活動データ
タイム
05:58
距離
6.2km
のぼり
753m
くだり
748m
活動詳細
すべて見る13連勤の激務を終え、待ちに待った連休がやってきました!旅に出よう!*\(^o^)/* 前回のレポでお知らせした通り、この連休は恵那山か能郷白山を予定していたんですが、天気がどうも思わしくない…というか全国的に変な天気。晴れマークと雨マークが混在しています。 地域の天気予報が微妙でも、山を個別に調べるとほとんどダメ(>_<)恵那もダメ、能郷白山もダメ…第3候補の鳥取県の山もダメ… 一旦山を考えずに天気だけを調べる。とにかくプチ遠征できる範囲で条件のいい地域はどこか? 調べた結果、晴れそうなのは近畿南部と四国だけ。近畿では旅にならないので、久しぶりに四国に行こう!となったんですが、候補の山が1つもない…(^_^;) こんな時こそフォロワーさんの力を借りる!5月の愛知遠征の時も、地元の信頼できるフォロワーさんのおススメの山は素晴らしかったですから! https://yamap.com/activities/17012609 そこで早速高知在住のフォロワーさんにメッセージで連絡。「四国のおススメの山、教えてください!」…と、これが前日土曜日の早朝。朝っぱらからゴメンナサイ! ところが2時間も経たないうちに早速の返信!しかも朝の忙しい時間にも関わらず、見所やルートなど詳細な情報を含む6つの山を薦めていただきました*\(^o^)/* やっぱり持つべきものはフォロワーさんです!みほさん、ありがとーっ! 仕事を終え帰宅してから早速吟味。その中から一番最初に記されていた瓶ヶ森をピックアップ!一番最初に書くくらいですから、絶対的おススメでしょう。いわばラーメン屋の食券の自販機の左上のヤツってことですから! それにこの瓶ヶ森は彼女のレポで見て、「なんて素敵な所なんだろー!こんな所をいつか歩いてみたい!」と思っていた山でもあったんです。 よし、いい機会だ。瓶ヶ森に行こう!*\(^o^)/*…とこれが前日夕方。出発9時間前(^_^;) 瓶ヶ森は愛媛県西条市に位置し、四国山地西部の石鎚山脈に属する標高1897mの山で、日本三百名山、四国百名山に選定されています。愛媛県第3峰で四国でも第5峰、西日本でみても第7位の高峰です。 東日本で活動されている方は驚かれるかもしれませんが、標高1900m弱で西日本第7峰なんです。なにせ西日本には2000mを超える山は1座もありませんから。 1800mを超える山になると、紀伊山地の大峰山脈、四国山地とあとは屋久島にしかありません。 東日本の方々には大した標高ではないかも知れませんが、私たち西日本で活動する者にとっては貴重な高峰なんです! 山の価値を標高で区別するようなことはありませんが、やっぱりこれだけ高いと空気が違うし、空が近いですからね!そりゃ楽しみですよ(^-^) しかし愛媛は遠い!片道370km、所要5時間45分かけて、7:00に瓶ヶ森駐車場に到着。ふぅぅ…疲れた… 天気は良いです!気温はこの時点で17度。涼しいどころか風が吹くと肌寒いくらい。なにせ駐車場で標高1665mありますからね(^_^;) 駐車場はめちゃくちゃ広いです。満車になることなんてあるのかな? 駐車場の段階で既に絶景!おー、石鎚山がすぐそこに見えますねー!めちゃカッコいい*\(^o^)/*リアルな死の恐怖を感じた4連続鎖場、天狗岳へのナイフリッジ、下山時の激しい雷雨…厳しい山でしたがいい経験になりました。懐かしいです。思い出すなぁ… https://yamap.com/activities/2249658 7:35、出発! 早速四国の山らしい笹の一本道を進みます…が!夏で笹が深い上に、前夜の雨で葉がびしょ濡れです!あっという間に足元びしょびしょ…まいった(*_*) 傾斜はそれほどでもないですし、厳しい上りではありません。ただ笹漕ぎが…マダニやヤマビルも怖いですし… ルート上にたくさん展望ポイントがあります。もう見る景色全てが絶景です!こういう景色はやっぱりこういう山、この標高でないとなかなか見れるものではないですから。来てヨカッタ!すでにほぼ満足(^^) 岩場が目立ち始め急斜面を登り切ると、小さなお社と祠のある開けたピークに到着。山頂標示を確認し損ったんですが、ここが男山山頂かな?出発してからおよそ30分ほどです。 祀られているのは蔵王権現ですね。修験道の信仰対象です。石鎚山もそうですが、この辺りの山々は修験の山なんですね。 男山を越えると瓶ヶ森の山頂部が見えてきます。笹を漕ぎ漕ぎ進んで行く。