御十八夜から馬乗り馬頭観音を巡る

2022.08.07(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:35

距離

46.0km

のぼり

103m

くだり

193m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 35
休憩時間
1 時間 57
距離
46.0 km
のぼり / くだり
103 / 193 m
2 58

活動詳細

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今日は午前中は地域の草刈りに参加してました。 時間は短いのですが、この暑さの中の草刈りなので、前日は用心をとって、どこにも行けず。 早く終わったので、シャワーを浴び、お昼を早めに済ませてから、市原の御十八夜に向かいました。 山と無線の仲間がアンテナ試験をするというので、久々に無線機をもって、皆さんと交信をしようと出かけてきました。 さあ、無線機設置が終わったころ、あれ、ポツリ。 あわてて、傘をさしながら、1、2回呼び出しをしたが応答なし。 チャンネルをぐるぐる回しながら、バンド内を探していると、ほどなく、ザーーー! うわあ!こりゃだめだ! と、あわてて、きちんとたたむ間もなく、傘をさしたまま無線機もアンテナ付けたまま下の広場に撤収! 登山路は完全に泥の川になってました。 しばらく、車で待機しているところへ、なんとジョンシンヤさんが甥っ子さんを連れて、到着! ここを紹介したかったと、連れてこられたとか。 雨がやむまで、しばらく車で待機されてましたが、結局やむことはなく、あきらめて帰って行かれました。 「また来てねー!」 私も、無線をあきらめるしかなく、かといって、このまま帰るのもしゃくなので、見てみたいと思っていた、「馬乗り馬頭観音」へ、雨が止むことを期待しながら、車を走らせました。 先日ゆずかりんさんたちが紹介してくれたので、調べてみたら、これはとても貴重なものらしく、馬に乗っているいわゆる馬乗り馬頭観音というのは千葉県内にしかほとんどないものだとか。 それもこの市原から君津にかけての西上総地域と銚子付近の東総地域に限られているようです。 はっきりしたことはわかりませんが、姉ヶ崎あたりの石工が最初に創作して、それが徐々に君津方面の南西と銚子方面の北東へと広がったのではとの解説もあります。 それとともに形態も単に馬にまたがっているものから生き生きと空を翔まわるもの、馬上で座禅を組むもの、立ち上がるものなどいろいろなものがあるようです。 石工のすばらしい想像創作力、芸術性、当時の人々の馬頭観音様への信仰心などを直に見てみたいと思うようになりました。 でも雨足はさらに激しく、ピカ!ゴロゴロ!道路は川のようになっているところもあり、こりゃだめかなあ! それでも天気予報では雨がやむこともある予報だったので、まあ、場所を確認するだけでもと、行ってみることに。 山ではなく、道の横にあるようなので、傘さして見ればいいかと。 そして一番見たかった、「天翔る馬乗り馬頭観音様」になんとか到着。 、と、不思議なことにあれほど激しかった雨が止んだではないですか! ひょっとして私を歓迎してくれてるの?なんて、勝手に喜んで。(笑) でも来てみてよかった! このあと、家路へと帰りながら、あと4体ほど訪ね、満足の一日となりました。 ※途中、位置をマーキングしようと目的地へ着くまでは一時停止しながら、軌跡を残していたのですが、なぜか、時間が短かったせいか2つは軌跡が消えてました。 でもGoogleMapで「馬乗り馬頭観音」と検索すると、かなりの数のものがどなたかによって、アップされているので、かなりの数の馬頭観音様に簡単にたどり着けます。 西原のものはネットで検索しておおよその場所はわかっていたので、最初にここへ向かいました。 そのあと、GoogleMapにアップしておきましたので、たぶん、検索すると今は出てくるかとは思います。 でも実際の数はまだまだたくさんのものがあるようです。 是非、機会があれば途中、お近くを通ることがあればぜひ目に入れてみてみてくださいね。 きっとご利益があると思いまーす。 ほとんど歩いてないので、DOMOはもらえません!(笑)どうも、どうも。

