活動データ
タイム
10:22
距離
10.0km
のぼり
1001m
くだり
1005m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る一年前のお盆休みに白馬で知り合ったせぇいさんと、今年もどこか行きたいですね!と話してて、怖くて登れないけど剱岳を見ながらのんびりしたいですね、ということで劔沢キャンプ場をめざすことに。 ケチって大阪から下道で10時間走って(ドライブは苦になりません)24時ころ扇沢に到着。台風上陸の予報のせいか、市営の無料駐車場は6割くらいの埋まり具合。ちっさい車ですが後部座席で丸まって仮眠しました。 【1日目】 5時頃、扇沢ターミナル(1433m)のトイレへ行くと、霧雨の中すでに5人くらい窓口に並んでました。二度寝して6:30前にターミナルへ。窓口は全然並んでなくて7時のバスが買えました。観光のファミリーがたくさん。 電気バスは破砕帯を抜けて10分弱で黒部ダム(1454m)に到着。気分は映画「黒部の太陽」の三船敏郎です!!白馬岳を遠望しながら足早にダムを渡りケーブルカー乗り場へ。7:50発。最大斜度31度で標高差373m。5分ほどで黒部平(1828m)着。次は立山ロープウェイ、標高差488m。青空がぐんぐん広がり期待度マックス!あっという間に大観峰(2316m)に到着し屋上テラスへ。針ノ木岳、スバリ岳など素晴らしい眺めです。室堂行きトロリーバスは立山雄山の直下を通り8:55室堂(2450m)に到着。いっきに1000mほど稼げるのはへなちょこトレッカーには嬉しい限りです。 そして室堂でせぇいさんと再会です。 キャンプ場へはみくりが池や血の池の横を通りどんどん下っていきます。あんまり下らないでーという願いも虚しくどんどん下り、2280mの雷鳥沢キャンプ場に到着。(室堂比-170m!)天気予報のせいかわりと空いてます。青空に白い雲、夏山って感じで気分は最高です。 「天気持ちそうだし予定通り劔沢まで行こう」と11時雷鳥坂を登り始めますが、体力・根性共にナッシングなおじさんはすぐにヒーハー(-_-;) まわりは大きなザックにヘルメット持った方がたくさん。晴れてたのがだんだんガスも出てきます。途中雷鳥さんが2回姿を見せてくれました。人馴れしてて全然怖がらないんですね。 室堂から雷鳥沢越えてロープウェイかけてくれよ〜などと毒づきながら、標準コースタイム1.5〜2hのところ2.5hかかってやっとのことで別山乗越(劔御前小屋 2760m)に到着しました。劔沢のキャンプ場は小屋まで距離があると聞いてたので、ここで缶ビールを買い、劔沢キャンプ場に向かいます。あとは下りだけ、と甘くみてたら結構距離があります。標高2500mのキャンプ場まで200m以上下ります。剱岳はガスの中、疲れ切って15:30頃ようやくテン場に到着しました。 さっそくテントを設営してると霧雨が。天気ここまで持ってくれてよかった(^O^) 受付(1泊1人1000円)してまずは買ってきたビールで乾杯!最高!!これのために歩いて来たのよ!せぇいさんが焼いてくれたソーセージうまし!!その後、各自テントで片付け&のんびりタイム。雨が少しずつ強くなってきます。お昼寝して起きても雨はさらに強くなり、各自テントで夕飯に。美味しいもの食べながらグダグダ飲もうと二人とも重い液体をたくさん持って来たのですが、この雨風ではテントから出られません。各自ちびちび飲みながら20時頃寝ちゃいました。 【2日目】 夜中もずっと嵐でした。わりと暖かく、2時頃目を覚ますと雨は止んでて、テントから顔を出してみると剱岳のシルエットがボンヤリと。5時頃目を覚ますと、雨も止んでて剱岳がバーン!