相変わらず展望抜群! 一面の笹原の先に瓶ヶ森山頂。女山っていうんですね。人がたくさんいるのが見えます。 男山からおよそ25分、出発してからおよそ55分で瓶ヶ森山頂に到着!*\(^o^)/* 360度のパノラマ大絶景!素晴らしい!ちょっと霞んでますが肉眼では海まで見えます。 山頂の祠に祀られているのも権現像ですね。石土山大権現というようです。 めちゃ涼しい!(^^)しばし休憩して西黒森に向かう予定なんですが…西黒森のビジュアルがヤバい! シンメトリックで怒肩でイカついなぁ!これは漫画でよく見る魔物の住む山の形やで!ラスボス感ハンパない。 多少ビビってますが、行ってみなきゃわからないですからね。よし、行きましょう! アカン!すげー下る!せっかく登ったのに同じくらい下る。しかも急斜面。笹が深くて足元が見えません。スゴい滑るし…あ〜あ、これをまた登り返すんかぁ…そう思うと気が重い(~_~;) 山肌に車道が続いていますね。UFOラインというらしいです。元々は雄峰ラインだったのが、UFOの目撃情報が多発したことからUFOラインと呼ばれるようになったそうです。素晴らしい展望のドライブウェイということでCM撮影にも使われたそうですが、とにかく道幅が狭くて離合困難!利用の際はくれぐれもご注意ください☆ なんとか下り切って鞍部に到着。車道にも降りることができます。 西黒森を見上げる。うわー、大変そうやなぁ…考えても仕方ねー!いっちょ、頑張りますか! 花が多いです。ガクアジサイやイヨフウロ、クガイソウ…花があると頑張れます(^^) 山頂直下の分岐までは九十九折で比較的楽に登れます。分岐からは急斜面を直登!ここはさすがに厳しいですが、距離が短いので一気に登り詰めます。それにしても笹が深い!全山笹だらけ。歩きにくいのがちょっと辛いな… それとガスが上がってきました。瓶ヶ森辺りもガスに隠れたり顔を出したりの繰り返し。展望はちょっと厳しくなってきましたね。 瓶ヶ森からおよそ1時間10分、西黒森に到着*\(^o^)/*山頂は木々に囲まれた小広場。北側が開けています。ガスが沸き立つ様子をぼぉっと眺める。神秘的です。湧き上がるガスと高い空の雲に挟まれました。こんな経験もこの標高ならではですね(^^) 瓶ヶ森に戻って食事にする予定だったんですが、お腹空いた!我慢できないので、山頂手前の岩場で食事にします。ソファみたいな形の岩場で、お尻がすっぽりと落ち着くし背もたれもあって快適です(^_^;) ぼんやり山を眺めながら休憩。こんな時間が幸せなんです☆ たっぷり1時間の休憩。さ、瓶ヶ森に戻りましょう! 滑りやすい急斜面に注意しながら一気に鞍部まで下る。そして瓶ヶ森への登り返しを見上げる…うわー、高いビルの壁を登る気分やな…これはキツそうや… 意を決して登り始める。ゆっくり行きましょう。気温が上がってきて風が止むと暑い…ここが一番キツかった… なんとか急登を登り切り、西黒森からおよそ1時間5分で瓶ヶ森山頂に戻って来ました。時刻は12:00、ちょうど昼時で多くの方が休憩されていました。 少しだけ休憩して下山します。氷見二千石原に向かって下りますが、もう厳しいところはありません。事前に地形を確認していたので下りが穏やかなのは想定内。ルートも遊歩道のようによく整備されていて歩きやすい。景色を楽しみながらのんびりと下ります。 避難小屋まで下り、瓶壺に立ち寄るために白石小屋に向かう。避難小屋のキャンプ場にはテントが何張りかあって賑やかだったんですが、白石小屋の第二キャンプ場は誰もいなくてうら淋しかったです。そのまま道標に従って瓶壺に向かういます。 瓶ヶ森山頂からおよそ55分で瓶壺に到着。瓶壺は小さな沢にできた直径1.5m、深さ1.5mほどの円筒形の岩の穴。ググってみると「湧水が…」と書いてあったんですが、これはポットホールじゃないですかね? 水に手をつけてみる。うひょー!キンッキンに冷たい!よーし、顔を洗うぞ!…と、ここでアクシデント発生! 顔を洗うためグローブを外し帽子を脱ぐ…と、カラン、ポチャン…あ!帽子にサングラス掛けてたの忘れてた!(@_@) マ〜ジ〜かぁ〜〜っ!!?? 森の中に叫び声が響く。こういう時ソロはツラい。誰もツッコんでくれない…(T-T) サングラスが見事に瓶壺の中に落ちる(>_<)やっちまったー!大ハプニング! 恐る恐る瓶壺の中を覗いてみる。水が澄んでいて底にサングラスが沈んでいるのが見えます。さあ、どーする!? 全裸になって壺に入るか!?いや、さすがにそれはまずいだろー。何か長い棒はないか?…あ、ポール! 