活動データ
タイム
17:08
距離
39.3km
のぼり
2133m
くだり
2130m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る■day1 台風を抜けて高速バスで上高地へ。 初日はコロナで閉鎖した槍沢小屋ではなくババ平テント場に宿営します。 台風一過でスッキリ快晴、を狙っていたけど山の天気は甘くないようで、雲がモクモク湧いてきて一気に雨模様になりました。 明日の山頂アタックはどうも波乱の予感です。 ■day2 朝から雨が降り始め、段々と暴風雨に。 台風に続いて低気圧が近づいているようです。 今日のコースは山頂まで一気に1000m以上高度を上げることで知られるコースですが、雨に濡れた荷物も相まってとにかくキツい。 終わりのない登りがひたすら続く上に、吹き付ける雨風が心を折ってきます。 視界ゼロの中、目的を精神修養と自分のレベル測定に切り替え、ひたすら登っていると。。 目の前にぴょこんと飛び出してきたのはライチョウの親子たち! 大きく育った子供達とお母さんの姿を見てエネルギーチャージでき、何とか山頂付近の山荘に辿り着きました。 このコンディションで山頂への垂直ハシゴを登るのは危険すぎるため、登頂は明朝とすることにしました。 明日こそは奇跡の晴れ間を期待したいですが。。 ■day3 朝起きると、昨日以上の視界不良&暴風。 これは日の出を見るも何もないなあと思いつつ、このコンディションで本当に登るべきか悩みましたが、行くことを決断。 しかしながら登り始めて1分でその決断を後悔しました。 足を踏み外したらおしまいという岩場を全集中で登っていきますが、濡れてツルツル滑るのと、四方八方から吹き寄せる暴風に体を持っていかれそうになったりと、これまで味わったことのない恐怖を感じました。 山頂も爆風で、3分もせずに撤退しました。 なんとか小屋まで戻って一息ついた後は、一気に上高地まで下る長い長い下り道です。 こんなのよく登ってきたよなと思うくらい果てしない道を下っていきますが、雨が本降りになってきて、土砂降りの中の行軍は非常にハード。 上高地にたどり着いた時にはクタクタで、今の自分の限界がよく分かりました。 終始悪天候に悩まされた2泊3日ですが、昨年の常念岳〜蝶ヶ岳の時とは違って、充実感のある山行となりました。 もう一度あのルートを行く気はしないですが、今度は縦走でチャレンジしてみたいと思います。
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