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北岳、間ノ岳、塩見岳縦走〜静寂のルートでの写真

2022.08.24(水) 07:03

ズームで。

この写真を含む活動日記

50
15

20:24

30.7 km

3499 m

北岳、間ノ岳、塩見岳縦走〜静寂のルートで

北岳・間ノ岳・農鳥岳 (山梨, 長野)

2022.08.22(月) 4 DAYS

(個人的備忘録)※長文危険 1日目 夜行バスで甲府の地に降り立つ。去年金峰山と瑞牆山に登った時に使ったクリスタルライナーを利用した。信玄公の像に見守られながら広河原行きのバスを待つ。早朝は流石に登山者はいなかったが、40分前から並び出したので、それを見計らって5番手位に並んだ。平日の割には登山者は多くて臨時バスが出て全員着席できた。 天気は悪かったが、登り一辺倒の1日目は暑くなくて丁度良かった。広河原から吊橋を渡って登り始める。すぐ前方にソロの男性が見えたのだが、肩の小屋にゴールした時も同じようなポジションだったので、ペースがほぼ完全に一致していた事になる。その方とは寝床は2つ隣だった。 白根御池山荘までは同じような顔ぶれで、お互い休んでいる時に追い越していく感じだった。 山荘を過ぎると草すべりの急登となる。 白人女性がソロで登っていたので「ハードですね!」と日本語で話しかけたら、流暢な英語で返ってきた。というのも山行を共にした事も数回ある友人フランス人男性は英語が殆ど話せないので、少し様子を見た感じだ。 その次に遭遇したした時は「I want to get to the hut as quickly as possible」と話しかけるとそうだねと笑っていた。 稜線に出る手前で休憩していると、一旦抜いた登山口で先行していた男性が、追いついてきて少し話をした。 あとから出発したがペースが同じなので肩の小屋までずっと追随する形になった。 登りは苦手だが、結局後発の登山者には一時的には抜かれても、最終的には抜かれずに肩の小屋に辿り着く事となった。夜行バスでも珍しく1時間程しか眠られなかったのだが、良い感じで登れた。 肩の小屋は平日だが大混雑。流石に人気の北岳の山小屋なだけはある。北岳山荘が改修工事中なのも影響しているかもしれない。 しばらくすると白人女性も到着され、手を上げると「You make it!」と声をかけてくれた。 夜は熱気が凄く周りのイビキも強烈だったので、なんとこの日も1時間位しか眠られなかった。 ただ夜中眠れずトイレに行くと星空が凄くてミルキーウェイも見えた。ただし混んでる山小屋はできたらこれで最後としたい。。。 2日目 翌朝、ほんの僅かな睡眠から目覚めると富士山や鳳凰三山、甲斐駒や仙丈がよく見えていた。 日の出前の幻想的な色合いが綺麗だった。 ご来光を拝んでから北岳の登りに取り掛かる。まずは小さな女の子連れのお父さんに追いついた。 岩場を登り詰めると山頂だ。まだこの時点では周りの山々も見えていたので良かった。間ノ岳の勇姿も拝むことができた。 北岳から山荘の方へ下っていくが、想像していたよりも岩々した峰が続く。そして意外と山荘までの距離もあった。ここまでは良かったのだが、中白根山の登り位から二日連続の睡眠不足による体調不良が出てきた。。。ヘロヘロで下りに抜かしたソロ男性に抜き返される。ただ以後その男性を追随し、間ノ岳までその男性を目印に登る事にした。勝手にロックオン状態だ。オマケにガスが出始めて、次第に白い世界へと変貌を遂げていく。 中白根山の手前の登りでルートでは無いところを間違って通っていたカップルに追いつく。 