Z山

2022.07.25(月) 日帰り

久しぶりの登山。 今回はX、Y、Z山。 何やら某凄腕スイーパーが反応しそうな名前の山である。 当方、何の能力もないが、この名前に引き寄せられ登ることに。 スタートである道の駅みつから少し北東へ歩くと、名田忠山荘へ向かう坂道がある。すばる坂というこのアスファルトの道を歩く、歩く…全体の半分くらいこの坂道ではないかと思うくらい、歩く。 歩き続け、ふと端末を見ると、Z山への分岐点を越えている。 はて、道などあったかと端末を確認しながら進むも、Z山への道が見つからない。 アスファルト道の脇を入念に探索すると、木に赤いテープが巻き付いている。 悪戯でなければ、この場所からZ山への道に入るはずなのだが、草木が生い茂っており、到底、道とは言い難い。ただ、ここを通らなければ先に進めないので行く他ない。 ここから先は茨の道であった。例えではなく、本当にイバラが群生しており、そのトゲに苦しめられることに。 その後の道中もほぼ獣道で、赤いテープだけが頼みの綱。 さらに蜘蛛の巣、アブラゼミの襲撃、草に負けたのか皮膚の痒み(長袖着用の必要性を感じた)によりストレスフル! 冴羽、何とかしてくれ! 幾多の困難を乗り越え、ようやく山頂に辿りつく。 「道中の苦労も山頂からの景色を見ると全て忘れられる。今回は瀬戸内海が一望でき、いつも以上に素晴らしい景色を見ることができるはず」 そう信じて登ってきて、山頂からの景色を見た率直な感想…。 微妙…。 低い裏山からの景色であればいいが、これでは登ってきた道中での苦労を浄化することはできない。 その状態で下りのことを考えると…ハァ〜…。 何とか怪我なく下山することができたが…イバラ、蜘蛛の巣、獣道、セミ…体力的な疲労より精神的な疲労が溜まる登山であった。 予定ではX、Y山も登るつもりであったが、Z山を登り終えた後に他の山を登る気力は残されていなかった。 最後に気づいたこと… 下りのすばる坂から見た景色が本日No. 1。 Z山…オススメ度、零! なお、登山の疲労は下山後の道の駅で穴子丼を食することにより回復☆