S:白木峰・小白木峰;天空の楽園へ

2022.07.30(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:49

距離

14.8km

のぼり

1162m

くだり

1180m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 49
休憩時間
45
距離
14.8 km
のぼり / くだり
1162 / 1180 m
1
1 23
1 28
24
40
1 11
56
2

活動詳細

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昨日に引き続きの登山です。 富山県と岐阜県に跨る白木峰。山頂直下に広がる平原に浮かぶ「浮島の池」が目当てで多くの方が訪れます。 林道は崩壊があって通行が困難と伺っていますので、小白木峰を通るルートで進みました。 前日の白山山系の別山・三ノ峰登山を済ませた後に石川県から富山県まで160㎞の道のりを4時間かけて走行。 白木峰は土日は駐車スペースが無くなる程との情報でしたので、前日にアクセス地点まで入って車中泊しました。 林道走行途中で野生の鷹やテンに遭遇したり、到着直後にアブの大群に襲われたりで少々波乱でした。 夕食をさらっと済ませた辺りで周りは真っ暗。 誰もいない深夜の場所は川の流れの音しか聞こえない面白い世界です。熊は当然居るところです。 火を使って何か作っていたら匂いに釣られてやってきそうです(^^)/ 翌朝は4時少し頃に起床して、まだ暗い中で登山準備を進めました。 登山道が分かる程度の明るさになったところで出発。 ダム横にある穴?を通って谷川へ一旦下ります。 そこから登り返しがあり、斜面に沿って作られた細い登山道を慎重に進みます。 ふと足元を見ると何やら紅色の丸い物… これは何だ?としゃがんで見てみると、何と「タマゴダケ」でした。 最近の情報で存在は知っていましたが、まさかにこんな場所で出合えるとは思っても見ませんでした。 その後、崩壊したような場所、ロープなどの補助具が設置してある緊張必須の所を進んでいきました。 急傾斜が続く道を進み、少し緩和されたところで。 よもやよもや!第一弾。 再びのタマゴダケとの遭遇です。それも今度は何と3つ兄弟姉妹ではありませんか!(^^♪ こんなことがあっていいのかなぁ?タマゴダケはとても美味で、見つけたら持って行ってしまう方が多いと伺いました。 が、そこはそれで、山の財産の一つですので当然自重して写真撮影のみで先に進みました。 傾斜は更に急になりました。標高差200m弱続きました。 傾斜終点の目の前には広い湿原が広がっていました。きらきら光る水面が実に幻想的に映りました。 小白木峰への道はドロドロの箇所が多く、ゲーターは必須の場所でしたが、履き忘れてしまい下山後は裾の当たりまでは泥だらけでした((+_+)) 進行方向に日差しを受けるので登山道が殆ど見えません。 日射を手で避けながら進んでいきますがそれに気を取られていると足物でドボンがあるので歩行速度もゆっくりとせざるを得ませんでした。 小白木峰に到着。標識があるだけでピークと言う感じではありません。 すぐ側に展望があり、そちらに行ってみると… よもやよもや!第2弾。 御嶽山とそれに連なるように飛騨山脈の連山が実に頼もしい限りで見えました(^^)/ 暫し休息して絶景を楽しみました。 更に歩みを進めます。 白木峰までの長い道のり多くのアップダウンがありました。 どちらかと言えばダウン量>アップ量です。