しかし女性は連れの男性を置いてさっさと登っていった。。。 間ノ岳はコルからそんなに標高差はないのだが、終始ヘロヘロ。なんとか目印のソロ男性に続いての登頂となった。 ここからは奈良田へのルートとは分かれて三峰岳を目指す。このルートがまた岩稜と小石混じりのザレ続きで体調不良の身には中々大変だった。 しかも間ノ岳までは人が多いが、その先は誰も居ない。静かな登山道が好きとはいえ、3000mの稜線だし、周りは真っ白だし、急に人がいなくなったので少し不安になる。 しかし下っていると間ノ岳から熊ノ平小屋までの区間で唯一遭遇した登山者であるソロ男性とスライドした。 ルーファイしながら岩稜をこなしていくとやがてハイマツ茂る穏やかな山となる。 この辺りから三国平を経て小屋までは歩きやすい道になるのだが、ヘロヘロ過ぎて歩きやすい下りでスローダウン。 やがて樹林帯に入るとそこには綺麗な森が広がりひっそりと佇む熊ノ平小屋に到着する。ヘロヘロだったが、巡り合わせの関係でこの日も後発の登山者には抜かれなかった。しかしコースタイム的にはかなりのロスとなっただろう。1日目の頑張りは不意になった。 熊ノ平小屋の受付すると、平日だし人の少ない登山道の途中にあるので、この日の宿泊者も少ないようだ。朝食の時間は4時30分がいいか5時がいいか聞かれたが、どちらでも良いですと言うと、翌日朝食を取るのは2人だけなので、その人に聞いて決めますとの事になった。 早く着いたが疲労回復と寝不足を補う為に仮眠する。しばらくすると外のテラスでのテン泊者同士の山談義が始まった。ビール片手に参加したかったがここは堪えて翌日の山行に備えた。 どうやら壁を隔てた隣は熊ノ平小屋2連泊で鳥倉、間ノ岳ピストンのソロ男性、そして4人のスペースの一番向こう側に翌日三伏小屋まで歩く男性ソロが一人、はすかいにも男性ソロが一人と小屋泊は4人だけのようだ。 しかししばらくすると私の母親より少し歳下位の女性の集団が到着し、受付をしてる声が聞こえてくるのだが、どうやら小屋泊のつもりだったのに予約状況がテン泊になってるとの事。 小屋の人が言うには小屋では予約管理はしていないので変更する権限がないとの事だった。 つまり急なテン泊キャンセル料1000円と、予約無しの宿泊代が通常より1000円多くかかるとの事。どうやら受け取ったメールか何かにテン泊予約と記載されていたとの事が判明し落ち着いたようだった。 水場も小屋のすぐ側にあり、早速ペットボトルに入れたが非常に美味かった。夕食時に翌日の天気を小屋の人に聞いてみたが期待を持てそうだった。疲れもあり消灯前に寝てしまったが、ふと起きると消灯後でだれもイビキをかかずに暗闇と静寂に包まれていた。前日とはえらい違いだ。 トイレが近いので夜に2回トイレに行ったが、ずっと静かなままでよく眠れた。夜空にはオリオン座が浮かんでいた。熊ノ平小屋は素晴らしい小屋だった。 3日目 朝起きるとこれまでなかった青空が広がっている。水場で水を汲んでスタート。 前日の件も女性達と山小屋の方との間で円満解決したみたいで、楽しそうに話し合っていた。 丁度女性達とスタートが同じタイミングになったが、抜く手間をはぶく為に一足先に出発した。前夜よく寝たのでこの日は体調はだいぶマシだった。 しばらく歩くと稜線に出る。振り返ると逆光だが、間ノ岳がよく見えていた。そして中央アルプスの山々にこれから向かう塩見岳も。塩見岳は遥か先に見えたので時間がかかりそうだ。 南アルプスは森林限界が高いので、標高2600m前後の稜線を歩くのだがほとんどが樹林帯だ。 しかしその森の美しさと時折現れる展望地で十分楽しめる。