夏山シーズンに入って、北アルプスほかに登りたいと思うものの、お天道様のご機嫌と自分の都合がなかなかマッチせず。 てんくらで、月曜日はAの予報が出て、そのまま変わらないことを祈っていた。 しかし、Aではあるものの直前になって見晴しの悪い時間帯も発生したりしてちょっとやきもき。 でも、発雷確率が1桁のままなので行くことにした。 西穂高岳は、独標の先が危険だとかと云う書き込みを時々目にして、自分の目でも確かめたいと思っていた。 コースタイムを調べると、西穂登山口から主峰までの往復標準コースタイムが、YAMAPでは、7時間20分、ヤマケイでは8時間20分。 以前とコースタイムの評価が変わっていないのであれば、YAMAPは、「登山経験のある40代女性のペース」、ヤマケイは、「成人男性が10kgほどの荷物を背負って無理なく歩ける、休憩を含まない所要時間」とのこと。 YAMAPのコースタイムで9時出発で、ロープウェイ最終に間に合う。 標準タイムより速く歩けば問題ないと云うことで登ってみたのだが・・・ 始めの内は、予定到着時刻より前倒しで進んでいたのだが、チャンピオンピークではほぼ予定時刻どおりになってしまった。 チャンピオンピークから2峰には13分で到着。 しかし、主峰目前で弱気になってUターン。 戻りの時間等も気になって、2峰の前から、どうすっかなあ、どうすっかなあと逡巡を繰り返し無駄に時間が過ぎてしまった。 迷わずに一気に行けば良かったのだが・・・ 無理はしないと云うことで。 戻りは、ゆっくり歩いたせいか、平均ペースがややゆっくりになってしまった。 雷鳥も見られたし。 水分はペットボトル6本持って行ったけど、消費は4本+ゼリー飲料2個。 群馬から、往路は3時間半ちょっと、復路は5時間弱かかった。 詳細はキャプションにて。
鍋平高原の登山者用無料駐車場に停めた。山の斜面に何段か設置されていて、収容台数は結構多そう。 ロープウェイ乗り場に向かう道に、早速熊出没注意の看板があってちょっとビビった。
無料駐車場よりもロープウェイ乗り場に近いところに登山者専用有料駐車場あり。こちらの収容台数は100台くらいは有りそう。300円ならこっちの方が良いかも。
8時にロープウェイ中間駅に到着。 既に、登山者が結構いた。 乗車券の販売は8時15分頃から。 1階で待っているひとと、2階で待っているひとがいたのだが、1階で並んでくれと言われて、2階で並んでいたひとがちょっと気の毒だった。 1階で並んで下さい等の注意喚起は特になかったような。 乗り場では、8時45分の始発が運転になる頃には、100人くらい並んでいた。平日なのに。 Web予約を有効に活用するのも良さそう。
焼岳が見えて、ちょっと感動した。
下山届も提出させているようです。 下山届が出ていないと、後から連絡があるのかな。
登山口を9時に出発。
雲がかかっていて山頂は見えず。
西穂山荘到着。ここまでは標準タイムより30分はやく着いたのだが・・・ 次回は、山荘に泊まってゆっくり登りたい。
丸山から先を望む。
上高地方面。帝国ホテルの赤い屋根が目立つ。
独標が見えて来た。
独標のUP
独標手前の登り。
独標(11峰)到着。
独標からの下りを上から。
独標からの下りを下から。
独標の次の峰(10峰)から独標を望む。ほとんどの登山者が独標までで折り返しているようだ。
9峰
8峰
ピラミッドピーク(8峰)
6峰
チャンピオンピーク(4峰)
3峰
2峰。 チャンピオンピーク(4峰)には12:44に到着。 2峰には、チャンピオンピークから10分ちょっとで到着。 西穂山荘には予定より30分前に着いたのだが、チャンピオンピークでは当初の予定の時刻になってしまっていた。 自分より先にいたひとは確かひとり。 もしかして、自分が最後? 逡巡を繰り返し、段々弱気になって、迷ったがここでUターン。 あと20分はかからなかったと思うが、無理はせず。
焼岳方面を見る。奥は、乗鞍岳、御嶽山。雲に隠れているけど。
真ん中右の形のよいお山は霞沢岳なのかな?
戻る途中で、変な?鳴き声みたいなのが聞こえて来たので、よくみたら雷鳥だった。
ここで、ソロで主峰に向かう女性とちょっとお話を。山荘にお泊りだそうで、それなら時間はあまり気にならないか。
子が4羽いたのも確認できた。
行きは、チャンピオンピークの文字に気が付かなかった。
後ろに焼岳。
ジャンダルムの天使に会いたいが、夢のままで終わってしまうのか・・・
切り立った崖多数。写真では分かりにくいけど。バランスを崩さないように注意。
ピラミッドピークから主峰方面。
主峰に2名確認。
上高地方面。右端に帝国ホテルの赤い屋根が見える。
第10峰も結構険しかった。
左からピラミッドピーク、主峰、PI。
奥に見えるのは常念岳で良いのかな?分かりません。
独標直下の昭和42年8月の松本深志高の落雷事故の慰霊碑。
花を全然撮っていなかったので、少しだけ。イワギキョウ。
シナノオトギリで良いのかな・
この活動日記で通ったコース
北アルプス岩稜登山の登竜門!独標往復コース
- 04:20
- 6.0 km
- 679 m
- コース定数 16
新穂高温泉からロープウェイを2本乗り継ぎ、標高2156mの西穂高口へ。晴れていたら、展望台からめざす西穂高岳独標から西穂高岳の山並みを遠望したい。西穂高口から西穂山荘までは樹林帯の道を行く。遊歩道から登山道に入り、小さなアップダウンを繰り返す。途中で視界が開け、西穂山荘や西穂高の山並みを望む。傾斜のあるジグザグ道を登り終えると、西穂山荘へと到着。標高2367mに建つ西穂山荘は通年営業で、テントサイトもあり、夏季は診療所も開設される。西穂山荘から先、大岩の道を縫って登ると森林限界。ケルンのある丸山は緩やかに開けた山頂だ。そこから先、ハイマツの生える幅広の尾根から岩がゴロゴロする道を登り、尾根の左側を巻くように進むと西穂高岳独標はもうすぐ。鎖場のある山頂直下の岩場を慎重に進むと山頂だ。