従って帰路は登りが多くなると言うことです。 それを念頭にして歩みは出来るだけエネルギー消費を抑えました。 見たこともない🍄やおおきな🐸。 面白い物が何と多いことか。 白木峰までは咲いている花は少な目でした。 時折、景観のいい場所にでると飛騨山脈の連山が眺められました。 白木峰に到着。 ここからはぐるっと360度の絶景でした。 飛騨山脈の雲の平ににた風景でしたが、あちらは山並みが見えませんので 私見ではこちらの方が勝っていると思います。 浮島の池へ向かいました。 木道の周りには今が盛りの花々が色とりどりの姿を披露してくれていました。 白山では盛りは過ぎたと聞いていたニッコウキスゲもここではまだまだ元気いっぱい(^^)/ 小さな池も数か所見られ、正に天空の世界に降り立ったような気分です。 誰もいない大きな湿原に一人っきり。何と贅沢な登山でしょう(^_-)-☆ 浮島の池に到着。 よもやよもや!第3弾。 多くの方々がトップページに載せるだけあって、更に気持ちはヒートアップしました。 日射を受け光り輝く水面。微風に揺れる華奢な草。その先には御嶽山と劔岳まで見える飛騨山脈の連山。 いつまでもここでじっと過ごしていたい気持ちにさせてくれる落ち着ける場所でした。 浮島の池を後にして一旦白木峰へ戻りました。 ここでお腹を満たすため暫し休息。 連なる山々や富山湾を見ながら食べるお握りはいつも以上に美々でした。 休息を済ませて下山しました。 帰路はアップが多かったので、ちと足が重い時もありました。 40歳のころには2日続けてどころかそれ以上の登山を熟していたのに年齢を重ねると体力不足を感じました。 小白木峰を過ぎて暫くの所で先を行く登山者を見かけました。 追いついてやろうかと少し速度を増したのですが追いつけません。 小白木峰の展望所で休憩しようとしたところ、ちょうど彼も休憩されていました。 お互いの登山歴などお話した後にフォローして頂きました。 楽しいお話をありがとうございました。 帰路に再びタマゴダケの観察をしました。 3つ兄弟姉妹は大きさに変化は無いようでしたが、そのすぐ横に 往路では見ていなかった(見落とした)目算で全長18㎝の鶏卵サイズのタマゴダケがありました。 種類は違うのですが他のキノコは大きく笠を開いていました。 沢山の菌を広げていっぱい仲間を作ってほしいと思いました。 タマゴダケの森になっては人が多くなるかもしれませんが、ほどほどがいいかなと思いました。 斜面に削られた登山道を慎重に下りていきました。 谷川に降り立ってお腹いっぱいの水を飲みました。 生き返った気持ちになりました。 本当は3日目の登山も計画していたのですが、ウェアを2着分しか持ってこなかったのが分かったので 3日目は取りやめました。 歩行距離≒34㎞ 高低差≒3050m。楽しさも沢山味わえた有意義なトレーニングができました。 ヤマレコ情報(写真が多い) https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4533253.html [ルート情報] ①登山口~小白木峰; 斜面に沿った細い登山道を進む。危険個所多数。 更に急傾斜が続くのゆっくり目のペースで進むこと。 ②小白木峰~白木峰; 湿原のぬかるんだ道を進む。途中に大きなアップダウンもある。 ③白木峰~浮島の池; 基本的に木道を進む。アップダウンも多少ある。木道の分岐が多いので確認しながら進むこと。 [天候情報] 降雨量:0㎜ 風速:3m/s 気温:21℃ 雲量:15% 湿度:70~80%

