活動データ
タイム
25:28
距離
30.6km
のぼり
2402m
くだり
2361m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るついに、ついに。念願の双六岳に行ってまいりました。 想いが募りすぎてかなり長文になりますがお許しを!☺️ ありちゃんと双六の予定を立ててたのがほぼ半年前とかで、本気でこの夏1番楽しみにしていた山行でした。 決行する週の初め、天気予報が非常に良くてテンション上げ上げモードも束の間、天候不良になってそうな雰囲気が出てきてガタ落ち…。 ただ、土曜が雨で次の日が晴れマークだったので、レインハイクを覚悟して決行することにしました! いつもならレインハイクがあるなら中止っていう選択をするのに、やっぱり今回は何か違うのか雨が降っても2人とも行く気満々でした。 前日の夕方に家を出発、ありちゃんを迎えに行き、新穂高の登山者無料駐車場に22:30到着。 もうこの時点で駐車場の空きが残りわずかで、滑り込みセーフでした。ほんとここが核心部やと思う。 前日夜までに到着できるのであればそれが安心なんだろうな。繁忙期恐ろし…。 【7/23(土)】 車中泊をして、3時半ごろに目が覚めてのんびり準備。もうこの時点で雨。でも全然気持ちは挫けてなくて頑張るぞ!の意気込み! 5時ごろに駐車場を出発し、ビジターセンターでにっしーさん、ゆいほくん、たろさんと合致!途中まで一緒に歩いてくれました。 新穂高登山口からわさび平までが約1時間。ほぼ傾斜のないかなり舗装された道をただただひたすらに歩きます。たわいのない話をしながら雨の中ワイワイ登るのもすごく楽しくて!あっという間にわさび平に辿り着きました。 わさび平小屋はあの有名なトマトやきゅうりが冷水に浸かってある小屋🍅🥒♪ 野菜ってなんで水に浸かってるだけで美味しそうに見えるんだろう。私たちはオレンジを買いました🍊(野菜ちゃうんかい)あと、飲み物はラムネを買いました。ほんと美味しかった。 ここでメンズ御三方とはさよならして、ありちゃんと2人で歩きます。 わさび平〜鏡平は、長い&割と登り&浮石のトリプルパンチで、今季夏山テント泊装備始めのわいにはかなりパンチが効いてしまって、バッテバテになってしまった。 あと、ストックが雨のせいで滑って使い物にならぬという、ストック全力勢のわい、死活問題でした。 そんな環境の中、自分自身も疲れてるやろうに、ありちゃんが声かけてくれたり、後ろから励ましてくれたりしたからがんばれたところがある。ほんと感謝。沢もたくさんあったけど、水量ハンパなくてちょっと怖かったなぁ。ほんと一緒に頑張ってくれてありがとうなぁ。 4時間半かかって、鏡平に到着しました。鏡平の直前には、木道があって、もう木道が神がかってた。ほんと着いた時にホッとして泣きそうになった。 鏡平小屋は賑わっていて、ご飯もたくさんで美味しそうで。晴れてたら色々食べたいなぁとは思いつつ、レインハイクでかなり寒かったのでホットミルクを飲みました。優しいほんのりした甘さでかなり美味しかった。また飲みたい! 鏡平から弓折乗越までが1時間ちょいで、ここも割と岩と登りでしんどい。もうここからは気持ちの勝負。忍耐強さだけが取り柄なので気持ちで乗り切った。 弓折乗越から双六岳は、小さいアップダウンが何度かあって、ここもほんと体力削られた(笑) ガスガスの景色だったので、「晴れてたらここは何が見えてるんかな?」と想像しながら歩きました。 弓折からは、のんべるしゃんご一行とも一緒に行かせてもらった。5人で歩けたの楽しかったなぁ。 「もうアップダウンきついぃいいいつまで続くんやぁああ」ってなって気持ちが滅入りそうになってた時、突如目の前に双六小屋が!現れました! 「うおおおおおおおお!!!小屋見えた!!」と大声で叫んでしまうぐらいには嬉しすぎてやばかった。それと同時に、さっきまでガスガスで真っ白やった空が開けて、青空が見えてきた!!! 「ええええええ!!!やばい!!!!ほんまやばい!」ってなりすぎて、語彙力とIQが0になりました(笑)ほんまそれぐらいの感動が押し寄せてきてやばかったなぁ。 アドレナリンドバドバで、双六小屋に向けてペース上げ上げで降りました(笑) 到着してから、のんべるしゃんが気遣ってくれてテントの受付をしてくれることに😭。