姫島フェリー第一姫島丸が接岸!オレンジ色のボディが鮮やかです。船首の先に矢筈岳が見えます。 戻る 次へ

比売語曽女神の分身か?胡蝶しのぶ由縁の「姫島」のすべてを愉しむ(矢筈岳・達磨山)!の写真

2022.07.29(金) 09:42

姫島フェリー第一姫島丸が接岸!オレンジ色のボディが鮮やかです。船首の先に矢筈岳が見えます。

この写真を含む活動日記

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比売語曽女神の分身か?胡蝶しのぶ由縁の「姫島」のすべてを愉しむ(矢筈岳・達磨山)!

矢筈岳・焼野岳・姫島 (大分)

2022.07.29(金) 日帰り

 長文の活動記録です。大分「姫島」に興味のある方だけお読みいただければ幸いです。 【はじめに】  「宝満山」竈門神社は・竈門炭次郎の由縁の鬼滅の刃ファン人気のホットスポット。  一方、鬼殺隊美女剣士として人気のある「胡蝶しのぶ」は、アニメ設定上、東京府北豊島郡滝野川出身(架空住所)となっていますが、彼女が、蟲柱(むしばしら)であることを象徴するかのようなアサギマダラの大きな髪飾りや、その羽模様をモチーフにした羽織から想像するに、吸蜜地を求めて国内を渡蝶する「アサギマダラ」の代表的な休息地も、定住地をもたないアサギマダラと同じく胡蝶しのぶ由縁のスポットと解釈出来るかもしれません。  その中で、東国東郡「姫島」は、島名由来にまつわる伝説(韓国南部から渡蝶した比売語曽の姫神)内容や、島内に点在する大々的なアサギマダラ休息地の存在などから総合すると、私的な考えですが、姫島に遙々渡蝶して定座した比売語曽姫神を胡蝶しのぶのキャラクターに重ねることも可能では、と妄想にも似た夢を膨らませています。  日本書記には、白い石から生まれたお姫様が、垂水天皇の御代である意富加羅国(韓国南部)の王子からの求婚から逃れるため、現在の「姫島」に辿りつき、比売語曽(ひめこそ)の神(別名:天一根)になったと記載されています。  比売語曽(ひめこそ)、その呼び名からも「姫=胡蝶しのぶ」を彷彿させる読みにも注目できますし、何より、姫島に代々伝わるお姫様伝説(姫島七不思議)は、私の思いをしっかり“推す“形となっています。  妄想はさらにエスカレートします。  島内に唯一存在する「姫島村国民健康保険診療所(16床)」は、さしずめ、胡蝶しのぶが蝶医として活躍した鬼殺隊員の治療所の前進、さらに、診療所に近い場所に残る姫島豪庄「古庄家」の立派なお屋敷は、さしずめ胡蝶しのぶの私邸「蝶屋敷」を想起させます。  残念ながら、仮想「蝶屋敷」は姫島アサギマダラ休息地からは離れた距離にあらります。 【トレッキング目的】  さて今回、姫島に初上陸する貴重な機会を得ましたので、島内にある大分県100名山の一つである「矢筈岳(266.6m)」、「達磨山(104m)」、「北浦城山」(96m)」、さらにお姫様伝説所縁の「姫島七不思議」をすべて訪ねてみる島周回1dayトレッキングに臨んできました。  姫島は、前述した通り、お姫様伝説がある島であり、また蟲柱・胡蝶しのぶの髪飾りのメインイメージとなった華麗な「アサギマダラ」が大挙飛来する吸蜜休息地を擁する話題に欠かない島でもあります。  今回は、アサギマダラ飛来時期(5月~6月、10月~11月)と外れたため、蝶に出逢うことは出来ませんでしたが、その分、「姫島七不思議」スポットを訪れることで、少なからず胡蝶しのぶへの思いは馳せることが出来たと思っています。  訪島当日は、台風5号の影響のため、あいにく二度ほど通り雨に遭遇しましたが、概ね晴れ間が覗くまずまずの天候でした。  