活動データ
タイム
19:19
距離
36.2km
のぼり
3346m
くだり
4559m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るすっかり南アルプスに魅了されています。 つい二週間前、塩見岳〜間ノ岳〜北岳を歩いた時に得たインスピレーションを実現。 1日目:北沢峠〜仙丈ヶ岳〜仙塩尾根〜両俣小屋 2日目:両俣小屋〜仙塩尾根〜三峰岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田 前回の山行と併せて、これにて仙塩尾根を完遂! 狙ったつもりはないけれど開催中のTJARの選手の方と遭遇したり、初っ端から野生の熊の食事風景に遭遇したり。 農鳥小屋の「ウケケケ」を肉眼で見て吹き出したり、雨&ガスと台風上陸の不安と闘いながら急斜面をガクガクの脚で大急ぎで下山したり。 長い長い仙塩尾根の稜線は天気が良ければ期待に違わず気持ち良い尾根歩きを満喫できます(本当に長いけど…) 今回のハイライトは、ほぼ情報が無い状態で訪れた両俣小屋。 少人数の場合は基本的に予約を受け付けず(WEBサイトで調べて一応、代理の連絡先になっている北岳山荘に電話してみましたが「一人なら行ってみてください」とのこと、、)15時までに到着しないと夕食なし、という何とも古き良き?タイプの山小屋です(古い山小屋は知りませんが) なんとか14時半過ぎに到着すると、なんとこの辺りは釣り人天国?のようでした。 この日の宿泊客で女性は私だけだし、ほとんどの方が釣り目的で入山されてるよう。 山と一緒に渓流釣りもできたらますます楽しくなるんだろうな…と夢想してしまいます。 両俣小屋は夕食も品数多くて美味しいし、翌日早出のためにお願いしていたお弁当には感涙しました(二段の海苔弁当!) 1日目のお天気は持ってくれましたが、2日目は8割型雨… 午前2時半に両俣小屋を出て野呂川越まで荒廃した倒れ木の道をひたすら登り。 野呂川越の分岐でボゥっ光が見えたので思わずたじろぐと、ビバークしている方のツェルトがありました。後から思うとおそらくTJARの選手の方だったようです。 そこからすぐ先で同じくビバーク後に出発しようとしている野田選手と遭遇し「選手の方ですか??」と逆に尋ねられてしまいました。 間ノ岳から農鳥小屋までの稜線は一瞬晴れ間が見えて「このまま回復してくれるかな…」と期待しましたが、そう甘くはなく。農鳥小屋で一息ついてやっと朝ごはんのお弁当にありついているうちに、再びガスが立ち込めてきました😞 この一瞬の晴れ間を喜んで、私と同時に到着した人たちが各々装備やテントを広げて乾かしていると、名物の農鳥親父さんから「アンタら、今日は荒れるからさっさと出たほうがいいよ!」と叱咤されました(その通りでした、親父さんありがとう!👍) 西農鳥岳〜農鳥岳はほぼ真っ白... ここまで来た私は、もう既に9割以上の工程を終えたつもりでいましたが、ここから奈良田までの下りが長いこと!長いこと! そしてかなり荒れた急斜面といくつかの渡渉箇所もあり。最後の方にはかなり危なっかしい吊り橋までありました😓 白峰三山の縦走レポは比較的よく目にしますが、あの長くて割と危ないルートを歩く人が結構いることに驚きます。 ともあれ、南アルプスに魅了された私はまたすぐに行く計画があるし、もう少し奥まで入り込んでみたい、と企んでいるのでした。
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