やっと火口壁の稜線へと出ました。 戻る 次へ

車坂山・槍ヶ鞘・トーミの頭・黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・鋸岳・前掛山の写真

2022.08.14(日) 12:00

やっと火口壁の稜線へと出ました。

この写真を含む活動日記

63
1743

09:08

14.4 km

1368 m

車坂山・槍ヶ鞘・トーミの頭・黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・鋸岳・前掛山

浅間山・黒斑山・篭ノ登山 (長野, 群馬)

2022.08.14(日) 日帰り

連休初日から台風直撃の何処かの誰かさんです。(笑) 直撃の割には、雨も風もそれ程でもなかった様な気がする今日この頃ですが...(笑) 天気予報を見ていても、目まぐるしく天候が変わってしまうので、山行計画も確定出来ない状態で困ってしまいますね。 それでも、取りあえず降らないであろうと思われる山へと出向いてみます。 「前掛山」 ある意味「浅間山」ですね。 外輪山周回で行ってみます。 「噴火警戒レベル1」の時のみ登頂可能な名峰「前掛山」。 浅間山へは、長野県小諸市にある2つの登山口の車坂峠と天狗温泉浅間山荘から登る事が出来ます。 古来の霊山としての霊性や、浅間山の本峰とその外輪山が織りなす迫力ある火山景観を堪能する事が出来ます。 森林限界を超えて、活火山らしい荒涼とした砂と岩の世界を進み、噴煙立ち昇る「釜山」の火口に最も近づく「前掛山」山頂を目指します。 火口のある本峰の「釜山」と第二外輪山の「前掛山」、第一外輪山の「黒斑山」からなる三重式の成層火山で、火山活動レベルに応じた入山規制が行われています。 2018年8月末に、噴火警戒レベルが“1”に下げられ、3年2ヶ月ぶりに噴火口が間近で望める第二外輪山の「前掛山」までの登頂が可能になりました。 本日は、車坂峠(高峰高原ホテル前)の登山口をスタートして、車坂山、槍ヶ鞘を経由し、トーミの頭から黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と浅間山の第一外輪山を縦走します。 登山道では、視界が解放されたり山頂おきに、浅間山本峰「釜山」と「前掛山」が、その見事な姿を間近で見せてくれます。 鋸岳手前からJバンドを激下りし、その先に広がる賽の河原・湯の平周辺のカラマツ林の壮麗な絶景もまた見事です。 そして「賽の河原分岐」を経て、いよいよ「前掛山」へと足を踏み入れて行きます。 「賽の河原分岐」を過ぎた辺りからは森林限界となり、いよいよ砂礫の前掛山山腹の急登を登っていく事になります。 この辺りからは、天気が良ければ北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳の奥に南アルプスも望む事も出来ます。 約一時間程度の急登を登り続けると、浅間山本峰の「釜山」に続く道と「前掛山」への分岐点となりますが、浅間山本峰は現在立ち入り禁止なので、当然「前掛山」へと進みます。 シェルターを過ぎた辺りからは、浅間山の第二火口壁が現れ「前掛山」山頂まで続いていきます。 火口壁の稜線は、平坦でサクサクとした火山灰土で非常に歩きやすいです。 こちらの稜線からは、小諸市街地、富士山や中部山岳等が見渡せますが、時既に遅し💦 この時点では、爆風の雲の中となってしまい、8月とは思えない寒さ💦(泣) 山頂は非常に残念でした。(涙) そこからは、来た道のりを「賽の河原分岐」まで戻り、「湯の平分岐」へと進みます。 「湯の平分岐」を「草すべり」へと向かいますが、ここも地獄の急登。(泣) 半端なく凹みます。(涙) 登らないと帰れないので行きますが、死にもの狂いです。(笑) やっとの思いで登り上げますと「トーミの頭」となります。 そこからは、来た道のりを駐車場まで戻りますが、最後の最後で「車坂山」の登り返しでダメ押しです。(笑) 上信越道の小諸ICを下り、県道79号線の長野・上田方面へ左折します。 県道80号線(浅間サンライン)に突き当たったら高崎・軽井沢方面へ右折します。 高津屋トンネルを抜けた先で、道標に従い高峰高原へ右折し、突き当たりを更に右折して道なりに進むと、高峰高原ビジターセンターがあります。 50台駐車可能でトイレも完備ですが、ビジターセンターの営業時間外は、高峰高原ホテルのトイレを借ります。 協力金をお忘れなく。 高峰高原ビジターセンターの営業時間は8時00分~17時00分で11月初旬から4月下旬は冬期休業となります。 満車の場合は、群馬県側に500m程下ったアサマ2000パークの駐車場を利用出来ます。 峠付近に黒斑山の表コースの登山口、ビジターセンター側に少し下った所に中・裏コースの登山口があります。