活動データ
タイム
13:10
距離
14.7km
のぼり
2352m
くだり
2332m
活動詳細
すべて見る剱岳に登ってきました。剱に登ったのは、28年前に、早月、雷鳥平にテント泊で縦走した1回きりです。その時は、山の師(キスリング、ホエーブス、ダブルヤッケ世代)に、「剱は早月から登らないと、登ったって言わないよ。」と言われ登りました。剱岳は日帰りでは登れず、一泊でも他の山に縦走できないので、仲間うちでは敬遠されがち。5年ぐらい前の10月に、仲間と室堂から剱に向かいましたが、剣御前小屋で前日降った雪が凍結していて危険、とストップをかけられ、やむなく立山周回に変更。子育て中は、岩稜を自粛していたのもあって、今回やっと2回目の剱岳となりました。ヤマップを開くと、早月ピストンが日帰りになってる。13時間半14.4km、時間は長いけど、距離はそこそこ。私たちの世代は、不測の事態に備え、15時には行程を終わらせなさいと教えられたけど、今は救助体制も充実してるし、携帯も通じるので、早月も日帰りになっちゃうんだなとか思いながら、なんか行けそうと思い登ってきました。前回登ったときの記憶は、早月小屋に思ったより早く着いて、時間を持て余した事と、山頂直下の登りがめちゃくちゃ怖かった事ぐらいで、辛かった思いは残ってません。でも今回登ってみて、早月は凶暴だと思いました。序盤に長い緩斜と中盤になだらかな所がちょっとありますが、上部は危険な岩稜で、それ以外は過酷って言って良いような急登がほとんどです。急登序盤から手を使って登るようなところが、ぽつぽつ出てきます。下りも急なので、結構体力を消耗します。ここは、トレイルランナーの方とか、ヤマップでもみんなに凄いと言われる健脚の方しか日帰りしないほうが良いと思います。か、または絶対天候が崩れないと思われる日に、超軽装で行くかですかね。私は2度としないと思います。やっぱり早月は、小屋で一泊し、十分疲れをとってから、ピストンするなり、縦走するなりした方が良いです。今回は、ハイドレーションで水2L、ポカリ0.5L、お茶0.5L、グリコのパワー飲料0.5L、おにぎり3個、チョコクッキー5枚、チェルシー5個、グリコのアミノ酸パウダー2袋を持っていきましたが、チェルシーと水以外は使い切り、下りはもうちょっとカロリーが欲しかったです。家を出た時と、登頂前にサンドイッチを食べてます。福井の方が、早月で行方不明になられているとのことで、急な斜面では目を凝らしながら登りましたが、何の痕跡も見つけることは出来ませんでした。
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