ほんまにありがとう。 その間にテントを立てたりスタンバイをしたりさせてもらってた。設営が終わってから、双六小屋で小屋番をしているばやしちゃんに会いたいのと、小屋飯を食べたいのと、鷲羽ズドーンを拝みに行きたいのと、トイレ行きたいのと(したいことしかないw)で小屋の方へ向かいました。 テント場から小屋もかなり近くてめちゃくちゃ便利すぎた。 ばやしちゃんとも初のご対面を果たして、キャァアアア♪ってなってたけど小屋がいっちゃん忙しい時に会いに行く痛恨のミスを犯してしまったので出直しwほんまごめんwカルピスの差し入れありがとうなぁ。 外のテラスで双六カレーライス🍛とあんかけ皿うどんをいただきました!どっちも美味すぎておかわりほしかった() 小屋の目の前には鷲羽岳がそびえていて、もういかつすぎた。剱沢でいう剱岳ぐらいの目の前さ。異世界感やばかった。 そこらへんで写真撮ってたら、ばやしちゃんが「休憩とれたああああああ!!!」って叫びながら来てくれてほんま可愛いおもろくて笑ったわ! 支配人もわざわざ出てきてくれて、3人で写真を撮ってくれました。ほんと感謝😭 「双六岳に登るのは夕景を拝む時でいっか!」となったのでとりあえず一旦休憩するためにテント場に戻りました。私は速攻お昼寝をしました。 いい感じの時間帯になったので、起床し、双六岳(というよりか双六台地)を目指します。 双六台地はずっとずっとずーーーーーっと行きたくて、もうこの想いだけは誰にも負けんわ!ってぐらい想いを馳せてた場所。 そこに向かえるのか…と思ったら割と胸熱で、嬉しかった。 ただ、小屋から双六岳が思ってる以上にわりとしんどくて「え、こんなしんどいの?」ってなるやつでした(笑)だれも教えてくれへんやん!全然しんどいやん!!ってなった(笑) 普通に岩ゴロゴロで足しっかり上げていくタイプの登山。もっと緩いの想像してた… ばやしちゃん、「30分で着くよ♪」とかいうて安心させてくれてたのに普通に1時間かかった😂wちょっと早めに出てて良かったです。 もう登り始めてちょっと経っただけで穂高連峰がドオオオン!と見えてきました。ジャンとかも見えて興奮。 双六台地に着く前の中道?ってところからちょっと上がったところに差し掛かった時に、今回の山行で初めて!槍ヶ岳が拝めました! 「うわああああ!槍見えたあああ!」ってなってそれも大興奮でした。 またアドレナリンがドバドバで台地に着いてからはもうテンションハイすぎてやばかった。 「ああああ、ここが写真で死ぬほど見てきた双六台地かぁああ!」ってなりながら歩きました。 周りには、見えてない山がないんじゃないか?ってぐらいの晴れ。ど雲海。 太陽が沈み始めてきて、アーベントロート…。あんな美しいアーベントを見れたのが初めてで、言葉が出ませんでした。槍ヶ岳もアーベントになってた。 アーベントが終わってから、空の色がもうおかしい色に(笑)幻想的な空の色に一変しました。(写真見てください) 2人で夕景を拝みながら写真を撮って撮って撮りまくった。景色を見て「2人で来れて良かったなぁ。」とふけりまくってた。感動しっぱなしやった。 暗がりになる前に岩岩なところを降りたいこともあり、そそくさと下山。下山中は、星が段々と出始めていました。 テント場に戻ってからは、満天の星。テントの入り口からのぞむ星は格別でした。 少しご飯を口にして、次の日も早いので就寝。 【7/24(日)】 朝の4時半ぐらいに起きたかな?ダラダラ準備したりして、5時半にテント場出発。一回双六岳方面に出発したものの、前日に優勝してるし、同じ道歩くの嫌!ってなって、反対側のガスガスに包まれている樅沢岳の方へ向かいました。この時の判断がほんま優勝すぎた。 樅沢岳の方は、わりと緩い登りで歩きやすいのは歩きやすいけど、ガスガスかつ風強めでダウンを着ながら歩いてました。 山頂近くになるまでこの状態が続いてたんやけど、急にピタッと風が止んで、ガスが瞬時に無くなって、青空がドーーーン!ほんま天候の急変えげつなくて。今回運良すぎてほんま怖い。 また、山頂に近づいたらガスガスになったので、抜けるまで待つことに。その間に酔わない梅酒やパン、おにぎりを食べました。