最初のピーク安倍新倉岳は展望無しのピーク。山頂は登山道のすぐ近くなので一応立ち寄った。 やがて竜尾見晴という岩場の展望地に出る。 ここの見晴は最高だ。そして次の新蛇抜山は少し登山道から離れているがわざわざ立ち寄る甲斐のある見事な眺望だった。 一旦コルまで下り登り返しての北荒川岳は眼前に塩見岳が圧倒的な存在感で聳り立つ。丁度女性ソロが逆側から山頂に来られたので挨拶した。 ここまでも数は少ないが登山者とスライドしていた。 ここからは森林限界を超えた尾根歩きが続く。まだ塩見岳や周りの山々にはガスがかかっていないが油断はできない。間ノ岳や農鳥岳も太陽が離れて逆光では無い写真が撮れるようになった。 やがて登山道は崩落地を避け、シラビソの美林が広がる森を進む。まるで天国のような場所だった。 登山はしばらく森を進むが再び尾根にでる。そして次第に雲がでてくる。 見上げると北俣岳分岐にソロの登山者が見えた。 その時は熊ノ平小屋に連泊した男性は私の20分程前に、三伏小屋まで歩く男性は40分前に出たので意外と追随できていたのかなと思ったのだが。。。 最後の急登は半端ないがなんとか北俣岳分岐に到着。そして塩見岳東峰へと向かう。途中少し岩場もあったりして程なく山頂。丁度登山者が2人いたのが、私が到着する前に西峰に移動したみたいだ。 東峰は狭い岩場で休憩には向かず私も西峰に移動する。 西峰にいたのは熊ノ平小屋泊の2人だと思っていたがそうではなく、前日熊ノ平小屋でテン泊し、小屋前で山談義をずっとしてたお2人だった。聞くと北沢峠から来られたとの事。 私が広河原から来た事を告げると三峰岳はキツイですね!とおっしゃったので大いに同意する。そして写真を撮っていただいた。 休憩してるとお二方は先に出発された。 私も少し昼のお弁当を食べてから出発。ここから岩場の下りが続く。するとまだテン泊のお二方が見えて、手前に私の母親より少し歳下位の女性が座り込んでいて、突如フラフラと下山し始めた。 追いついてお話しを聞くと足が痛いし、岩場が怖い。鎖場はテン泊のお二方からアドバイスいただいてクリアしたとの事。まだまだ鎖場があるので不安だとおっしゃっていた。ゆっくりでいいので気をつけてお降りくださいと声をかけた。 しばらく進むと途中の鋭利な天狗岩で年配の男性が間近に塩見岳を見ながらラーメンを啜っておられた。風流なり。 まだまだ鎖場は続く、途中塩見小屋泊と思われる方々が沢山アタックザックで登って来られた。 やがて道が穏やかになると塩見小屋は近い。 小屋では先程のテン泊男性2人とソロの男性が話しておられたのだが、このソロの男性がKさんなのだが、取り敢えず受付を済ませた。 寝床は別館が割り当てられた。その別館はなんと収容人数16人なのだが、それを3人で使えて超ラッキーだった。本館は少し混雑してたみたいだった。 着替えや寝床のセッティングを済まして外に出るとテン泊のお二方は既に三伏小屋に向けて出発された後でKさんだけが残っていた。なんとなくKさんと話していると13時頃塩見岳の下りで怖い怖いと言っていた女性Nさんが到着した。既にKさんとNさんはお会いになった事があるようで、Kさんと熊ノ平小屋テン泊男性お2人はNさんの件を話していたそうだ。Nさんは他の方の間でもすでに有名になりつつあるようだ。 3人で山談義が始まった。前日体調不良で飲めなかったのでビールを買う。いい寝床に当たったしお茶2本、ミネラルウォーター1本、バッヂと沢山購入した。 Kさんは今回は鳥倉からの蝙蝠ピストンなのだが、なんと300名山制覇済みだとか。それはまだしも、昔現役の頃御在所に登られたと。その時に偶然知り合った現地の人に鎌ヶ岳を案内してもらいすごく感動されたらしい。