活動データ

タイム

11:32

距離

11.0km

のぼり

1787m

くだり

1806m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 10
休憩時間
55
距離
4.7 km
のぼり / くだり
1543 / 56 m
DAY 2
合計時間
6 時間 21
休憩時間
1 時間 17
距離
6.2 km
のぼり / くだり
243 / 1747 m

活動詳細

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8月は北岳。 ついに本格的にアルプス登山です。 アプリ「登山天気」を使って数日前から確認していましたが 微妙な天気のまま。 雨天登山も想定して向かいました。 富士山の時の反省を活かし、 ネックウォーマーや冬用の手袋など がっちり冬装備をもって向かいました。 家を出たのは朝6時半ぐらい。 登山開始を11時ぐらいからで 最遅で17時に山小屋到着で計画しました。 15時以降になるというリスクはあるのですが、 朝早すぎて睡眠が足りないと 2日間にわたって響くと考え 山小屋への到着を遅くする方を選びました。 日程に余裕があれば、 近隣に前泊をして 当日、早朝からスタートしたほうが良いと思います。 北岳は基本的にふもとまでは車で行けないので 芦安駐車場まで車で移動し そこからバスで移動します。 乗合タクシーも出ています。 バスのチケットは大人用はチケット売り場で購入できますが 子供用はバスの添乗員さんから買うしかないそうです。 バスの所要時間は芦安駐車場から広河原まで だいたい1時間ぐらいです。 参道入り口から駐車場を渡り てくてくと登り始めます。 富士山と違って段差がある急こう配なので 一歩一歩が結構、大変です。 特に子供は・・・。 そんなこんなで歩きだしから1時間半ぐらいで 白根御池へ到着。 ここには山小屋があり、キャンプ場もあるのですが 本日の目的地はここではないので さっさと素通りします。 ここからの700mぐらいがきついです。 最初のうちはまだ後ろの山が見えるのですが、 道中からは林に入ってしまい景色もあまりよくなく ただひたすらと淡々と登ります。 道中、子供が高山病の気が出てきたので ・体を起こす ・深呼吸するように息を吸う ・ゆっくりちょこちょこ歩く というのを意識してやってもらいました。 要は酸素をたくさん取り込んで、 心臓を足のポンプで血液をぐるぐる回して 休み休み進もうという作戦です。 これが功を奏したのか、多少は改善。 ゆっくりですが進むことができました。 そんなこんなで2時間ぐらい登ると小太郎山との 分岐に差し掛かります。 ここからは稜線を歩くことになるので 天気の悪い日は風がものすごく強いです。 念のためヘルメットをかぶり装備をしっかりして稜線へ。 ビュービュー風が吹く中、肩の小屋を目指しました。 かなり風が強く寒かったですが、 カッパをウインドブレーカーにしてしっかり暖をとれる格好にしたので 稜線はそれほど苦労せずに目的地に着くことができました。 やっぱり遅くなったことで雷が少し怖かったので この辺のリスク管理をどうするか?はポイントだと思います。 肩の小屋名物のポークステーキを食べ(おいしかった)、 シュラフを持ち込み、早々に就寝。 が、やっぱり子供が夜に高山病を発症します。 水をしっかり飲ませ、お菓子を少し口にしてもらい 頭痛薬を既定の半分飲んでもらいます。 また、念のためにもっていった酸素をゆっくり吸ってもらいました。 30分から1時間ぐらいかけて頭痛や吐き気が多少収まったようで その後は寝ることができました。 富士山の時より、しっかり休むことができたようで 少しは良かったかなぁと思いました。 簡単な朝食を食べ出発と行きたいところですが、いくつか問題が。 1 子供が高山病から復活しきっておらず食欲がない 2 天気がかなり悪い 1は山小屋の中があまりよくないかな?と思っています。 ただでさえ高地で酸素が薄いのに 狭く密閉された空間に人がたくさんいるので 酸素がさらに足りない気がします。 軽く体を動かしてみて良くなるかを見た方がよいと思いました。 2は風が強く雨も降っていてどうしようかな?と。 北岳は事前の情報では肩の小屋との往復なら そこまで危険な個所は無いようだったので ピークに上って早く降りようと、予定より30分遅れぐらいでスタートしました。 当初の予定では北岳の向こう側から八本歯のコルへ行こうかと思ったのですが ちょっとそちらは危険なのでさすがに中止。 子供のザックは肩の小屋において空身、 自分が必要なものを背負って往復することにしました。 この辺は、人によって考え方が変わると思いますが、 私は基本的には食料等はある程度もって移動する派です。 親子ともに空身ではなにかあった時のリスクが高いので。 特に子供と一緒だと不安があります。 予定通り山頂まではそれほど危険個所はなく 1時間かからず登ることができました。 道中、雨が当たって痛かったですが。 10分ぐらい山頂で写真をとりさっさと下山です。 肩の小屋でも荷物だけ拾い降りていきます。 道中、濡れているので、下りでの踏ん張りで かなり足にきました。 下りは天気が悪いときは思った以上に ゆっくりと降りる方が良いと思います。 帰りは白根御池小屋で 弁当(肩の小屋で買った)を食べ 信玄アイス(白根御池小屋:800円)を食べ ゆっくり降りました。 肩の小屋のお弁当ですが、 なくても良いかなと思いました。 どれぐらいの荷物で行くか? 朝何時に出るか? 道中のスピードは? などなど、人によって違いますが、 さっさと降りちゃった方が 楽な気がします。 広河原→芦安駐車場は 帰りは乗合タクシーで戻りました。 HPでは運行がされていないような書き方でしたが 夏場は台数を減らして随時運航をしているそうです。 ただ、個人的にはバスの方が良いかな?と。 金額は子供料金が適用されない程度なので それほど大きく変わるわけではありません。 ただ、タクシーの方が飛ばすので、 疲れた体への負担が大きいかなと。 ちょっとばかし運転が荒かったので・・・。 花の百名山にふさわしく 花がたくさん咲いています。 詳しいとそれもかなり楽しいのではないかと思いますが、 私はさっぱりわかりませんでした。 でも、きれいでした。

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