活動データ
タイム
43:48
距離
82.5km
上り
7145m
下り
7147m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る先週の水曜日、当初予定していた夏季休暇の日程が仕事でNG、急遽8/8の週に変更💦 前から行きたかった雲ノ平のテント場が空いてる日があり、その日を中心に確保できる近場のテント場を予約⛺ 当初は色んな稜線を歩きたくて、荷物をデポして、赤牛岳や野口五郎岳へも足を伸ばすことを計画 しかし、初日から3日間はほぼガスの中を歩く感じとなり、大幅に計画を変更… テント場でゆっくり時間を過ごすことになりました でもハイライトは、4日目の黒部五郎岳(YAMAP上400座目🎉)の美しさと、5日目の奇跡が重なったうえで見ることの出来た、目の前一面が燃えた朝日🔥 これだけで、ガス3日+雨1日も、チャラに思えちゃいました 笑♪ それにしても夏の北アルプスがこんなに寒いとは思わず、フリースもダウンもなくソフトシェルだけの自分は夕方には凍え、またシュラフの代わりに持っていったSOLのEscape Bivvyだけではちょっと寒かったです💦 上下ダウンを重量カットのために持っていかなかったことを反省…、良い勉強になりました 笑 今回の山行も色んな出会いがあり、これまでに無いこともたくさん経験が出来、良い思い出となりました ※以下、自分の見返す用に長々と書いております🙇 【前日】 車中泊をしようと、新穂高ロープウェイ前の駐車場に23時に到着🚙 しかし営業時間は8時~16時で、入口は施錠されて入れません💦 トイレ前の駐車場の案内を見ていた方に教えてもらい、少し離れた無料駐車場に停めることが出来ました🅿️ 【1日目】 鍋平第8駐車場から新穂高ロープウェイ前までは30分とかなり歩きます そこから笠新道を登って、1つ目の百名山『笠ヶ岳』を目指します! これが地図で見ていたとおりの急登で、ホント長くて辛く、体力をかなり消耗⤵️ 杓子平からは北アルプスって感じの光景が広がり、一気にテンションが上がります⤴️ やっとの思いで稜線に上がったものの、既にガスで笠ヶ岳の姿を見ることは出来ませんでした😢 代わりにこの日は雷鳥に5回も遭遇、何回見ても可愛いですね✨ 笠ヶ岳小屋で牛丼とコーラをチャージし山頂へ!晴れていれば、槍ヶ岳から西穂高岳まで一望できるのですがこの日は何も見えず… そこからすぐに、双六のテント場へ向かいます👣 なかなかのアップダウンがあり、笠新道で体力を削られた後なので長く感じ、双六小屋が見えた時には嬉しかったです♪ 【2日目】 2つ目の百名山『鷲羽岳』の晴れ間の予報に合わせ、スタートは遅めの7時30分 が、双六岳も三俣蓮華岳もずーっとガスの中でした… 鷲羽岳も登らずに雲ノ平に直行しようか思い始めていたところ、三俣山荘手前で突如鷲羽岳が姿を現しました✨ これはもう登るしかない‼️っと、気合いを入れて一気に登ることに❗ しかし結局は展望ほぼ無し… その後も、付近の百名山が見渡せると教えられた祖父岳(じいだけ)でも真っ白… 意気消沈の中で向かった雲ノ平ですが、ようやく晴れ間が見え始め、そこには素晴らしい景色が広がっておりました✨ テント設営後は、雲ノ平をのんびり散策し、山荘でビールを飲みながらまったりと過ごしました♪ 21時くらいから雨☔テントの中は15℃寒い… 【3日目】 晴れのち曇りの予報だったので早めの行動と思ったら、雨がシトシト☔ ダラダラ準備を進め、ガスが抜けるのを期待し時間を遅らせてのスタート👣 でもその甲斐なく、3つ目の百名山『水晶岳』はずーっとガスの中… 3日目ともなると、ガスの中はもう飽き飽きです… 本日の宿泊地の三俣キャンプ場へは、鷲羽岳を登ってもガスなので、源流ルートで向かいます この区間は低いのでガスもなく、お花も沢山咲いている良いコースでした 早々に三俣キャンプ場に着いてしまったので、鷲羽岳が見える良い場所に幕営しのんびりタイム しばらくしてお隣に来られた方と話し込んで、そのままお酒タイム🍻 この方もYAMAPをされてるKo-chanceさんで、立山スタートの周回をされていて、装備のことや北アルプスの色んなルートについて教えてもらい大変勉強になりました📝 