女峰山は遥か向こう。

2022.07.20(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 32
休憩時間
35
距離
5.0 km
のぼり / くだり
690 / 691 m

活動詳細

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私が山に登るきっかけとなった霧降高原の天空階段。1400段で十分きつい。展望台からは絶景だ。 そして絶景の反対側は見えなくなるまで続く山道。展望台5回目ぐらいで思った「この先にも行ってみよう」。 普通のリュックに2Lのスポーツドリンクを入れてスニーカーで登った。ものすごい非日常感だった。自分以外は自然しかない。稜線から落ちるんじゃないかと怖かった。 今日またそこに行ってきた。愛車で。 赤薙山の山頂には1時間40分でついた。そこから一里ヶ曽根独標方向を見ると、一旦下ってからの上りで、ずっと好きじゃない樹林帯ぽい。一時間かかる。もうすぐ12時。膝はもつのか。諦めよう。やっぱり行こう。行ったり来たりして、心が折れた。女峰山にはまだまだ登れないだろう。 全く登山装備でない女性が赤薙山山頂まで来ていた。途中何回かすれ違ったので、自然と少し会話した。「階段までのつもりがここまで来ちゃいました。」。それもすごいが、その気持ちは分かった。 人が多い街の中では、他人と話すことなんかないのに、分けのわからないものっすごい山の中では自然に言葉をかわす。これはなぜなのか。 帰る途中、稜線の絶景の中気持ちのいい向かい風が吹いてきて思わず立ち止まってしばらく風を浴びた。溜まったストレスが大量の汗と一緒に流れ出て、風で後ろに飛んでいく気がする。 ティラノサウルスはいた。

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