Nさんは宮城県の方だが、鎌ヶ岳を案内してくれた現地の人に「他にも鈴鹿にはいい山がありますよ」と言われたので、それから3回に分けて鈴鹿を北側から油日岳まで全山テン泊縦走されたとの事だ。そこまで名山を登られてる方が鈴鹿の山は標高は低いが素晴らしいと言っておられて、鈴鹿好きな私としては大変嬉しかった。 また昔、大峰奥駈道縦走もされ、玉置神社の宿坊も泊まられたとか。 さらには関西の山では他に雪彦山も褒めておられた。雪彦山は上級コース、つまり8の字ルートを行かれたとの事。そして皆子山も登られた事があるのだとか。 Nさんは昔旦那さんと山登りをされていて、旦那さんが亡くなられてからは息子さんと登ったりしてたが、その職場が遠のき登らなくなってしまった。しかし百名山93座達成しているので、今回塩見に来られたが、膝は痛いし怖いしで大変だとおっしゃられた。前夜は9時間かかって辿り着いた三伏小屋でも一泊されたとか。因みにKさんも初日塩見小屋泊の予定だったが想定外の体調不良で急遽三伏小屋に泊まられたとの事だ。そこでお二人は知り合われたみたいだ。 Nさんの百名山の残りは、幌尻岳、トムラウシ、聖岳、光岳、悪沢岳、赤石岳、皇海山、との事で、かなりの難峰のみが残っている。残り7座なので行きたい気持ちが強くて塩見に来られたみたいで相談に乗ったが、Kさんもこの状態では難しいのではないか?と言っておられたし、Nさん自身もそう言っておられた。皇海山もいまはクラシックルートしかないし私には無理だと。Nさんは明日も三伏小屋にしっかり泊まって2日後に下山されるそうだ。 それとNさんは人間ドックで長年ピロリ菌があった事が判明し、胃が萎縮しており胃癌になりやすいと。それが嫌なので沢の水は一切飲まず、なんと水を4.2L持って上がってるとの事だった。妹さんも癌で亡くなったので尚更との事。私の山の知り合いにもピロリ菌に感染し、医者から沢の水の飲用を止められた人がいるので、ピロリ菌と胃癌のことを聞くとぐうの音も出ないが、流石に4.2Lの水は若者でもかなりの負担だろう。。。 そうこうしてると天狗岩でラーメンを食べておられた男性が降りてこられた。男性2名女性1名のパーティーだが、男性2人はなんと80代だとか。すごくしっかりした足取りだった。 そして13時40分位に熊ノ平小屋を同時出発した女性5名が到着。一旦私の座っているベンチに座られたので乾杯した。 私はKさん、Nさんと13時から17時前まで山談義した。ビール350ml 3杯、500m 1杯、日本酒を飲んでまた売上に貢献した。Kさんもビール350ml2杯、500ml 1杯と日本酒を飲まれた。 寝床は広々と快適。しかもこの日もイビキをかく人はいなかったのでよく眠れたのだが、平地と違い、高山は酔いが回りやすいので、少しだけ飲み過ぎたようだ。夕飯時に聞いた天気予報は翌日は雨時々曇。私とNさんは下山するだけだが、Kさんは蝙蝠をどうしようかな迷っておられた。 4日目 朝は予報通りの雨。しかし霧雨なので救われる。 出発するとまずNさんがゆっくりと歩いておられる。少しお話しして、Kさんと先程お会いしたばかりとおっしゃり「Kさーん」と叫ばれた。そんな近くを歩かれてるのかと思ったが実はそうでもなかった。 Nさんと別れの挨拶をし、しばらく歩くと朝食時、ガスで行っても面白くないので蝙蝠は諦めたと言っておられたNさんに追いつく。別れの挨拶をして先に進むと天狗岩でラーメンをすすっておられた80代男性2名女性1名のグループに追いつく。さらに先には熊ノ平女性5人組がおられ道を譲ってもらえたが、先頭の女性が他の方々が見えない位に引き離しての独走体制だったので、思わず「かなり独走されてますね!」