しかし、気温32度、湿度高めのコンディション。  トータル標高900mそして活動距離約31キロは、年齢的な問題も加え、流石に気力・体力とも最後は尽き果ててしまいました。   266mの低山として軽く見ていた「矢筈岳」ですら、大船山や祖母山と同等の登り感覚になったくらいバテバテ。  姫島七不思議に「矢筈岳の不思議」を新たに第八番目としと加えたいほどの気持ちになりました。  「姫島低山をなめないでくださいね!」という比売語曽の女神(古蝶しのぶ)の声がやさしく聞こえてきそうでした。 【姫島アクセス】  姫島は、国東市伊美港と姫島港を往復する姫島フェリーが唯一の交通手段です。フェリーは島民や観光客の大切な足となっており、早朝5:50分~夜19:25までの間、毎日12往復便が運行されています。最終便の時間からも分かるように姫島の夜は早いです。  乗船時間はわずか20分ですが、国東半島沖合から姫島や国東方面、とくに六郷満山の山々の迫力ある眺望、姫島全体の美しい島フォルムを終始海上から楽しむことができます。 【姫島について(1)】  姫島は、大分県北東部、国東半島沖に浮かぶ東西7キロ、周囲17kmの細長いひょっこり・ひょうたん島(NHK1964~1969放送)を思い起こさせるような(面積7.2k㎡)独特な形状をしています。  地質学的に表現すれば、溶岩縁頂丘とリング状砕屑低丘からつくられる第四紀単成火山群(7種類)由来の複合火山島です。  一島一村を基本とする大分県では、島全体が姫島村となっており、現在、大分県に残された唯一の村です。  平成22年の調査では島民2189人で、過去は複合火山地形を利用した塩精製が主産業となっていましたが、現在では塩田跡地を利用した「車えび養殖」や「海藻類ひじき」産業、そして沿岸漁業に多くの島民がたずさわっているようです。姫島車えびは全国ブランドに成長しています。  大分県民にとって、姫島といえば、念仏盆踊りである「きつね踊り」を誰もが先ず思い浮かべるでしょう。それは、大分であまりにも有名な夏の代表的風物詩だからです。  お盆8月14日、15日には、全国から「きつね踊り」見たさに島が沈むほどの観光客が訪れます。姫島村公式資料によると、1864年8月14日に「勝海舟」「伊藤博文」も幕府の軍艦「順道丸」に乗ってわざわざ姫島を訪れたとの記録があります。もしそれが事実であれば、勝海舟らも、上陸日に開催された「きつね踊り」を観賞したに違いありません。  ちなみに、2022年も姫島盆踊り(運動公園)は三年連続となる中止がすでに決定しています。大変残念です 【姫島について(2):島の誕生と火山の関係】  姫島、それは小さな島の中に、地球のつくりや仕組みを極めてコンパクト(ミニマム)に学べるジオパークといえます。  古来、姫島起源となる4つの小島は、お互いに砂州でゆるくつながれた状態でしたが、その後生じた「火山フロントvolcanic front」に由来した7つの活発な火山活動(①大海火山、②矢筈火山、③金火山、④稲積火山、⑤城山火山、⑥達磨火山、⑦浮洲火山)によって最終的に1つの島にまとめられました。  島中央部の低地にはトンボロ地形(イタリア語で砂州でつながれた島地形)の名残があります。文献によると、姫島の7種類の火山帯は、西日本火山帯の火山フロント(陸プレートと海プレートが沈み込む境界帯)上に位置しており、そこにユーラシアプレートとフィリピン海プレートが沈み込む際に生じたマグマが上昇し、それぞれ個別に噴火したものです。  最近では、7月24日に大規模噴火を起こした「桜島」も火山フロントに由来した噴火活動です。  