川を掘り 半身湯に浸け 新樹みて 〜草津、毒水沢〜

温泉掘るぞ、っとお花摘み用のスコップを出したが大きな石には太刀打ち出来ず。 諦めて体の厚み二分の一の深さで浸かって、焼き鳥みたいにゴロゴロと両面を温める。 石壁には湯の花の白と熱湯の中で生える緑の苔、硫黄の黄色と極楽のごとくマーブル模様の怪しい雰囲気を醸し出してる。 源泉の湯と川の水が混ざり、上半身は温かいけど下半身はぬるく私の体もマーブル模様のように温まる。 ここは毒水沢、香草温泉。 しぶきが目に入るとチカチカするほど効能は何に効くかわかりませんが凄くあります！ 名残惜しいが、ホッコリ温まり遡行を再開すると吐く息が白い？なんだ？？さむ！ 上から吹き下ろす谷風の先にあるのはスノーブリッジの雪渓でした。下をくぐらせて頂きます。 まだ崩れもせず残ってて、ナイスタイミング。二週続いての雪渓歩きも出来て今日来て良かった。 色々なレポを見ていると遡行時間がまちまちなのがわかる気がしました。そりゃ〜ゆっくり風呂入ってたら時間もかかります。