【鷲羽岳 水晶岳 双六岳】裏銀座方面を初歩き

念願叶って裏銀座方面へ歩きに行くことが出来ました。 今まで北アルプスは穂高連邦の東側にしか行ったことがなく、今回の山域は初めてです。ワクワク。 木曜深夜に新穂高温泉無料駐車場に到着、金曜〜日曜の2泊3日で歩いてきました。 1日目) 新穂高温泉-双六小屋-双六岳-双六小屋 2日目) 双六小屋-三俣山荘-鷲羽岳-水晶岳-三俣山荘-双六小屋 3日目) 双六小屋-樅沢岳-双六小屋-新穂高温泉 ●1日目 新穂高温泉から双六小屋までは約6時間ほどで到着。 歩きはじめは快晴だったのですが途中から雲が増え展望はなくなりました。 太陽の暑さが軽減されて結果オーライだった気がします。 樹林帯歩きは暑さとの戦いって感じでしたが、時折天然のクーラーのような沢からの冷たい風が流れてきて気持ちよかった。 途中オコジョに遭遇できてラッキーでした！ とてもかわいかった…！ 鏡池では水面反射も見れてラッキー続き。(槍は雲で隠れてたけど) 新穂高温泉から双六小屋までの道中はさまざまなお花たちが出迎えてくれてとても良かったです。 トリカブトの花って初めて見ました。 双六小屋でテントを設営し、軽い荷物で双六岳へ。 天空の滑走路(後から知った)は雲の中でした。 今度は晴れている時にいきたいですね。 双六小屋で働くばやしさんにお会いできて嬉しかったです。とても素敵な方だった…！ ●2日目 翌2日目は、鷲羽・水晶を巡って沢山歩きます。 朝4時にテン場を出発し歩きはじめます。 ガスの中を歩いていると少しずつ晴れてきて、朝焼けを眺めることが出来ました。 鷲羽岳がモルゲンロートに染まるのかなって思ってたけどそうでもなかった。 サクサク歩いて三俣小屋へ。 この頃には槍ヶ岳が綺麗に姿を見せてくれました。 槍を眺めつつ鷲羽岳へ。 鷲羽岳の稜線好きすぎます。あのフォルムたまらん。 頂上では晴れたりガスったりを繰り返しながらたまに景色を楽しめました。 水晶岳方面は完全に雲の中でこの先歩きたくないなあと思ってたんですが、同じ工程で歩いていたらお姉さん方に「晴れるから水晶岳も行きましょう！」とおケツ叩かれて向かうことにしました。 結果、この助言を聞いておいてよかった。 水晶岳でも素晴らしい景色を堪能することが出来ました。(名古屋からのお姉さんたちありがとう！) 雲ノ平や黒部五郎岳、剱立山方面まで色々見えて、もっと先まで歩きたい欲が増し増し。 北アルプスのスケール半端ないですね。 360°どこを見ても本当に素晴らしい景色が広がっていて、達成感も満足感も段違いです。 この山々を遊び尽くすことは出来ないじゃないかというくらい広大。 まだまだ時間をかけて色んなところを歩いてみたいです。 さて水晶岳で景色を堪能したあとは双六小屋に戻ります。 鷲羽岳の巻道を通ったのですが、沢沿いを下っていくルートでお花が沢山でこれまたサイコウ。 ただこの時は日差しがとても強くかなりしんどかった。 ずーっと日傘さして歩いてました。 双六小屋に到着した夕方になると、辺りはまた雲に包まれてしまいました。 夕飯を済ませ早めの就寝。 ●3日目 4時ごろ出発で樅沢岳へ。 頂上から朝陽を堪能。 槍ヶ岳と朝陽をばっちり眺められました。 テントを撤収し下山しました。 双六小屋から新穂高温泉までは4時間くらいだったようです。 2泊3日でとても濃厚で楽しい時間を過ごせて大満足です。 まだまだ行ったことのない場所が沢山なので、この先も安全に楽しみたいと思います。