太古の噴火活動の痕跡は、今でも溶岩ドーム(矢筈岳)や複数の巨大な火口跡として島内に散在して人気の観光スポットとなっています。 【姫島の山について】  太古の噴火活動に伴い、島内には中央部に最高峰となる矢筈岳(266.6m)(大分100名山)、西に大きな火口湖を残す達磨山(105m)が位置します。矢筈岳は姫島富士とよばれており、島民に長年愛されてきた姫島のシンボルで、大分県100名山にも指定されています。  山頂には立派な展望台が設置されており、ここから眺める国東半島(六郷満山)の山々は圧巻の一言です。尚、山頂には「住吉権現社」が祀られています。  達磨山は、3つの火口に囲まれた達磨のような台地形状の山容を特徴とします。標高105mにも拘わらず登山道入り口には、沢山の登山杖が準備されている理由は、どうも山頂に佇む加藤神社(清正公社)に訪れる多数の参拝者に対する配慮と考えられます。  公社に至る最終参道には、立派な鳥居があり、数百段の石段最上部に社が建てられています。ここからは、西浦漁港や観音崎が一望出来るビューポイントにもなっています(山頂は眺望なし)。  ちなみに、清正公社は「勝負運の御利益がある」神社として有名ということです。尚、山頂標識は非常に分かりにくい所にあるので注意が必要です。  矢筈岳の東隣には、焼野岳(132m)や金崎山が連なって拍子温泉がある両瀬海岸に至ります。焼野岳は登山道(県道稲積姫島港線上に登山口あり)が整備された姫島第三番目の山として登山者の対象となる山となっています(今回不登頂)。ただし、島内では、矢筈岳が邪魔をしてフェリー乗り場(島玄関)からその山容を見ることは出来ません。  稲積火山が生じた島北東部には、城山(62m)に続いて観音崎をつくるピーク(観音崎山?)があります。そこから海岸に突き出た岸壁を観音崎(仙人堂建立地)と呼びますが、そこには、稲積火山の噴火活動の過程で生じた大量の「黒曜石」(火山岩の一種)が露頭する珍しい断崖地があります。斗尺岩・赤馬(岩)もその一つです。そのため、同エリアは「姫島の黒曜石産地」として、2007年に国の天然記念物に指定されています。  稲積火山口跡の辺縁にある僅かなピークは柱ヶ岳と呼ばれます。稲積溶岩に由来したピークですが、柱ヶ岳の海岸面はすべて断崖絶壁を呈しており、その頂きには歴史ある「姫島灯台」が建てられています。   姫島の主要3座の他、マニア登山者の報告によると、キリノキ岳(焼野岳と明神山の間)、高頭(大海留池横)、柱ヶ岳、明神山(拍子温泉横)、亀木山などの山々も報告されていますが、登山道は何れも整備されていない藪だらけの人寄せつけずの山のようです。夏場は無闇に近づかない方がいいかもしれません。 【姫島お姫様伝説と姫島七不思議】  古事記の「国生み」にも登場する姫島は、伝説の島とも言われ、お姫様にまつわるものなど数多くの言い伝えがあり、 その代表的なものが「姫島七不思議」として語り継がれています。  島名の「姫」には意義ある歴史があり、そのことは最古の歴史書である「古事記」、そして「日本書紀」にも記載があるほどです。  古事記「国生み神話」(712年編纂)では、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)の神が先ず大島を生み、その後12番目に「女島」を生んだとされています。実はこの「女島」こそが「姫島」誕生の由来となっています。別名「天一根(あまのひとね)」とも呼ばれています。  また古歌にも「姫島あたりにならぶ島もなし、うべもいひけり天の一つ根」と詠われる句も散見されます。    