いやすごいのなんのって。あんなとこどうやって登るの?って感じ。 剱岳に向けて出発する人、室堂へ帰って行く人をみながらコーヒー淹れてのんびりと朝ご飯タイムです。今朝の気温は10℃だったとのこと。 6:30に管理小屋からラジオ体操が聞こえてきたので、第一第二と連続で体を動かします。雲の加減か昨日はつながってたauの電波が今朝は圏外。小屋に行って天気を聞くと、今日明日どころかしばらくダメと聞き、せぇいさんと相談。調子よければ劔は無理でも前劔まででも行きたいなと思ってたんですが、あきらめて雷鳥沢に降りることにして撤収開始。 8時ガスガスの中出発。途中、雷鳥の親子が姿を見せてくれました。9時劔御前小屋に到着。真っ白で何も見えず風強く寒い〜。少し休んで下山開始、ひたすら下っていきます。それでもこれから劔方面に登っていく人もたくさん。やっと雷鳥沢キャンプ場に近づいてきた辺りで小雨が。11時前到着、どこにしようと悩んで、水捌けの良さそうな小石のところに慌てて設営。受付(1泊1人1000円)済ませて「温泉入ろう」とロッジ立山連峰へ、(ヒュッテは宿泊者で分けてるとのこと。)1人700円で露天風呂もあり気分最高!サッパリして上がり、お待ちかねの生ビール🍻館内での飲食は休止中とのことで外で地獄谷を見ながら乾杯。 テントに戻り昼食タイム。時々雨が強くなるので、残念ながら各自テントでまったり過ごすことに。雷鳥沢は富山Wi-Fiが飛んでることにびっくり。さらに外国人(東南アジア系)のグループも多く、外国語が飛び交ってておもしろい。夕方には雨も止むかな、と期待してたのにひどくなる一方。トイレも雨の少し弱まった時を狙って完全武装で。寝心地良さそうだった土のサイトが水たまりになってます。晩御飯もテントの中(-_-;)せっかくの重たい液体をちびちび飲みながら過ごし、21過ぎ就寝しました。 【3日目】 2時頃起きた時は雨は止んでましたが、日の出頃にはまた降り出しました。いったん弱まったのでコーヒー淹れて話してるうちにまた雨☔️本当はもう一泊したかったのですが、仕事の始まる前にびしょ濡れの装備を干したり洗濯したりしたいなと考え、残念ながら今日帰ることします。。(せぇいさんはもう1日粘ってみるとのこと。) テントの中で朝食&コーヒー淹れて空の様子をみますがなかなか雨は弱まりません。11時頃ようやく雨が止んだスキに撤収開始。びしょびしょのテントをビニール袋に押し込みパッキング。残るせぇいさんにほとんど減ってない重い液体を差し上げます。 11:30頃、霧雨の中せぇいさんとお別れして出発。室堂まで約200mほどの標高差。ガスの中に石段が万里の長城のように続きます。途中からみどりが池→立山室堂への道へ。こっちの方が階段なくて眺めいいかな。 12:45室堂ターミナルに到着。こんな天気なのに観光客さん多いですね。(Tシャツ短パンの人も多く寒い寒いと)。来た時に美味しそうだった立山そばで昼食。カレーとかばっかりだったので出汁の味がしみます!来た時とは違い景色はもう一つで、黒部ダムまで下りると空気が生ぬる〜い。 せっかくなのでダム展望台(上と下)に行ってみました。いつか行きたいと思ってる下の廊下はあまり見えませんでした。バスに乗り16:30扇沢の駐車場に帰着。 車で20分ほどの大町市コミュニティセンター上原という温泉でサッパリして帰りました(^O^) 【続報】 残ったせぇいさんから、翌日は午前中雨は止んでたものの稜線上の風が強く、雄山登頂は諦めたとのこと。 しかし!昨年やはり白馬で知り合ったえーかさんと再会した!との連絡がありました(^_^)
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