(朝から梅酒w) ほんまでも、そんな待ってないのにまた晴れてきて!目の前に槍が!西鎌尾根が!現れてきました! 「うおおおおおおおおおお!!!」ってなって走って眺望のいい場所へ! この時点で風も0!青空えぐすぎてやばかった。 槍を目の前に拝みながらぼーっと過ごす時間が最高でした。 大満足の時間を過ごしたのち小屋に戻りました!前日に売り切れていたケーキがもしかしたら売られてるかも!と思って小屋を覗いたらチーズケーキ以外はあるとのこと! 小屋にお金を落とすのが大好きなわいらは単品とか買いません。「全部ください🍰♪」で4種類全部食べました。全部うますぎたわ。 あと、ばやしちゃんが愛を込めまくってくれた紅茶がうますぎた。ありがとうなぁ! ほんで食べてたらまたばやしちゃんが休憩を取ってきてくれたみたいで😭❤️たくさん話できた!山の話も小屋の話も!関西帰ってきたら厳冬期の大山の予定そそくさと立てようね!🏔ほんま楽しい時間をありがとうな!ばやしちゃんらぶ!🫶 テント場に帰ったら、テントのところにコーラ2本😭😭😭😭のんべるしゃんからの差し入れでした。ほんと優しすぎて泣けた。ほんとありがとうなぁ… テントを片付けて、10:30ごろ下山開始。本気で下山したくなかった。もっと入り浸りたかった。 下山時は、前日がガスガスで真っ白で「どんな景色があるのかな?」と想像して歩いてた景色の答え合わせができた。想像を容易に超えてくる景色が目の前に広がってました。ずっと槍ヶ岳や穂高連峰が拝める弓折乗越までの道がもう感動的で。全然進まれへんかった(笑) 弓折乗越からはペースを上げまくって上げまくって16:30に下山完了…😂 鏡平では、前日に寒冷のため売られてなかったかき氷🍧と、コーヒーフロートを食べました。 もうどちらもうんますぎて、これもまた食べに来ようとなりました。 わさび平では、トマト🍅とそうめんを食べました。トマトは甘くて実がぎっしり。そうめんはもう想像通りの優勝。最高でした。 下山後は、ひがくの湯でゆったり温泉に浸かり、わけわからんぐらいビックサイズの飯を食って深夜におうちに帰りました。 【まとめ】 初の山域で緊張もしてたし、レインハイクもどうなることかなと思いましたが、夏山のレインハイクは条件さえ合えばむしろ快適で素晴らしい方法になるかもしれないと思いました。もし快晴やったら私は小池新道で熱中症になってしもてたと思う。色々な条件を考えて登山計画をすることが登山の快適性に繋がるんだろうなぁと学びが深かった。 駐車場🅿️→新穂高登山者無料駐車場 ※前日入りを強くお勧めします。ここに停められへんかったら鍋平になります。鍋平は下山後に1時間登山するorロープウェイが必須になります。 わさび平、鏡平小屋🚽 どちらも洋式で水洗!むちゃくちゃ綺麗! 200円が協力金です。 双六小屋🚽 洋式、ぼっとんではありますが汚くないです! 200円が協力金です!
活動の装備
- スポルティバ(LA SPORTIVA)TX4
- アイスブレーカー(icebreaker)150 ショートスリーブ ポケット クルー
- マイルストーン(milestone)original Cap MSC-016
- ニーモ・イクイップメント(NEMO Equipment)マット・パッドオーラ
- その他(Other)Nanga オーロラライト450dx
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)Mountain Shot 2
- その他(Other)ledlenser MH5
- その他(Other)LS-284CLin+LH-30
- ニコン(Nikon)NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
- ニコン(Nikon)Z6
- ニコン(Nikon)NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- その他(Other)CAYL MARI Roll Top
- アークテリクス(ARC'TERYX)Atom LT Hoody
メンバー
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