樽前山(東山)・樽前山(西山)・北山(932峰)・風不死岳

2022.08.24(水) 日帰り

活動データ

タイム

05:14

距離

13.0km

のぼり

1113m

くだり

1110m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 14
休憩時間
52
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1113 / 1110 m

活動詳細

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北海道に戻って一発目の登山は地元の樽前山。 初めて登ったのは中学校の頃だったはず。 20年程前にも一度登っており、今回で3回目。 本当はトムラウシを予定していたものの、天候が思わしくなく急遽近場に変更。午前中は曇り予報だったので正午から突入というジモティ登山😁 狙い通り天候は回復し、当初雲量が多かった空も徐々に青空の占める割合が多くなってきた。 7合目駐車場は平日なのに満車で道路脇にも駐車の長い列。ただ、時間が遅かったので早々に下山した人のスペースに滑り込み、登山口近くのポジションをゲット。 樽前山はほぼ1000の山なので、7合目駐車場の標高は700m弱。山頂まで標高差300m強を小一時間で登る事になる。800m付近で早くも樹林帯を抜けて太平洋と恵庭や千歳、苫小牧の平地が広がるパノラマを見ながら気持ちの良い空中散歩。標高1000mにも達していないのにこんな景色が見れる山って相当珍しいと思う。 荷物が軽いのも手伝って、50分程度で山頂到着。何といっても1番目を引くのは溶岩ドーム!なんだか記憶にあるものよりデカくなってる気がする。いや、ドームから崩落した岩がゴロゴロしているので実際多少大きくなっているのだろう。 支笏湖方面に目を転じると、風不死岳が1番手前に立ちはだかり、支笏湖はその両脇に覗いている。対岸の恵庭岳も風不死岳の背後だ。遠くに尻別岳と後方羊蹄山も見えるが、恥ずかしがりで有名な羊蹄山の山頂は雲の中だった。 山頂から一旦引き返し、ドームを右手に見ながら外輪山を時計回りして樽前神社の奥宮を経由して西山へ。西山からさらに風不死岳方面へと向う。溶岩ドームの姿が向きによって刻々と変わるのが楽しい。風不死岳方面への分岐の手前で932峰へ登る。932峰の山頂から風不死岳方面には降りれないので若干のピストンをこなし風不死岳へ。 標高も緯度も殆ど変わらないのに、風不死岳は頂上付近以外は樹林帯の中にある。風不死岳も火山だが、活動時期が古いのだろう。若干の藪漕ぎやロープ場があり、基本的に視界が悪い登山となるのは樽前山と対象的だ。やや玄人向けな感じで、サンダルで登ってる人さえ居た樽前山と違い、ここですれ違う人達は皆装備がしっかりしている。 ニセピークに3回騙された後、分岐から50分程で風不死岳登頂!樽前山より支笏湖に近く、恵庭岳が良く見える。後方羊蹄山も山頂の雲が消え、尻別岳と並んで兄弟の様な山容を見せてくれた。 時間も16時半で山頂は無人。鹿が1頭居たきりで、大パノラマを独り占めの贅沢な時間を楽しめた。 下山はロープ場以外はさしたる難所も無かったのでサクサク進み、夕陽に赤っぽく染まる樽前山を右手に眺めつつ火山灰地を突破。1時間半程で駐車場まで帰還した。 20年前にも樽前山→風不死岳縦走をしたが、あのときはお鉢を回らず、樽前山頂から風不死へ直行したにも関わらず、もっとヘロヘロだった覚えがある。歳を重ねて体力が増しているとは嬉しいかぎり! 久々という事もあり、新鮮さと懐かしさが同居した楽しい登山となりました。晴天に感謝😂

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