スモークオイスターのペペロンチーノ、の呼吸

2022.07.30(土) 2 DAYS

雲取山に行ってきた。 言わずと知れた東京最高峰、そして竈門炭治郎の地元だ。 鬼滅ブーム最盛期にはここまで聖地巡礼に来た者もいたのだろうか。わからないが、ブームが落ち着いた今でも市松模様ののぼりが駐車場周辺に立ち続けているあたりに、田舎特有の「置いてかれている感」のようなものを感じて非常に感慨深い。 一応釈明するが、けなしている訳ではない。未だにあの花のラッピングバスが現役だったり、道の駅でステッカーを売ってたりするあたりが、俺が秩父を愛する理由のひとつだ。 ある作品が好きな者にとってはブームなど関係なく、好きな作品はずっと好きな訳なのだが、残念ながら世間はそういう訳にはいかない。時間が経てば店頭からグッズは消え、CMも流れなくなりコンテンツ供給もなくなる。当然のことだが。 それが、聖地(田舎)に行くとあたかもその作品が現役で放送されているかのように商品が売られていて、ラッピングバスが走っている。それを見るととても嬉しくなる。当時の気持ちを思い出す。だから、俺は「置いてかれてるのにずっとこすり続けている田舎の聖地」が大好きだ。 飯能にも、ぜひ未来永劫ヤマノススメをこすり続けていただきたいものである。もちろん大洗も。 キモオタの戯言が長くなったが、雲取山自体はいい山だ。一日目にすごい土砂降りにやられた点以外は。 それと雲取山荘のテン場は結構せまい。15時くらいには着いた方がいいだろう。16時過ぎに着いて、いい場所が残っておらず仕方なく斜めってる場所にテントを張っているご夫婦がおられたが、無事眠れただろうか。

この活動日記で通ったコース