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宮島カヤック&登山1日目(ぶらカヤック宮島一周)の写真

2022.08.03(水) 17:05

もう少し。

この写真を含む活動日記

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26.7 km

992 m

宮島カヤック&登山1日目(ぶらカヤック宮島一周)

宮島(厳島)・弥山 (広島)

2022.08.03(水) 日帰り

 「カヤックで宮島一周」今から19年も前のことだが、ショップのツアーに参加したことがある。その時の私の艇はファルトボートだったので、他の参加者のFRP艇のスピードについて行けずツアーなのに、ほぼソロという苦い経験をした思い出がある。それ以来なかなかできずにいた。今はFRP艇を持っているし、「宮島一周」今度はソロで行きたいと思っていたのだが、山陽側は出艇できる良い場所がなく、ツアーの時の場所も、ショップの近くで、駐車場もなかったので、そこも使えず、今までできずにいた。  以前、自転車で、宮島を散策した時、カヤックを積んだ車が島内を走っているのを見て、これだ!と思ったのだが、それを今回やってみることにした。ほとんどの方が、渡る前の本土側に駐車して、渡っているのだが、宮島にカーフェリーで車ごと渡れるのだ。そのカーフェリーを利用(往復で3380円)して、宮島にカヤックを持っていき、島から出艇し、「宮島一周」をすることにした。  前日の夜、いつものように、車中泊なのだが、今回は、掛頭山の山頂で、天の川とご来光の撮影をして、その足で、宮島へ向かうことにした。掛頭山で撮影をしたかったし、宮島口の駐車場は料金がかかるので、節約もかねて。  掛頭山についたのは深夜、当然私一人と思っていたのだが、なんとカメラマンが、こんな深夜に・・・すごいなあと驚いていたが、人のことは言えない。天の川の方向と、掛頭山のシンボルのリフトとの場所の関係で、一緒に入れた図は今一つだったのだが、この時期には珍しく雲海が出ていて、とても幻想的な風景を見ることができ、ここで車中泊は大正解だった。(涼しかった)ご来光は、雲の中だったので、少し待ってみたが、やはりだめだったので、遅くなりすぎても宮島一周が難しくなるので、宮島へ向かう。  カーフェリーの受付の方に、今更だが、島には駐車場がありますか?と聞くと、あるにはあるが、観光地から遠い、包が浦というところらしい。まあ、カヤックで出ることができそうな海岸もあるところなので問題ない。  カーフェリーはあっという間で、すぐに宮島へ上陸することができた。上陸してすぐのところにも駐車場があったが、ここはどうやら、カーフェリーに乗る人が停めている場所のよう、明日、帰る前だったら使えそう。  さて、教えてもらった包ヶ浦の駐車場へ行く。ここのすぐ横に、キャンプやカヤックなどができるショップのようなものがあり、ひょっとして、そこの駐車場?と思って、受付へ行くと、公園の駐車場らしく、無料とのこと。カヤックを出してよいかも聞いたところOKとのこと。これで、安心して、カヤックができる。  準備をして、海岸まで、カヤックを運ぶ。三分割の強み、重いので分割したまま運び、海の近くで組み立てをする。  さあ、いざ出艇。時間的に多少不安もあったので、最悪の場合、一周せず戻ってくることも考え、一番の見どころ厳島神社方向へ向かう。  フェリーの発着場所は、外側は通らず、橋の下を通る。こうすることで、フェリーにじゃまにならずに通行できるのだ(ツアーの時教えてもらった)さて、厳島神社はちょうど、潮が満ちていて海の上にある絵になる状態。安全祈願をする。それでも、あまり近づいたらまずいかと思い、やや遠目から拝む。大鳥居は現在も修繕中。3年ぐらいこんな感じだが、いつ完成するのだろうか?  その後、先へ進む。カキの養殖イカダがいっぱいの海域を通る。まるで、港の中を通っているかのよう。養殖イカダの横には、待合所のようなイカダもあり、見ていて面白い。  イカダ群を通り抜け、今度は、島の南側へ向かう。今日の波予報は1m以下なのだが、やや波がある。日本海の波と比べて、波長が短いようで、複雑な感じになり注意しながら進む。  あまり人が入らない区域。宮島の違った一面も見ることができ面白い。上陸できそうな砂浜は割とあり、その中の一か所に上陸。ここで、夏の定番、シュノーケリングを行う。カヤック上からはあまりわからなかったし、もしかしたら、この場所だけが特別なのかもしれないが、日本海の海に比べると、透明度はなく、細かな浮遊物がある感じで、遠くまで見渡せない感じがした。最初は魚もなかなか見つからなかったのだが、ちょっとすると、チヌが数匹泳いでいるのを見つけた。他にも何かの稚魚がかたまっておよいでいた。上陸し、昼食。ここは、今朝、宮島に上陸する前にコンビニで購入した弁当。こういうところで食べるのって、本当に幸せを感じる。  後半戦突入。波は相変わらずなかなかの状態。時間も気になるので、トレーニングモードで、先へ進む。途中、いい感じの海岸も数か所、今晩の星空観察の候補になりそうなところも確認しながら進む。祠もところどころにあり、さすが、神の島だけある。  ゴールの包ヶ浦が見えてきた。ゴール。カヤックを片付けるために車へ。するとスタート時に、太陽光パネルを車の屋根に強力マグネットで設置していたのが、誰かが引っ張った感じで、フロントガラス側に落ちていた。だれかが、いたずらでやったのか!!とちょっと怒りモードに入りかけたが、よくよく考えると、パネルからバッテリーまでつながっているコードをここらにいっぱいいる鹿が草のつると間違えて引っ張ったのだろうと考えた。でないと、人がこんなつまらないことをしても何のメリットもない。ソーラーパネルとられずにそこにあることからも、鹿の仕業だと解釈した。肝心の充電は、満充電になっていた。  さて、カヤックを車の中に入れ、ここの公園のお風呂に入ろうと、受付に行ってみると、なんと、午後4時半で終了になっていた。早っ!!仕方なく、トイレの横のシャワーを使おうと思ったら、ここも、もう終了で、鍵がかかっていた。なんで~~。やや怒りモードが復活したが、怒っても仕方がない。水道で、頭から水をかぶったり、タオルに水をたっぷりつけて、汗を流したりして、さっぱりした。  夕方、せっかっく宮島まで来たのだが、観光地の方へも行ってみた。そこで、もう一つの持参アイテム折り畳み自転車の登場。これで、町を散策できる。夕方の宮島を堪能しながら、写真を撮った。  宮島の食堂で夕食をとも考えていたが、宮島のお店は観光客対象なので、閉まるのも早い。食事ができるところはほぼ閉まっていたので、念のために用意していたパックのご飯と、レトルトカレーを夕食にした。キャンプの雰囲気もあり、これがうまい。パックになったものを買っていたので、おかわりをして、2杯食べた。満足。  その後、天の川は島の反対側に行くと見えるはずなので、昼間にめぼしをつけていた海岸まで行ってみた。これがくねくね道でなかなか大変だった。それでも、その海岸は、簡易ではあるがトイレもあり、仮眠をしながら、星空観察をしも大丈夫そうなスペースもあったので、天の川撮影をしながら車で仮眠をとることにした。ただ、天の川は、山陰で撮るのとは違い、町の光が多く、いい感じでは撮れなかった。う~ん難しい。  明日は、宮島2日目。弥山登山だ。