一方、日本書紀(720年)では、垂仁天皇の御代、意富加羅国(現在の韓国南部) の王子である都怒我阿羅斯等が、白い石から生まれた「お姫様」と結婚しようとしましたが、王子からの求婚を逃れようとしたお姫様が、大海をはるばる越えて現在の「姫島」に辿り(まるで渡蝶)つき、その後「比売語曽の神」になられたとされています。  「姫島」は、国生み神話に登場するほど重要な歴史上の島といえます。現在では、やはり胡蝶しのぶとの関係についても勝手語りたいところです。 [姫島七不思議について]  姫島公式ガイド参照 (1) 千人堂(せんにんどう):観音崎先端に、馬頭観世音を祀った小さなお堂があります。大晦日の夜、債鬼に追われた善人100人を匿ったお堂の言い伝えから「千人堂」の名がつけられています。実際、押し込めば10人くらいは入るかもしれません。 (2) 浮洲(うきす):海面浅く残った浮洲火山口跡に由来する沖合の小さな砂州に漁業の神様(高部様)を祀った鳥居があります。この鳥居は、なぜか 高潮や大しけ天候でも決して海水に浸かることがないという伝説から浮洲と呼ばれています。小さくてよく見えない距離に佇んでいます。 (3)逆柳(さかさやなぎ):お姫様(比売語曽神)が使用した柳の楊枝を逆さまに土に刺したところ、それが芽を出して「逆柳」になったという伝説。 (4)かねつけ石:簡単に言えば「お姫様のメイクルーム」。別名「お歯黒石」とも呼ばれ、お歯黒をつけるときに使用した石の上に、猪口と筆を置いた痕跡が残ったとする伝説。今回、石上に汚れがあり、痕跡溝はよく分かりませんでした。 (5)拍子水(ひょうしみず): 比売語曽神がお歯黒をつけた後、口をゆすごうとしたが水がなかったので、手拍子を打って祈ったところ、岩の間から湧き出した水が拍子水(炭酸水素塩冷鉱泉)となった伝説。  村営の拍子水温泉は、現在、村内外の多くの人に利用されています。効能は糖尿病、高血圧症、慢性皮膚病、神経痛、慢性消化器病などとなっています。 (6)浮田(うきた):大昔、池に棲んでいた大蛇を誤って埋めてしまったことで、大蛇の怒りが水田を揺らすという現象になったとする伝説。お姫様とは直接関係はなさそうです。 (7)阿弥陀牡蠣(あみだがき):柱ヶ崎の灯台下の海蝕洞窟内には、なぜか海水に浸かることのない「牡蠣」が群棲しており、それを食べると腹痛を起こすという伝説。牡蠣の形状が阿弥陀三尊の形に似ていることから阿弥陀牡蠣と呼ばれているようです。  生牡蠣による食中毒は、主にノロウイルスやビブリオ菌が原因です。ノロウイルスそして腸炎ビブリオともに大体12時間の潜伏時間を経て耐えがたい腹痛、嘔吐、激しい下痢に共通して襲われます。  7番目の不思議は単なる食中毒で伝説ではないように感じます。 【姫島トレッキング順序】 (1) 姫島フェリー発着場到着(フェリー広場):フェリーと矢筈岳のコラボが圧巻の光景。 (2) 大帯八幡社(おおたらし):姫島村にある八幡神社は「大帯八幡社」と呼ばれます。ご祭神は仲哀天皇で、14世紀頃創建された比較的歴史の古い神社のようです。「大帯八幡社」境内には樹齢500年のご神木が鎮座しています。古くから村民のお産土の神で、松平家(杵築藩主)の累代安産祈願所でもあったようです。 (3) 姫島村国民健康保険診療所:高齢者福祉施設併設。プライマリ・ヘルスケア(一次医療)だけではなく、島民の健康管理に重点を置いた島唯一の診療所です。鬼殺隊の治療所由縁の治療所を想像しながら通過。 (4) 達磨山登頂・加藤神社:ピーク標識を確認出来ず。西浦漁港に抜ける山道で激しい藪漕ぎ。蜘蛛の巣まみれで下山。下山後、城山(96m)登頂。  (姫島庄屋古庄屋家屋敷の見学含む) (5) 北浦漁港から浮洲:沖合に浮かぶような鳥居を確認するのが難しいほど小さい。