チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 23
休憩時間
57
距離
6.5 km
のぼり / くだり
1133 / 1132 m
2 54
1 56

活動詳細

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3連休の3日目。1日休養を挟んだものの、初日40キロのロングトレイルの疲れは早々抜けるものではなく。初っ端からヘロヘロの状態。しかも雨飾温泉コースは所要時間が短い分、結構な急登が続き足にクル。 雨飾山荘は高度880m。ここから1000m付近までは雨飾山のイメージに相応しくアジサイが道端に咲き乱れるのを眺めつつ登るがペースが全然上がらない。 30分程登ると薬師尾根の看板が目に付く。ほぼコースタイム通り。いつもなら多少は早いペースで登れるのだが…これはもうしょうが無いと、以後はマイペースに徹する事にした。 薬師尾根の展望はあまり良いとは言えないが、1300m辺りで見晴らし場があり、北側に聳える鋸岳と鬼ケ面山が綺麗に見えるものの、雨飾山本体はまだ見えない。はしご場を3つ程こなすと中の池と呼ばれる平坦区間になり一息付けるが、沼地なだけに虫が多くタイツ越しにふくらはぎを数か所刺されてしまい、以後ポリポリと足を掻きながらの山行となる😅 モリアオガエルの生息地らしく、特徴的な鳴き声も聞こえたので探してみようかとも思ったがけど、虫が多いのでさっさと通過するに限る! 中の池を過ぎるとまた急登の連続でロープ場も数か所こなしつつ登ると、前方の空が明るくなってきて笹平に到達。一気に視界が開けた! 見えそうでなかなか見えなかった頂上がハッキリ見え、名前通りに笹を基調としつつも様々な高山植物の花が咲き乱れる山上庭園!こんなに種類豊富で色取り取りの花が咲き誇る場所は初めてでテンションが上がる。山頂への最後の急登も、その両脇には花々が咲き乱れるビクトリーロード。そして山頂においても花々の姿がそこここに見られる。種類は10種以上か?とにかくカラフルだ。 眺望はというと遠方には雲が掛かってしまったが、北アルプスの朝日岳から白馬岳辺りまでがかろうじて見え、唐松、五竜、鹿島槍辺りは雲の中。北に目を転じれば、焼山と火打山がドドンと聳えるが妙高や黒姫、高妻山は手前の山々に隠れて良く見えない。むしろ隣の鋸岳や鬼ケ面山と裾野に広がる糸魚川市の町並みや田畑、その奥の日本海が印象的だ。 山頂は猫の耳と評される双耳峰で低い方にはお地蔵様、高い方には小さな社と山頂標識があり、その間にだけでも7,8種は花が咲いている。一頻り山頂での眺望を楽しんだ後は、道々に咲く花々を撮影しつつの下山となった。 下山後には最後の楽しみである温泉! 雨飾山荘は冬場は雪に閉ざされる正に秘湯! 雨飾山荘で500円を支払うと丁寧に案内していただいた。内湯(三角屋根の建物)と外湯(都忘れの湯)があって場所が離れているので一度には入れない。内湯にはシャンプーとボディーソープも備え付けてあるので、先ずそっちで汗を流してさっぱりする。アルカリ泉で石鹸がちゃんと流れたのか分からない位に肌がヌルヌルする。ちなみにお湯は源泉が掛け流しになっているのみ。温度調整用に水が出る蛇口があるが、シャワーなどというヌルい物は存在しない。手桶でジャブジャブするスタイルだw ひとっ風呂浴びると丁度昼時でお腹も空いてきた。受付にはんごろしラーメンというのが宣伝されていたので頂く事にした。お値段等900円だがスープまで飲み干して完食すれば100円戻ってくる。風通しの良いお座敷でコレをサクッと完食!辛さは半殺しという程でもないと感じた。蒙古タンメンよりややヌルい位? さらに帰りがけに外湯も堪能して無事雨飾山登山は完遂と相成った。出来ることなら後泊でゆっくりしたい程良い温泉!是非また訪れたいものだ。

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