 米沢の森 久しぶりの御十八夜です。
Nさんたちが一生懸命整備してくれています。
久しぶりの御十八夜です。 Nさんたちが一生懸命整備してくれています。
 米沢の森 天気が思わしくないので、遠くは見えません。
天気が思わしくないので、遠くは見えません。
 米沢の森 山頂!
山頂!
 米沢の森 さあ、無線機をセット!
さあ、無線機をセット!
 米沢の森 あれ?雨?
あわてて、傘を差しながら、あわてて書き込みされていたチャンネルなどに呼び出しをかけるも、全く応答なし。
このあと、ザーザーぶりになり、あきらめて撤収。
山頂には退避場所なし。
あれ?雨? あわてて、傘を差しながら、あわてて書き込みされていたチャンネルなどに呼び出しをかけるも、全く応答なし。 このあと、ザーザーぶりになり、あきらめて撤収。 山頂には退避場所なし。
 米沢の森 陽だまり広場にてしばらく待機。
でも雨はほとんどやまず。
陽だまり広場にてしばらく待機。 でも雨はほとんどやまず。
 米沢の森 今日の収穫物!
ころんでもただでは起きない!
雨でもただでは帰らない!(笑)
今日の収穫物! ころんでもただでは起きない! 雨でもただでは帰らない!(笑)
 米沢の森 雨の中だが、馬乗り馬頭観音を巡ろうと出発!
雨の中だが、馬乗り馬頭観音を巡ろうと出発!
 米沢の森 一番見たかった、西原の「天翔る馬乗り馬頭観音様」に到着!
すると雨がとたんに止みました!
写真中央付近の田んぼの向こうの茂みの先端あたりに何か石塔が見えます。あれだな。
一番見たかった、西原の「天翔る馬乗り馬頭観音様」に到着! すると雨がとたんに止みました! 写真中央付近の田んぼの向こうの茂みの先端あたりに何か石塔が見えます。あれだな。
 米沢の森 これこれ!
これこれ!
 米沢の森 こりゃすごい!
こりゃすごい!
 米沢の森 文化元年。
1804年。
文化元年。 1804年。
 米沢の森 ほんとよく見れば見るほど素晴らしい!
馬も三面六臂の馬頭観音様もそして観音様の頭の馬もみな下の下界を振り返って見下ろしています。
下には山並みも描かれています。
まさに天を翔けています。
すごく生き生きとしていて、いつまでもじっと見ていたい!
今にも石塔から抜け出して、空へ駆けあがりそうですよね。
こんな観音様が私たち、生き物すべてをを見守ってくれていると思うと心強いですね。
ほんとよく見れば見るほど素晴らしい! 馬も三面六臂の馬頭観音様もそして観音様の頭の馬もみな下の下界を振り返って見下ろしています。 下には山並みも描かれています。 まさに天を翔けています。 すごく生き生きとしていて、いつまでもじっと見ていたい! 今にも石塔から抜け出して、空へ駆けあがりそうですよね。 こんな観音様が私たち、生き物すべてをを見守ってくれていると思うと心強いですね。
 米沢の森 次はここです。
ひっそりと道の奥の空地にたたずんでいました。
次はここです。 ひっそりと道の奥の空地にたたずんでいました。
 米沢の森 こんな場所です。
こんな場所です。
 米沢の森 天羽田の馬乗り馬頭観音様です。
これもすばらしい芸術性です。
なんかアジア、インドの彫像にもつながるような感じで素敵ですよね。
他ではこんな石仏なかなか見れないかと思いますよ!
慶応二年(1866年)
天羽田の馬乗り馬頭観音様です。 これもすばらしい芸術性です。 なんかアジア、インドの彫像にもつながるような感じで素敵ですよね。 他ではこんな石仏なかなか見れないかと思いますよ! 慶応二年(1866年)
 米沢の森 このゴミの集積所の裏の空地に置かれています。
ここらあたりも古道だったんでしょうかね。
このゴミの集積所の裏の空地に置かれています。 ここらあたりも古道だったんでしょうかね。
 米沢の森 次に訪れたのはここです。
椎津新田白塚の馬頭観音様です。
路傍にあって、すぐ見つけられました。
次に訪れたのはここです。 椎津新田白塚の馬頭観音様です。 路傍にあって、すぐ見つけられました。
 米沢の森 左にも馬頭観音碑。
地域の方々に大事にされているようです。
左にも馬頭観音碑。 地域の方々に大事にされているようです。
 米沢の森 この馬が飛び出ている感じはすごいですよね。
こんなの見たことない!
お顔がここのはお優しいですね。
柔和な三面六臂の馬乗り馬頭観音様です。
これはリアルな感じで又いいですよね。
