八森山→火打岳/親倉見

2022.07.31(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:23

距離

19.0km

のぼり

1708m

くだり

1705m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 23
休憩時間
1 時間 24
距離
19.0 km
のぼり / くだり
1708 / 1705 m
31
1 46
45
14
21
16
20
20
15
23
1 3

活動詳細

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神室逍遥。 熱中症注意報が出るようになったこの時季、皆様は如何お過ごしでしょうか。 鳥海の雪渓で涼風を満喫していた前日とは打って変わって、この日の私は内陸の低標高エリアを選びました。 神室連峰には沢山の登山口がありますが、これまでの実績は西側からの入山に限られておりました。今回は少し目先を変えて、裏手に当たる最上郡のコースを試します。南から回り込むことになりますから、まず手を付けやすいのは薬師原および親倉見(シグラミ)。主稜線としては八森~火打あたりまでが標的となります。 確かに暑い一日でした。この夏で一番の汗を掻きましたし、山中で飲んだ水量も今季の最大値更新でした。それでも「その程度で済んだ」のは、あの素晴らしい稜線をずっと撫でていてくれた西風のお陰なのでしょう。 この日は大きめの生物をよく見かけました。カモシカ、ヤマカガシ、そしてマムシx2。どうしてもツキノワグマに対する警戒心ばかりが強くなりがちですが、蛇に対する注意も忘れてはならないな…と改めて感じさせられました。あとスズメバチもね。 【新倉見登山口へのアプローチ】 部分的に狭いところはありますが、不安になる箇所はありません。火打岳登山口には仮設トイレがありましたが、事前に道の駅で済ませておいたほうが良いでしょう。 【水事情】 登山口近傍にしか水場はないので、必要な分は全て自分で持ちます。まず車内で運転しながら朝食時に1Lを飲んでおき、ザックには4.5Lを背負い、1.5Lを残して下山しました。