その後も定年退職し全国の山を回っているというTさんを交えて交流、とても楽しい時間でした♪ 夜22時すぎトイレに起きたら星空も見え、月明かりに照らされた鷲羽岳も美しい✨ 明朝の山頂でのご来光に期待し就寝💤 【4日目】 2時45分起床⏰ 同時に雨の音☔ 再度就寝💤 出発を渋ってダラダラしてましたが、いつまでいても仕方がないので、小雨の中撤収⛺ 今日もガスの中を歩くことを覚悟し、日頃の行いを悔い改めながら歩いていると、少しずつ晴れていきます でもこんなことは、昨日も一昨日もありましたので簡単には信じません… 案の定、一度顔を見せた黒部五郎岳や笠ヶ岳もまた雲に覆われる始末 が、黒部五郎小屋に着いた時には青空も見えてきたので、これはもしかしてイケるのではと大きな期待に胸が踊ります😆 急いでテントを設営しアタックザックですぐに山頂を目指します❗ この青空があるうちに山頂に立ちたいっ❗ その一心で急いで登ります💨 目の前に広がる美しい見事なカールに目を奪われながら、ついに4日目にして晴れ渡る4つ目の百名山『黒部五郎岳』の山頂に立つことが出来ました😆 しかも記念すべきYAMAP上400座目🎉 嬉しすぎるのと、ようやく北アルプスにきた実感を噛み締めるのと、昨日までの軌跡を地図と見比べたりしながらとで1時間程滞在 そこからは、ゆ~っくりと山を味わいながら、カールで寝転んだりしながら下山しました あとは時間がたっぷりあるので、笠ヶ岳を肴にビールを飲みうたた寝💤 そうしているうち、隣にテントを張った方とトーク開始 そしたらなんと昨年の北アルプスの大地震の翌日に東鎌尾根でスライドしている奇跡! 今年の冬に一緒に登った同僚君の友達が、なんとこの方の友達で、このスライドした時のメンバーだったとのことでまたまたの驚き❗ 最後にYAMAPの友達追加をしようとしたらフォロワーのしゃおさんであることが判明しトドメの驚き‼️😆 これだけの人がいる中、偶然とはスゴいものです✨ しゃおさんが、翌日は3時出発で三俣で朝日を見て鷲羽岳に登るとのこと その後、ご一緒させてもらおうと声をかけたら既に就寝されていたので、とりあえず2時起床に合わせ19時過ぎに就寝 【5日目】 2時起床⏰ しゃおさんが起きているようなので声をかけると、山頂でご来光を見るのでスタートを早めるとのこと💦 三俣まで1時間半、鷲羽岳の登りで1時間、ということはあと30分後には出ないといけないので、大急ぎで着替えてパッキングしてテント撤収💦💦 いつもは1時間半かけるところを30分で終わらせました!我ながらやれば出来ることに驚きました 笑 三俣までのコースタイムが2時間30分、そこから山頂までが1時間20分ですので、お喋りしながらも、いつもよりも少し飛ばします💨 三俣山荘で小休憩し、自分はアタックザックに変えて鷲羽岳を目指します! スタート時よりも雲が多くなってきており、中腹を過ぎた頃からはパラパラと雨も… 山頂が近づくと、先行者達はガスってるし強風なので諦めたと言って下りてきてました 出発をして2時間15分後、日の出10分前に2度目の鷲羽岳登頂⛰️ 一瞬ガスが抜けて、眼下の鷲羽池が見えただけでも良かったと思いながら、風を受けない岩場の影でしばらく待ちます 日の出の時刻が過ぎ、雲の隙間から多少太陽が周りの雲を赤く染めます これが限界かと思った次の瞬間、太陽の方角の雲だけが取れていき、目の前に微かに流れ込むガスを真っ赤に染め上げます🔥 ガスが巻く感じで流れ、それに合わせて瞬く間に形を変え楽しませてくれます 自分達だけの目の前だけに広がる異世界✨ とんでもない自然のショーを目の当たりにし、スマホのカメラもどこにピントを合わせれば良いのか認識出来ないようです 笑 3分程のショーに大興奮⤴️⤴️⤴️ この瞬間に立ち会えたのは、昨日しゃおさんと会えたことと、かつ2人だからこの時間に間に合ったこと、遠くの雲が太陽の方角だけ無くなったこと、 とんでもない奇跡を感じました✨ その後、水晶岳方面へ抜けるしゃおさんと固い握手を交わしてお別れ そこからは長い下りが待ってましたが、雨に降られても心に余裕がありました 笑 その後、5日ぶりの風呂を楽しみ、味噌トンカツを腹一杯食べて帰りました🚙
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