この馬が飛び出ている感じはすごいですよね。 こんなの見たことない! お顔がここのはお優しいですね。 柔和な三面六臂の馬乗り馬頭観音様です。 これはリアルな感じで又いいですよね。
 米沢の森 安永(1776年)
江戸道たかくら道とかかれているようです。
安永(1776年) 江戸道たかくら道とかかれているようです。
 米沢の森 でもこれもほんと、石塔から出てきそうな感じです。
でもこれもほんと、石塔から出てきそうな感じです。
 米沢の森 馬もほんと生き生きと描かれています。
馬もほんと生き生きと描かれています。
 米沢の森 次はここ不入斗(いりやまず)です。
次はここ不入斗(いりやまず)です。
 米沢の森 川沿いの道の路傍に置かれています。
右側にはお地蔵様も。
川沿いの道の路傍に置かれています。 右側にはお地蔵様も。
 米沢の森 左は庚申塔でしょうか。
左は庚申塔でしょうか。
 米沢の森 右の石塔の文字はありがたい念仏でしょうか?
私も3回ほど唱えながら、手を合わせました。
右の石塔の文字はありがたい念仏でしょうか? 私も3回ほど唱えながら、手を合わせました。
 米沢の森 道標のようです。
たたら道?
道標のようです。 たたら道?
 米沢の森 江戸道?
でも道の向きと違うので、元はここではなかったのかもしれませんね。
道の普請で位置を変えられたりして、のちの方がここに庚申塔、お地蔵さまと共に安置されたのかな。
江戸道? でも道の向きと違うので、元はここではなかったのかもしれませんね。 道の普請で位置を変えられたりして、のちの方がここに庚申塔、お地蔵さまと共に安置されたのかな。
 米沢の森 これも三面六臂の柔和なお顔立ちです。
馬の脚は少しスリムですが、きれいな飾りの衣を着せてもらい、優しそうな眼をしていますね。
これも三面六臂の柔和なお顔立ちです。 馬の脚は少しスリムですが、きれいな飾りの衣を着せてもらい、優しそうな眼をしていますね。
 米沢の森 むこうのお地蔵様と並んで、これも地域の方が大事にされているものと思います。
むこうのお地蔵様と並んで、これも地域の方が大事にされているものと思います。
 米沢の森 お地蔵さまも立派で堂々としておられます。
お地蔵さまも立派で堂々としておられます。
 米沢の森 最後はうちから一番近いところの東国吉の馬乗り馬頭観音様です。
最後はうちから一番近いところの東国吉の馬乗り馬頭観音様です。
 米沢の森 ちゃんと祠が建てられていました。
ちゃんと祠が建てられていました。
 米沢の森 少し小さめで、賽銭箱がすこし目立ちすぎますね。(笑)
左は将棋の駒ですか?角?
少し小さめで、賽銭箱がすこし目立ちすぎますね。(笑) 左は将棋の駒ですか?角?
 米沢の森 説明書きによると、やはりこれもかなり珍しい、貴重なもののようです。
説明書きによると、やはりこれもかなり珍しい、貴重なもののようです。
 米沢の森 言われないとわかりませんが、よく見ると立っているこの一面四臂の馬頭観音様。立っているのですが、足元にはなんと弱弱しいですが、どうもこれは馬のようです。(笑)
寝そべっているようにも見えますが。
ちょっとかわいそうな気もします。(笑)
顔は憤怒ですよね。
どうみても馬をいじめているのではないかと。(笑)
元禄17年(1704年)というから、300年以上前の古いものですね。
言われないとわかりませんが、よく見ると立っているこの一面四臂の馬頭観音様。立っているのですが、足元にはなんと弱弱しいですが、どうもこれは馬のようです。(笑) 寝そべっているようにも見えますが。 ちょっとかわいそうな気もします。(笑) 顔は憤怒ですよね。 どうみても馬をいじめているのではないかと。(笑) 元禄17年(1704年)というから、300年以上前の古いものですね。
 米沢の森 お参りをして、又来ます!とご挨拶。
これで帰宅しました。
なかなか楽しい一日となりました。

尚、どこも車をきちんと置けるところはありませんので、地域の方に、ご迷惑をかけないよう、お参りは短時間で済ませましょう!
ありがとうございました。
お参りをして、又来ます!とご挨拶。 これで帰宅しました。 なかなか楽しい一日となりました。 尚、どこも車をきちんと置けるところはありませんので、地域の方に、ご迷惑をかけないよう、お参りは短時間で済ませましょう! ありがとうございました。

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