杢蔵山・八森山 小横川の右岸にあたる道路からアプローチしました。舗装状態も広さも良好、ストレスのないドライブでした。
小横川の右岸にあたる道路からアプローチしました。舗装状態も広さも良好、ストレスのないドライブでした。
杢蔵山・八森山 駐車場は5,6台分でしょうか。今日は私を含め2台のようでした。
駐車場は5,6台分でしょうか。今日は私を含め2台のようでした。
杢蔵山・八森山 まずは舗装路を歩いて「薬師原登山口」まで行きましょう。
まずは舗装路を歩いて「薬師原登山口」まで行きましょう。
杢蔵山・八森山 ああ、夏だなぁ。と、遠慮なく声に出して呟いてみました。
ああ、夏だなぁ。と、遠慮なく声に出して呟いてみました。
杢蔵山・八森山 「薬師原登山口」へのアプローチは二本あり得ると見ていましたが、こちらは通行止めですか。
「薬師原登山口」へのアプローチは二本あり得ると見ていましたが、こちらは通行止めですか。
杢蔵山・八森山 クルマを止められそうなスペースと、その向こうに今日の稜線です。
クルマを止められそうなスペースと、その向こうに今日の稜線です。
杢蔵山・八森山 案内に導かれて行きます。
案内に導かれて行きます。
杢蔵山・八森山 大堀地区簡易水道薬師原配水池。どんな御飯が炊けるんでしょうね。
大堀地区簡易水道薬師原配水池。どんな御飯が炊けるんでしょうね。
杢蔵山・八森山 林道には部分的にチャレンジスポットがありましたので、クルマを乗り入れる際はご注意を。
林道には部分的にチャレンジスポットがありましたので、クルマを乗り入れる際はご注意を。
杢蔵山・八森山 八森山登山口です。ここにも5,6台分のスペースがありました。
八森山登山口です。ここにも5,6台分のスペースがありました。
杢蔵山・八森山 不安なルートを歩き回っている割には、なぜかメジャールートでしか熊に会ったことが無い私。
不安なルートを歩き回っている割には、なぜかメジャールートでしか熊に会ったことが無い私。
杢蔵山・八森山 さて。小沢を渡って入山します。左手に砂防堰堤を見つつ。
さて。小沢を渡って入山します。左手に砂防堰堤を見つつ。
杢蔵山・八森山 大輪のヤマユリが出迎えてくれました。その強い芳香に癒されました。
大輪のヤマユリが出迎えてくれました。その強い芳香に癒されました。
杢蔵山・八森山 二合目。大汗になることは想定済なので、ペースを適切に管理します。
二合目。大汗になることは想定済なので、ペースを適切に管理します。
杢蔵山・八森山 でも、いくら注意しても止まらない汗。どうにもならぬ事なれば、スパッと諦めてLet it be. 水はたっぷり持ってるし。
でも、いくら注意しても止まらない汗。どうにもならぬ事なれば、スパッと諦めてLet it be. 水はたっぷり持ってるし。
杢蔵山・八森山 ロープの設えが一か所ありましたが、登りでは不要でしたね。
ロープの設えが一か所ありましたが、登りでは不要でしたね。
杢蔵山・八森山 樹林の途切れたところで八森山を捕えました。どっしりと量感ありますね。
樹林の途切れたところで八森山を捕えました。どっしりと量感ありますね。
杢蔵山・八森山 八森の山頂分岐を経て、西ピークをチェックしておきました。
八森の山頂分岐を経て、西ピークをチェックしておきました。
杢蔵山・八森山 分岐に戻って、本日のメインディッシュとなる主稜線です。あの火打岳まで、直線距離で5km。
分岐に戻って、本日のメインディッシュとなる主稜線です。あの火打岳まで、直線距離で5km。
杢蔵山・八森山 広々と刈り払われた素晴らしい稜線が暫く続きます。さっきまで「あちーあちー」というtweetが唇に縫い付けられたように居座っていましたが、風に吹かれて随分とラクになりました。
広々と刈り払われた素晴らしい稜線が暫く続きます。さっきまで「あちーあちー」というtweetが唇に縫い付けられたように居座っていましたが、風に吹かれて随分とラクになりました。
杢蔵山・八森山 しかし、この分岐を境に登山道の状況は少し変わりました。
しかし、この分岐を境に登山道の状況は少し変わりました。
杢蔵山・八森山 ササの迫り出しを蹴りながら、「小粒ながらピリリと」的な味わいを見せる烏帽子山へと向かいます。
ササの迫り出しを蹴りながら、「小粒ながらピリリと」的な味わいを見せる烏帽子山へと向かいます。
杢蔵山・八森山 ほら、視点を下げたら立派な烏帽子山なんです。
ほら、視点を下げたら立派な烏帽子山なんです。
杢蔵山・八森山 誰もいない稜線で胸藪を往く。そんな神室が今は好き。そうして烏帽子に立ちました。
誰もいない稜線で胸藪を往く。そんな神室が今は好き。そうして烏帽子に立ちました。
杢蔵山・八森山 火打もグッと近づきました。すぐそこの「槍ヶ先」までは一足飛びに行きましょう。
火打もグッと近づきました。すぐそこの「槍ヶ先」までは一足飛びに行きましょう。
杢蔵山・八森山 槍ヶ先の山頂にて、表記ゆれを発見しました…「槍の先」という呼称もあるんですね。
槍ヶ先の山頂にて、表記ゆれを発見しました…「槍の先」という呼称もあるんですね。
杢蔵山・八森山 残すは中先、大尺山、そして火打岳です。
残すは中先、大尺山、そして火打岳です。
杢蔵山・八森山 振り返れば刃場沢源頭の山襞が綺麗でした。
振り返れば刃場沢源頭の山襞が綺麗でした。
杢蔵山・八森山 そして、いつの間にか大尺山に着きました。
そして、いつの間にか大尺山に着きました。
杢蔵山・八森山 さあ、往路最後の登りを噛みしめて火打岳の山頂に立ちましょう。
さあ、往路最後の登りを噛みしめて火打岳の山頂に立ちましょう。
杢蔵山・八森山 頭上の雲は些か重く、遠くの山は見えませんでしたが、悪くない一日でしたね。
頭上の雲は些か重く、遠くの山は見えませんでしたが、悪くない一日でしたね。
杢蔵山・八森山 それでは帰路に着きます。まずは大尺山。
それでは帰路に着きます。まずは大尺山。
杢蔵山・八森山 鞍部から振り返って望んだ火打~小又稜線。ここは夏の終わりごろに歩こうか…?
鞍部から振り返って望んだ火打~小又稜線。ここは夏の終わりごろに歩こうか…?
杢蔵山・八森山 次は中先。いくつもの山が次々に現れては、その個性を主張する稜線です。
次は中先。いくつもの山が次々に現れては、その個性を主張する稜線です。
杢蔵山・八森山 少し苦しい笹薮もありましたが、お花の癒しも勿論ありました。
少し苦しい笹薮もありましたが、お花の癒しも勿論ありました。
杢蔵山・八森山 まずは華やかなクルマユリ。
まずは華やかなクルマユリ。
杢蔵山・八森山 数的優位に立っていたのはハクサンフウロ。
数的優位に立っていたのはハクサンフウロ。
杢蔵山・八森山 登山道を塞いで私を悩ませたのは、ヨツバヒヨドリでしたかね。
登山道を塞いで私を悩ませたのは、ヨツバヒヨドリでしたかね。
杢蔵山・八森山 そうこうしているうちに、本日最後の登りですが…こんなところでアオさん(ニホンカモシカ)に会うとは思ってもみませんでした。
そうこうしているうちに、本日最後の登りですが…こんなところでアオさん(ニホンカモシカ)に会うとは思ってもみませんでした。
杢蔵山・八森山 アオさんを右手の藪に見送ったら、そこにはシロバナトウウチソウがありました。
アオさんを右手の藪に見送ったら、そこにはシロバナトウウチソウがありました。
杢蔵山・八森山 槍ヶ先の分岐を左に折れて、親倉見への尾根に針路を取りました。まん丸お目々のヤマカガシ君に挨拶を。
槍ヶ先の分岐を左に折れて、親倉見への尾根に針路を取りました。まん丸お目々のヤマカガシ君に挨拶を。
杢蔵山・八森山 その後、立て続けに、今度はマムシ先輩に会いました。2回も。
その後、立て続けに、今度はマムシ先輩に会いました。2回も。
杢蔵山・八森山 親倉見ルートを歩くのは初めてでしたが、丁度良く歩き易い斜度でしたね。転倒滑落のリスクが小さなリラックスの道でした。
親倉見ルートを歩くのは初めてでしたが、丁度良く歩き易い斜度でしたね。転倒滑落のリスクが小さなリラックスの道でした。
杢蔵山・八森山 そして、キノコ畑?を通過して下山を完了しました。今日もお疲れ様でした。
そして、キノコ畑?を通過して下山を完了しました。今日もお疲れ様でした。

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