【燕岳】北アルプス三大急登でテント泊デビュー！？【大天井岳】

先月剣山に登った時に誘っていただき、ついに念願のテント泊デビューをする事となりました。 実はテント泊登山をしたくて行先等決めて準備をしていたのですが諸事情により行けませんでした。 本当に北アルプスがデビュー戦となりました。 行先は燕岳と大天井岳らへん。 日が近づくにつれ行先について調べていく内に色々な事が判明していきました。 ん？北アルプス三大急登(´・ω・｀)？ さ、さ、さ、三大急登！！ コレが一番の不安材料となりました。 全くテント泊をした事のない人間がテント泊装備を全て背負って三大急登を登る事が出来るのだろうか？ そして、最も驚いたのが山の名前！ 　燕岳(ツバクロダケ)←ツバメじゃねえのかよ！ 　大天井岳(オテンショウダケ)←ダイテンジョウじゃねえのかよ！ さらに山小屋の名前！ 　燕山荘(エンザンソウ)←ツバクロサンソウじゃねえのかよ！ 　大天荘(ダイテンソウ)←オテンソウじゃねえのかよ！ というわけで迎えた当日！ 3時半ごろ市営の第1駐車場に到着しました。 平日ですが駐車場はほぼ満車で、所々空きがある程度でした。 駐車場にトイレはありましたが汚いので登山口まで我慢した方が良さそうです。 そして、予定通り5時に駐車場をスタートしました。 登山口までは舗装路を登っていきます。 荷物が重く既にキツい。 大丈夫か？オレ(笑) 登山口で登山届とうんこを出していよいよ登山開始です。 前半は林の中を進んでいきます。 途中、第一ベンチ〜第三ベンチ、富士見ベンチと要所要所に休憩出来る場所があるのでそこで休憩しながら登って行くのが良さそうです。 三大急登と呼ばれる登山道のイメージですが傾斜は思った程ではありませんが、とにかく長い！ 先の見えない傾斜がキツい登りがずっと続くのがとてもつらかったです。 登山道はよく整備されており危険と思われる場所はありませんでした。 重い荷物に苦しみながらなんとか合戦小屋に到着！ 少し長い休憩をして出発です。 ここからがつらかった(´；ω；｀) 途中で足が攣り遅いのにさらにペースダウン。 女子を先に行かせて我々おっさん2人はゆっくりと登りました。 ここで断っておきますが彼女達もちゃんと自分のテント泊装備を背負っています。 決して荷物が軽い訳ではありません。 彼女達が強いのです(笑) 既にボロボロの私は予定を変えて今日は大天井岳はやめて燕岳にしようと提案しようと思っていました。 っていうか、テント場で待っとくからどこでも行ってきて！ってぐらいの勢いでした。 そして、なんとか燕山荘に到着しました。 テント場が下にあるので先にテント場に着きました。 既にふらふらで山小屋のあるあの階段の上には行きたくねー！って感じでしたが、女子が居ないので仕方なく階段を登ると・・・ なんと！そこには見たこともない絶景が広がっていました。 この瞬間、本当に来て良かったと思いました。 このまま北アルプスの雄大な景色をずっと眺めていたいと思いましたが、とりあえず次の予定が・・・ というわけでテント場にテントを設営！ そしてこの後どうするか話あいました。 この時既に予定よりも遅れていましたが、ヘッドライトを持って大天井岳まで行こう！という事になりました。 というわけで荷物を軽くして大天井岳にアタック！ うっひょ〜！重い荷物から解放されて体が軽いぜ！！ ・・・(´・ω・｀)？ どうやらドラゴンボールのアレはウソだったようだ(笑) 今からあそこを歩きに行くんだぜ！ 大天井岳に続く美しい稜線を見ると少しテンションが上がります。 そして、何とか大天荘に到着！ 今日の宿泊予定が大天荘だったら辿り着けていたのだろうか？ 視界が悪いので大天井岳でサクッと写真を撮って燕山荘に戻ります。 帰りのルートで足が攣りそうになりペースダウン。 足が攣りそうになる度みんな待ってくれました。 みんなすまんのう(´；ω；｀) そして、なんとかテント場に到着！ 実は夜はバーベキューをする予定でしたが、疲労のあまりおっさん2人はギブアップ！ 晩飯も食べずにテントに倒れ込んでしまいました(いやマジで) というわけでおやすみなさい。 うおー！ 寝返りを打つたびに身体の一部が攣って叫ぶワイ(笑) そういえば、夜中は雨が降ってたな(´・ω・｀) そして、迎えた翌日。 天気は雨！ とりあえず燕岳のピークを取りに燕岳へと向かいました。 残念ながら視界は良くありませんでしたが、また来る理由が出来たのでそれはそれでヨシとしよう。 テント場に戻りテントを撤収して名残惜しいですがいよいよ下山です。 あとは下るだけと余裕をかましていましたが、荷物の重みが膝にきます。 帰りはこの荷物を担いでこの急登をよく登ってこれたなと思いました。 途中、休憩しながらもなんとか登山口まで戻ってきました。 登山口でソフトクリームを食べてから最後は舗装路を歩いてゴール！ お疲れ様でした。 というわけで、念願のテント泊登山デビューする事が出来ました。 今回は私の中では最もつらい登山となりましたが、最も楽しい登山でもありました。 これも素晴らしい仲間と途中で出会った人達のお陰です。 ありがとうございました。 私は今回の経験を活かして更に色々な事に挑戦してみたいと思います。 まずとりあえず10kg程痩せようか(笑)