白木峰・小白木峰 この右の通路を通ってきました
この右の通路を通ってきました
白木峰・小白木峰 谷川に少し下ります
谷川に少し下ります
白木峰・小白木峰 急傾斜の丸太すみに
何と「タマゴダケ」
急傾斜の丸太すみに 何と「タマゴダケ」
白木峰・小白木峰 崩壊寸前の場所を進む
崩壊寸前の場所を進む
白木峰・小白木峰 何と「タマゴダケの兄弟姉妹」
右上は違う種類のようです
何と「タマゴダケの兄弟姉妹」 右上は違う種類のようです
白木峰・小白木峰 急傾斜を上がり切った直ぐにある湿原
急傾斜を上がり切った直ぐにある湿原
白木峰・小白木峰 進行方向に日射を浴びながら進む
進行方向に日射を浴びながら進む
白木峰・小白木峰 ずっと先にピークらしきものが見える
ずっと先にピークらしきものが見える
白木峰・小白木峰 小白木峰到着。
展望所もあります。
小白木峰到着。 展望所もあります。
白木峰・小白木峰 展望所からの景観。
御嶽山から劔岳まで見えます
展望所からの景観。 御嶽山から劔岳まで見えます
白木峰・小白木峰 登山道にあったきのこ
登山道にあったきのこ
白木峰・小白木峰 時々視界が広がります。
時々視界が広がります。
白木峰・小白木峰 何かが飛び跳ねた!!
大きなかえるさんでした。
何かが飛び跳ねた!! 大きなかえるさんでした。
白木峰・小白木峰 木々の間の湿った登山道を進みます
木々の間の湿った登山道を進みます
白木峰・小白木峰 ツルアリドオシ
と
オオカメノキ
ツルアリドオシ と オオカメノキ
白木峰・小白木峰 白木峰はもう少し
白木峰はもう少し
白木峰・小白木峰 最後の一登り
最後の一登り
白木峰・小白木峰 と思ったが、もうちょっと。
と思ったが、もうちょっと。
白木峰・小白木峰 着きました(^^)/
着きました(^^)/
白木峰・小白木峰 浮島の池に向かいます。木道がすーっっと
浮島の池に向かいます。木道がすーっっと
白木峰・小白木峰 ニッコウキスゲの群生があった
ニッコウキスゲの群生があった
白木峰・小白木峰 木道は更に進んでいく。
木道は続くよ~。どこまでも~。
チャチャチャ(^_-)-☆
木道は更に進んでいく。 木道は続くよ~。どこまでも~。 チャチャチャ(^_-)-☆
白木峰・小白木峰 途中にも小さな池があって
途中にも小さな池があって
白木峰・小白木峰 ニッコウキスゲが真っ盛り
ニッコウキスゲが真っ盛り
白木峰・小白木峰 ここにも池。
ここにも池。
白木峰・小白木峰 飛騨山脈が正面に見える
飛騨山脈が正面に見える
白木峰・小白木峰 こっちにも池。
こっちにも池。
白木峰・小白木峰 ギボウシ
と
バイカツツジ
ギボウシ と バイカツツジ
白木峰・小白木峰 浮島の池に到着
浮島の池に到着
白木峰・小白木峰 水と青空と連なる山々。
正に天空の世界です。
水と青空と連なる山々。 正に天空の世界です。
白木峰・小白木峰 日差しを受けてきらきら輝く水面
日差しを受けてきらきら輝く水面
白木峰・小白木峰 草の塊が浮島なのでしょう
草の塊が浮島なのでしょう
白木峰・小白木峰 何とも言えない満足感
何とも言えない満足感
白木峰・小白木峰 静かに過ごすにはうってつけの場所
静かに過ごすにはうってつけの場所
白木峰・小白木峰 誰もいない世界を独り占め。
早起きして来た甲斐があった
誰もいない世界を独り占め。 早起きして来た甲斐があった
白木峰・小白木峰 紫陽花
と
知らない🍄
紫陽花 と 知らない🍄
白木峰・小白木峰 白木峰に戻ります。
ニッコウキスゲの群生の脇を過ぎて。
動画は何本撮ったのかな?
写真だけでは味わえない良さがある
白木峰に戻ります。 ニッコウキスゲの群生の脇を過ぎて。 動画は何本撮ったのかな? 写真だけでは味わえない良さがある
白木峰・小白木峰 コケモモ
と
ノアザミ
コケモモ と ノアザミ
白木峰・小白木峰 イワイチョウ
と
ホツツジ
と
ツバメオモト(右)
イワイチョウ と ホツツジ と ツバメオモト(右)
白木峰・小白木峰 6枚目の写真と同じ場所の池
6枚目の写真と同じ場所の池
白木峰・小白木峰 こんなに大きなタマゴダケ
こんなに大きなタマゴダケ
白木峰・小白木峰 種類の違うきのこは笠を大きく広げていた
種類の違うきのこは笠を大きく広げていた

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