活動データ
タイム
38:23
距離
65.9km
のぼり
6597m
くだり
5623m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2018年5月2日~6日 奥秩父主脈縦走。鴨沢(奥多摩)~瑞牆山荘(北杜市) 初の長期縦走4泊5日(過去最高2泊3日)。 避難小屋1泊。テント3泊。 ■1日目(鴨沢~雲取山~避難小屋) 天気、曇り。夜雨風。 最寄り駅の始発電車に乗って奥多摩へ。 ここで、最初の失敗(-_-;)途中で、朝兼昼のご飯を調達しようと思っていたのですが、乗り換えで時間を取られ、いつの間にやら鴨沢へ……。もちろん、周りに開いてる売店はなく、諦めて登山開始。 荷物の量に関係なく、登りは鈍足なので、途中にある『山頂まで六時間』の看板に萎えながら、ゆっくり標高を上げていきました。 夜雨が降る予報で、初日からテントが濡れるのは嫌だと思い、初の避難小屋泊を決めていたので、奥多摩小屋近くで水を1.5L+0.9L補給。 避難小屋に着いてからは、荷物を置いて山頂ピストン。 夕飯や明日の準備をしていると、一人二人と人が増えていき最終的には5人に。一人じゃなくて、少しホットしました……。 ■2日目(避難小屋~飛龍山~将監峠~笠取山~笠取小屋) 天気、雨風後晴れ どうせ雨だからと思い、落ち着いたら出発しようと考えていたのですが、雲がとれる気配がなく諦めて出発。樹林帯と言うこともあり、ザーザーと濡れることは無かったですが、お昼過ぎまではシトシト。雨に濡れた熊笹が残念なゴアテのはずの靴を濡らし、靴下まで浸水(ToT)歩く度に靴の中で水がグチャグチャしてました。 登山道は、倒木が多く、跨いだり、くぐったり、迂回したりと、雨の中歩くには少し厳しかったです。 唐松尾山辺りからは太陽が出てきたので、休憩がてら、ぐちゃぐちゃになった靴下を絞りました(笑)茶色い水がたくさん…… また靴を履いて歩いても再びぐちゃぐちゃ。テント場まで諦めていくことにしました(-_-;) 早くテント場に着いて濡れたものを渇かしたかったので、行動食をあまりとらなかったので、笠取山山頂手前でガス欠(笑)あとちょっと、あとちょっと、、なんて言いながら、変態級の斜面を下り、なんとか笠取小屋へ到着しました。 テント場を案内してもらい、半年ぶりのテント御開帳!濡れた靴下と靴を急いで干して、着替えて、洗い物(アンダーやらパンツやら)を持って水場へ。戻ってきた頃には日が少なく、結局、あまり乾かず濡れたまま…アンダーは次の日、着乾かし、他はザックの外に括り付けて乾かしました。 笠取小屋は買ったビールのゴミは預かってくれるので、助かります。また、餌付けしているのか、テント場近くに鹿や狐が遊びに来て、桜の木の下でお花見テントができるので、まったりすには丁度良い場所かもしれません。 ■3日目(笠取小屋~雁坂峠~破風山~木賊山~甲武信小屋) 天気、晴れ。風強い。 この日は歩行時間が長くはないので、ゆっくり出ても良かったんですが、甲武信小屋のテント場は人気との事で、時間を繰り上げて5時半に出発。 途中、時間があったので雁坂小屋に立ち寄ったのですが、小屋と人の雰囲気が良く一目惚れ♪テントここにすれば良かったと後悔。たかが10分かそこらしか寄っていませんが、また来たいと思わせる何かがありました! そして、雁坂峠からは景色が開けていて最高!ずっと富士山が見えていました! 破風山避難小屋から樹林帯に入ると、残雪が少々。木賊山辺りではしっかりと残っていて、自分はノーアイゼンで行きましたが、すれ違う人は簡易アイゼン付けてる人が多かったです。 甲武信小屋へは受け付け前の一時半頃に着きましたが、テント場の半分以上が埋まっていて、自分より一時間遅く来た人は張る場所に困っているようで、早く着いて正解でした♪ 標高が2400近くあることと、この日は全国的に気温が下がっていたこともあり、夕方の時点でマイナスに……。