と言ったら笑っておられた。 しばらく歩くと雨が強まったので、ザックカバー装着。以後降ったり止んだりの天候だ。雨も強い時でもせいぜい2mm位で、標高2700m付近でも風は弱く、この位だと蝙蝠岳も行けなくはないだろうが、ガスでは確かに面白くはないだろう。 ただ天気が悪いのに登って来られる方も数は少ないがおられた。 最終日の本谷山や三伏山の登り返しにウンザリしながらも三伏小屋に到着。ここからはずっと下りで一安心。前回赤石小屋からの下りで飛ばし過ぎて結構しんどかったので、スピードはセーブした。特に歩きにくいところは無く無事降りられた。今回の山行では後発者に抜かれるたままというのは一度も無かった。ただし2日目は間ノ岳まで人も多いエリアだが、ヘロヘロでたまたま運が良かっただけだし、3日目も熊ノ平小屋泊の2人はかなり速かったので先に出てたら抜かれていただろう。 そして3日目以降は登山者が少ないエリアというのも大きい。 鳥倉に着くと誰も居ないので山小屋用の登山着に着替える。ちょうど登山届を出すところが屋根付きで雨宿りできてありがたい。 10時18分に着いてバスは14時25分発なので4時間待ちだ。しばらく無の境地に入った。 11時10分位だろうか、雨足が3mmくらいに強まった瞬間に女性5人組の独走していた方がお一人で到着された。相変わらず独走されていた訳である。。。 そして10分か15分後に残りのメンバーが到着。彼女達はタクシーを呼ばれているそうで、林道を下っていかれた。 そしてさらに10分程経過してKさんが降りて来られた。Kさんはまたおもむろにタバコを取り出して会話をされる。大体1時間位バス停におられて、こちらとしては暇つぶしになって大変助かった。もしかしたらバス待ちが長いので気を遣ってくださったのかもしれない。 そしてそのKさんも駐車場へ向かって居なくなり、長い時間が流れた。それがどれくらいの時間だったかは分からないが、突如男性80代2人と女性1人グループが到着される。 しばらくして男性ペアが失礼しますとおもむろに服を全部着替えられた。 皆さん雨で濡れて大変そうだった。 連れの女性は百名山80座で残り20座だとか、幌尻岳が残っているので、心配されていた。 私的にも難易度的に百名山なので山自体は個人的に全く大した事は無いのだが、交通の便の悪さと林道歩きの長さ、大量のアブ、ヒグマなどがあり頭の痛い存在だ。 お陰でバスまで暇をする事が無かった。 バスの発車間際に男女ペアが下山され、ヤマレコアプリ終了のアナウンスが流れた。お二人は駐車場まで利用された。 あとでバスの運転手さんが言われるには車で来られて駐車場までの区画乗っていく人もそれなりにおられるとの事だった。 80代登山者の方々はあずさで東京まで帰られるとの事で伊那大島で降りられた。 そして松川インターに着くとやがて見えてくる高速バスの待合室が混んでいる。一時止んでいた雨が降ってきたので入れるか不安になってよく見るとなんと熊ノ平小屋の女性5人組だった。 タクシーで銭湯に行き、風呂に入ったりして、これから高速バスで新宿に帰られるとの事だ。独走してた女性にどうぞ奥に入って下さい!と丁寧に奥に案内していただいた。 色々お話しをし別れ際「また山でお会いしましょう」と言うと「次は是非一緒に登りたいです」と言って下さった。バスの発車時も手を振って下さった。 今回間ノ岳から鳥倉までの区間が最高だった。 北岳は綺麗だが、寂峰を愛する私にとってはいささか人が多すぎる。 南アルプスの静かなエリアを楽しんでいきたい。 熊ノ平小屋と塩見小屋は大変良かった。まさに桃源郷のようである。