い、抜きつ抜かれつで、人気の高さを実感しました。鎖や梯子はそこそこありましたが、いわゆる危険箇所はなし。ただし、比較的早い時間帯でもそこそこ渋滞しました。 赤岳頂上は、前回と逆向けに登りましたが、風を気にしながら降りた時と違い、結構苦しみました。頂上からの眺望は非常にプア。でも、阿弥陀岳は時々クリアに。下山はまっすぐ行者小屋を目指しました。阿弥陀岳は前にも行ったのと、今回行くとア・バオア・クーではなくなるので。 結局、仮面の男とポールで突き合いすることも、骨肉の兄妹げんかを見ることもありませんでしたが、「脱出」にはかなり苦労しました。前から言ってますが、どうして百名山の下山っていつもこんなにしんどいのでしょうね。歩いても歩いても着かない・・・ なお、今日はちょっとだけ人助けをしました。 道の状況:百名山(その中でもメジャー)のメジャールートなので簡単に。踏み跡は明瞭ですが、結構錯綜しています(基本的に、どれを通っても間違いない時がほとんどかと)。標識は少なめなので、初心者だけは少し危険かも。道の多くはガレています。申し訳ないですが、できるだけガレていない横道を通りました。このルートの限りでは特に危険箇所はありませんが、最低限の鎖・岩場・梯子はこなせなければなりません。 駐車場とアプローチ:赤岳山荘付近の駐車場は全部で100台くらいいけそうには思いました(1日1000円)。今日については5時なら余裕を持って停められます。電波は入ります。お手洗いは100円のチップトイレがありました(行動中も、各山小屋で100円で借りられそうでした)。一方、美濃戸口に駐車して歩いて登ってくる人もおられました。楽したい人(私も)はここを車で登って行くのですが、道は穴ぼこだらけで大変でした。前に連れて行ってもらってなかったら、諦めていたかも知れません。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ヘッデン点けてスタートしました。前は南沢から登ったので、今度は逆回りすることに。
ヘッデン点けてスタートしました。前は南沢から登ったので、今度は逆回りすることに。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここまで林道。この橋を渡って山道に入ります。
ここまで林道。この橋を渡って山道に入ります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 時々橋を渡ります。
時々橋を渡ります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 予報では、8-9時くらいから上層雲も飛ぶはずだったのです。
予報では、8-9時くらいから上層雲も飛ぶはずだったのです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 太陽が稜線を照らします。
太陽が稜線を照らします。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳鉱泉。よく見たらよかったのですが、テントサイトの中を突っ切ろうとして、少し迷いました。
赤岳鉱泉。よく見たらよかったのですが、テントサイトの中を突っ切ろうとして、少し迷いました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳、かっこいいです。
阿弥陀岳、かっこいいです。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 稜線に雲がかかって、そこを朝日が照らします。木の枝が邪魔。
稜線に雲がかかって、そこを朝日が照らします。木の枝が邪魔。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 道にも光が差します。
道にも光が差します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 実は、道もきれいだったのですが、いい写真が撮れませんでした。
実は、道もきれいだったのですが、いい写真が撮れませんでした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳はなかなか全貌が見えない。
赤岳はなかなか全貌が見えない。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳と稜線。
硫黄岳と稜線。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 雲海も(それなりに)出ています。
雲海も(それなりに)出ています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岩の頭山頂。
赤岩の頭山頂。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 北方向。
北方向。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 稜線。
稜線。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳山頂。
硫黄岳山頂。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳の旧噴火口。
硫黄岳の旧噴火口。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳山荘。
硫黄岳山荘。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 歩いてきた方向。
歩いてきた方向。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) これから行く方向。
これから行く方向。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ただ、雲が多くて、稜線からの景色(特に東方向)は残念でした。
ただ、雲が多くて、稜線からの景色(特に東方向)は残念でした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 横岳山頂。
横岳山頂。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 西方向。
西方向。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 地蔵の頭分岐。前はここから降りました。
地蔵の頭分岐。前はここから降りました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 天望荘。お手洗いを借りました。
天望荘。お手洗いを借りました。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 結構苦しんで赤岳頂上山荘。
結構苦しんで赤岳頂上山荘。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 山頂。
山頂。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 今回はまっすぐ下山します。
今回はまっすぐ下山します。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀は結構雲が晴れていたので、ひょっとしたら眺望良かったかも。
阿弥陀は結構雲が晴れていたので、ひょっとしたら眺望良かったかも。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋。
行者小屋。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 下山した時の駐車場。この後、例の難路をドライブしました。
下山した時の駐車場。この後、例の難路をドライブしました。

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