底まで届くかなぁ…?ポールの長さを目一杯伸ばして水の中に入れてみる。グリップまで水に浸かったところで底に着いた! ポールの先端をサングラスの耳に掛ける部分に引っ掛け、もう1本のポールで外れないように挟んで支える。そのまま壺の壁までサングラスを引きずり、壁に沿わせて持ち上げる。お?行けそうだ! 壁沿いに落とさないようにゆっくりと引き上げ、水面近くまで上がったところで手を突っ込んで確保!見事にサルベージ成功!*\(^o^)/* いやー、まいった!みなさんも注意してくださいね!その後、無事に顔を洗う。気持ちええ〜っ! あとは遊歩道をのんびり歩いて15分、無事に駐車場に戻ってきました(^-^) 車は…たぶんめっちゃ増えてるんでしょうけど、駐車場が広すぎて全く混雑はありません。 はぁ、楽しかった!アクシデントもあったけど笑い話ですよ(^^)一面の笹原、素晴らしい景色、澄んだ空気…笹漕ぎだって終わってみれば楽しい経験。 いやー、瓶ヶ森…いい山でした!西黒森まで行ったことで歩きごたえも…え?距離6.3km?累積750m?うそやん!8km、1000m歩いた気分やねんけど(^_^;)それだけキツかったってことですね。雨と休日出勤で山が3週間ぶりになっちゃったので、ちょっと体がなまっていたのかもしれません。 四国の山は相性がいいんですよ!四国の山旅は絶対楽しい。オススメの山情報をたくさん頂いちゃったので、機会があったらまた訪れることにします。 あ!セットで薦められていた伊吹山…すっかり忘れてた(^_^;) さあ、温泉行きますよー! 今日の下山即温泉は道の駅木の香に併設された施設、木の香温泉です(^^)実は山情報と一緒に温泉情報もいただいてたんです。今日は何から何まで人任せ。いやいや、地元の方の口コミが一番信用できますからね! 内湯1つ、露天1つ、サウナと水風呂というシンプルな内容ですが、こざっぱりとしていて気持ちのいい温泉でした。少しぬるめの湯加減も好みです。すっかり山歩きの疲れもとれました(^-^) そして地元ラーメンは西条市内のその名も「ラーメン屋さん」。実はこの店は石鎚山の下山後に訪れた店。4年ぶり2度目の訪問です。相変わらず地元の常連さんで賑わっています。 チャーシュー麺大盛り+ライスで体力回復!スープはあっさり系豚骨、麺は中太ストレート。安定のコスパとボリュームで大満足、大満腹です*\(^o^)/* その後車を走らせ、高松道府中湖PAで車中泊することにします。SAが混雑していても意外とPAは空いてるんです。しかもここは24h営業のコンビニがあるので完璧です(^^) たっぷり8時間睡眠で朝6時に起床。 顔洗って、歯を磨いて、寝床を片付けて、美味しいコーヒーを飲んで、7:30に出発。車を走らせ淡路島の淡路SAに向かう。 9:00に淡路SAに到着!お目当てはもちろん…釜あげしらす丼! 元々しらすにそれほど興味がなかったんですが、ここで釜あげしらす丼を食べて、その美味しさに衝撃を受けました。それから各地でしらす丼を食べるようになったんですが、正直どこで食べても大したことない。淡路島のしらすは別格なんですよ!レベルが違う! 温玉を崩して一口頬張る…美味いっ!全然他のとは違う。変な魚の臭みは全くないし、しらすが甘いんですよ!魚の甘み。本当に美味しい。ちなみにレストランじゃなくてSAのフードコートです。なのにこのレベル! 淡路島は食の宝庫!美味しいものが溢れている。玉ねぎだって淡路牛だって、もちろん海の幸も間違いなし!新玉なんて生でかじって甘いんですよ!知らんけど。(←食べたことない) 美味しいものを食べたくなったら淡路島に行け!っちゅーことです☆ 食後のデザートにモンブランシューをいただく。これはもうルーティン(^^) 明石海峡大橋は霞がち。今日は六甲もよく見えません。これから雨ですからね。 というわけで前日決定の愛媛プチ遠征も滞りなく終了。あとは事故なく安全に帰宅するだけ。 やっぱり山旅は楽しい! 次はお盆休みですね。なんとか3連休にならないものか!?3連休なら北アルプスです!3連休にならなかったらプチ遠征ですね。またフォロワーさんに助けてもらいながら、知らない山を訪れてみたいと思います。 今回の山旅は高知のみほさんの情報なしでは成り立ちませんでした。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。本当にありがとーございました( ´ ▽ ` )ノ
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