早々と寝袋に入り暖を取りましたが、テントを張った場所が若干傾いていて、気づくとズルズル右側に……寒さもあって、寝たり起きたりを繰り返してしまいました(-_-;) ちなみ、この人気の甲武信小屋は買った物もゴミは持ち帰りで、水は一リットル50円でした。ホントは、ビールを買いたかったですが、翌日の荷物になるので諦めました(笑) ■4日目(甲武信小屋~甲武信ヶ岳~国師ヶ岳~金峰山~富士見平) 天気、晴れ。風強い。 一番の長丁場で、コースタイムが10時間程だったので、3時半に起床。やけに寒いと思ったら、霜が降りて、外張りもパリパリなってました(;´д`)寒くて、動くのが億劫でしたが、多目に着込んでパッキング開始。寝袋詰めて服詰めて、前日作っておいた冷たいアルファ米も腹に詰めて、いざ外へ!手袋なしじゃ厳しく、風と寒さと戦いながらテントを撤収。出発する時には太陽が登り始め、写真を撮る人を尻目に歩き始めました。 甲武信ヶ岳から国師ヶ岳までは6、7時間。途中何もなく、スレ違ったのも10人程。近くまで気づかずビックリする事も(笑)樹林帯ではあったものの風が吹き抜け、フリースとシェルは着たまま。甲武信ヶ岳と国師ヶ岳直下は雪が残っていたものの、朝冷え込んでくれたお陰で締まっていて歩きやすく、踏み抜くこともなく、ノーアイゼンで、コースタイム通り行けました! 国師ヶ岳に着いてからは気が抜けてしまい、大弛峠までの木の階段は『前に金峰山が見えてるのに~下りたくない~』なんて独り言を言ったり、登り返しと踏み抜きパラダイスの斜面をダレながら登っていきました(笑) 初の金峰山山頂は人がたくさんいて、楽しそうな岩があって登りたくなりましたが、時間と足の疲労具合、そして何より1人!と言うこともあり、登るのを諦め富士見平を目指しました。(この下りが意外に長く感じたのですが)富士見平に着いて、受付してテント設営、水汲みを終え、小屋でビールと鹿肉ソーセージを頼んで一杯。 たまらなく、最高でした!!! ■5日目(富士見平~瑞牆山~富士見平~みずがき山荘) 天気、晴れ。 始発のバスの時間に間に合うように、必要最低限の物をサブザックに詰めて、日の出前に瑞牆山へ向けて出発。小屋のトイレは女1つ男大小1つずつのため、行列ができていました……。 日が登り始めていたので、ヘッデンはすぐにサヨナラ。途中少し下ったところに川があり、そこで顔と頭を洗ってリフレッシュ!一時間半位で山頂へ。 誰もいない、独り占め♪風が最高に気持ち良くて、八ヶ岳も近い!スタートした雲取山は遠く、よく歩いたなと…… 始発のバスでクララ館に行き、久しぶりのお風呂♪ お風呂かはら南アルプスが見えてこれまた最高! 韮崎駅からは乗車率120%のあずさに乗り込み、デッキでザックの上に座って寝てしまいました(笑) ごめんザック、荷物より重いのが乗ってしまって…… そして、長い道中支えてくれてありがとう。 ●今回、持っていった装備は、別の時に細かく書くかも切れませんが、ザックは普段使っている48Lので行きました。テントもライペンで、寝袋はモンベルの3番。ガスバーナー持参で、毎食自炊で、小屋ではビールと四日目のソーセージを買ったくらいです。今更ながら、よく収まったなと思いますが、夏ならこのザックで一週間は行けると思います。 ●持って行って良かったもの。 寿司の粉。アルファ米が酢飯に♪前日に仕込んでおけば、冷めても美味しいご飯になります! ●次回の課題。 ケータイの充電器。今回、10000Ahのを二つ持っていったのですが、ソーラー付きの方が電池が膨れて2つに分かれてしまったので(-_-;)ログとカメラ用に使いたいので、オススメのソーラーあれば教えて下さい。
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