大台ケ原の実体か。寂しいな 戻る 次へ

奥坊主に到達できず!大台ケ原マジック?!の写真

2018.05.05(土) 17:15

大台ケ原の実体か。寂しいな

この写真を含む活動日記

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14.9 km

1652 m

奥坊主に到達できず!大台ケ原マジック?!

大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷 (奈良, 三重)

2018.05.05(土) 日帰り

憧れの奥坊主に向かうため、遅ればせながら11時すぎに花抜峠からスタートして、奥坊主経由で、大台ヶ原ビジターセンターへ向かうことを計画。天気も良く、軽装で3本の水だけ携帯してスタート地点から出発するも、「おっと?」しょっぱなから川渡りで足を滑らし、ズボン!何やっちゃんてんの!と自信を叱咤。それで見境を失ったのか、周辺には山道の目印など見当たらず、沢を川沿いに登るか、右か左かさえわからず、山勘を戻すためにいったりきたりと神経戦が始まる。そして山道は断念し、自分なりに一直線に花抜峠に向かって急斜面を直進することに。ここは体力勝負で面白かったにせよ、かなり無駄な労力を費やしてしまう。時間と体力を無駄にしたことから、花抜峠まで意外にも2時間少々かかってしまう!予定よりも1時間遅れのため、素晴らしい景色を楽しむ余裕などもはやなし。そこから早足で尾根を渡り歩き奥坊主の方へと向かうも、その後も似たような形状の斜面と倒木のあらし、深い沢ばかりが続き、GPSを頼るも幾度となく自分の居場所を見失うことに。倒木にまどわされのが奥坊主の宿命!そしてついに目的地近くの尾根に到着し、そこから急斜面を下りはじめた。ところが、よくよく考えてみると、奥坊主までの距離はまだ1km以上あるではないか。この急斜面を降りていくということは、戻りは急斜面の上り。むむむ。。。登頂開始より既に4時間を過ぎ、時刻は3時15分。ビジターセンターまでまだ9kmもある!後1km下りて奥坊主まで行けば、残りの道は10kmとなり、暗闇となる夜7時までにゴールすることは不可能。しかもずっと上り坂だ。想定以上の疲労度、しかもこの軽装、というか想定外だったので半そでだ。そして再度道に迷えば一気に冷え込む夕方からの低体温化、食料なし、ということで遭難はまぬがれない。「あっちゃ!!」これはいかんと、初めて目的地への到達を断念。尾根へとUターンをし、そこから夜7時の到着に間に合うよう、ビジターセンターまでひたすらGPS頼りにで早歩きし、途中からは走る!走る!かろうじて7時にゴール。恐るべし奥坊主。