浮洲火山口跡の大きさを実感。 (6) 観音崎(千人堂)と黒曜石断崖:観音崎登山口からアプローチ。観音崎ピークには休憩所(馬関戦争で西浦沖に集結した連合艦隊が眺望出来たスポット)があり、そこから一気に観音崎先端に下ると千人堂に到着。島内随一の景勝スポットである観音崎は、乳白色の黒曜石が密集する断崖が高さ40m、長さ120mにも及ぶ圧巻の光景が広がる、姫島ジオパーク最大の景勝地。 (7) 旧塩専売公社倉庫(遺構)の横を通過して姫島中央部に戻る(フェリー乗り場玄関) (8) みつけ海岸沿いのアサギマダラ休息地:沿岸に自生するスナビキソウと砂浜散策。丸石鼻方面から観音崎に向かって「浮洲」見学。 (9) 矢筈岳登頂:疲労と暑さから標高266mしかないにも拘わらず急登に苦労。矢筈岳の森には、鬱蒼としたタブノキが広がり、適度に太陽の日差しを遮断。山頂から国東半島の眺望は格別。稲積方面の海上には広島の「祝島」が間近に存在。 (10) 姫島ブルーラインから稲積・姫島灯台方面を目指す:姫島海水浴場の素晴らしさを実感。 (11) 大海のコンボリュートラミナ:昭和34年に県指定の天然記念物。屋根瓦状の模様が連なった「コンボリュートラミナ」は、地震などの揺れ応力によって地層が流動化して、地層が乱されて形成された構造。 (12) 大海の地層褶曲(しゅうきょく):「姫島の地層褶曲」は、矢筈岳の近くにある姫島ジオパークの見どころのひとつ。地震によって褶曲した瓦状地層がはっきり見られる大変希少なスポット(褶曲地層の幅は約30cmで20mほど連続)。地層マニアにはたまらない観光スポット。 (13) 東浦稲積漁港、阿弥陀牡蠣群棲地入り口:灯台下の海蝕洞窟への通路なし。 (14) 姫島灯台:1904年に建造された灯台。美しい大きな花崗岩でつくられた台座をもつ白く美しい外観を 灯台。灯台は3階建(燃料室、宿直室、灯室)。姫島灯台は、航路標識発祥の地で、江戸時代に柱ヶ崎にて火を焚いて船を誘導した重要地。 (15) 姫島灯台のハートの切り株:灯台付近のオオシマサクラの古木の切り株の断端が「ハートの形」を呈することで話題沸騰。お姫様伝説にどうしても絡めたい島民の気持ちが込められた観光スポット (16) 浮田:大蛇にまつわる姫島の七不思議の1つ。 (17) 比売語曽神社:古事記に記載があるほど古い神社。御祭神は比売語曽神(意富加羅国の王子の求婚から逃れこの地に着いた姫様)。 (18) 拍子水・拍子水温泉:きつね踊り発祥の地らしく、「コンコン」と湧き出る色彩豊かに見える温水に感動(火山岩の影響)。 (19) かねつけ石:ひっそり佇むお姫様のメイクルーム。今回岩上面の汚れのため確認できず。 (20) 逆柳:柳の横に佇む池が不気味さ満載。 (21) 再び、ひめしまブルーラインを経てフェリー乗り場まで移動(最後の8kmは疲労困憊のため自転車利用)。 (22) 気力・体力とも尽きて「車えび料理」を食べる元気もなくフェリーに乗船:国見港到着) (23) 真玉海岸にて夕日観賞:夕暮れと干潮とのタイミングが悪く、まだらな砂州に映える夕日は観賞出来ず。   【まとめ】  今回、複合火山島である姫島に初上陸し、七つの火山痕跡と姫島七不思議を巡る心躍る周回トレッキングに出かけてきました。  ジオパークとしての姫島の魅力、そして「国生み神話」に基づく歴史や伝承されてきた貴重な文化に触れる機会を得たこと、  さらに姫島最高峰の矢筈岳登頂を叶えたことそれぞれに大変満足しました。  胡蝶しのぶゆかりの島(私的意見)、また神話に支えられたお姫様宿る姫島に心から感謝です。ありがとうございます!次は、アサギマダラ飛来時期に訪れたいと思っています。