憧れの奥坊主に向かうため、遅ればせながら11時すぎに花抜峠からスタートして、奥坊主経由で、大台ヶ原ビジターセンターへ向かうことを計画。天気も良く、軽装で3本の水だけ携帯してスタート地点から出発するも、「おっと?」しょっぱなから川渡りで足を滑らし、ズボン!何やっちゃんてんの!と自信を叱咤。それで見境を失ったのか、周辺には山道の目印など見当たらず、沢を川沿いに登るか、右か左かさえわからず、山勘を戻すためにいったりきたりと神経戦が始まる。そして山道は断念し、自分なりに一直線に花抜峠に向かって急斜面を直進することに。ここは体力勝負で面白かったにせよ、かなり無駄な労力を費やしてしまう。時間と体力を無駄にしたことから、花抜峠まで意外にも2時間少々かかってしまう!予定よりも1時間遅れのため、素晴らしい景色を楽しむ余裕などもはやなし。そこから早足で尾根を渡り歩き奥坊主の方へと向かうも、その後も似たような形状の斜面と倒木のあらし、深い沢ばかりが続き、GPSを頼るも幾度となく自分の居場所を見失うことに。倒木にまどわされのが奥坊主の宿命!そしてついに目的地近くの尾根に到着し、そこから急斜面を下りはじめた。ところが、よくよく考えてみると、奥坊主までの距離はまだ1km以上あるではないか。この急斜面を降りていくということは、戻りは急斜面の上り。むむむ。。。登頂開始より既に4時間を過ぎ、時刻は3時15分。ビジターセンターまでまだ9kmもある!後1km下りて奥坊主まで行けば、残りの道は10kmとなり、暗闇となる夜7時までにゴールすることは不可能。しかもずっと上り坂だ。想定以上の疲労度、しかもこの軽装、というか想定外だったので半そでだ。そして再度道に迷えば一気に冷え込む夕方からの低体温化、食料なし、ということで遭難はまぬがれない。「あっちゃ!!」これはいかんと、初めて目的地への到達を断念。尾根へとUターンをし、そこから夜7時の到着に間に合うよう、ビジターセンターまでひたすらGPS頼りにで早歩きし、途中からは走る!走る!かろうじて7時にゴール。恐るべし奥坊主。
花抜峠登山道の手前からのビューは気持ち良く、絶好の登山日和!ちょっと気温が高くなりそうな気配がします。
車で狭い砂利道を通り、花抜峠登山道の入り口までいきます。この道路はタイヤのバーストが怖い!
花抜峠登山道の入口は、小さな標識があるものの、そこからどちらに行けばよいかわからず、小さな小川を渡ると、行き先が不明に。。。
花抜峠登山口からは見つけづらい山道。しかも途中からまた、居場所がわからなくなります!
気がつくと山道は消え、この沢を登る?
気合いだ!一直線に登ってしまうことに
巨木が倒木した後はすごいな
斜面が滑落した後も豪快だ。
枯れ木と森林に囲まれ不思議な気持ちに
迷子になりやすい森林浴ウォーク!
峠が近いことを感じる
タコ入道のような豪快な倒木跡
やっとついた花抜峠、1時間遅れだ
無数の枯れ木を乗り越えた後の御褒美!
今度は戦場のような風景が。。
そして砂漠のような風景に。。。
奥坊主が近くなってきたことを知る
奥坊主を断念、が、帰路も倒木だらけ
とおりゃんせ、戦火の跡を通るようだ。
後半も登り坂が多く急がないと時間が!
直進するプランがネットに阻まれる
岩場に到達!頑張る勇気がでる
大台ケ原の実体か。寂しいな
枯れ木に囲まれた堂倉山
最後は尾鷲道を走り抜ける!
そういれば休憩なしでここまできたな
暗くなる間際でビジターセンター到着