北岳バットレス5尾根支稜〜4尾根

2日目2時起き3時出発。 登山道から外れる辺りでようやく陽が登り、昨日下見で来たルートを更に進むとピラミッドフェースに3人パーティが取り付いていた。我々は左側の5尾根支稜に取りつきました。雪渓は残っていましたが、歩くところは全くなかったので問題まりませんでした。 横断バンドはパートナーが先行したのですが、ハーケンやらスリングが有ったので行ってみたらその先行けず恐る恐る戻りよく見たら草付きのあたりに踏み跡ありそこが横断バンドで有った。2ピッチでCガリー辺りに着き先ほどピラミッドフェースを登ってきたパーティと合流。お互い初見でルーファインに苦慮するが、C沢のガラガラを登って行くと「4」の目印を見つけて間違いなくここが取り付きと断定できた。 1ピッチ登ったところから4尾根の1ピッチ目苦手なクラック確かに右足を置くところがツルツルで滑りやすい。3ピン目位までA0で何とか登る。 後はそれ程難しい所はなく快適に登って行きました。 最終ピッチの城砦ハング。パンク気味のチムニーで苦手なルート。トライするがどうやって登っていいか分からず、パートナーに交代してもらい、セカンドでやっと登り切った。ここをリードで登れなかったのが残念でした。 終了点で装備を全て解除し、踏み跡辿って山頂に向かい無事登頂出来ました。下山は草すべりの急下降を降りて明るいうちにテンバにつきました。