【月山】月に咲く花【百名山】

2022.07.10(日) 日帰り

7月に入り秋田駒、早池峰とお花の名山⛰に登っています🥾 高山植物💐の咲き乱れる姿は本当に美しく、こんなオッサンでも乙女心💞が疼きます(笑) ああ、もっとお花が見たいなぁ😚 そんな気持ちで今日もお花でにぎわうお山を目指したのでした😁 この日のお花畑は「月山」に求めました🌛 出羽三山信仰の聖地✨であり日本百名山にも名を連ねる東北の秀峰ですが、 夏山シーズンは様々な高山植物💐に彩られて美しいのだそうです😀 月山には昨年春山シーズン❄️と紅葉期🍁の2度訪れています🥾 夏のお花シーズン💐は初めてなのでワクワク😆 月山スキー場⛷のある姥沢側(志津口コース)から入山しました🚩 スキー場のリフトが往復で使えるのと雪渓歩き⛄️が楽しめるのがグッドです🙆🏻‍♂️ リフトトップからはまずは「姥ヶ岳」を狙います😤 春山シーズンほどでは全くありませんがまだまだ雪の急斜面は健在⛄️ 久しぶりの雪の感触に歓喜しながら登り詰めるとガラリと変わる景色😳 あたり一面草原のようでコバイケイソウとニッコウキスゲが風にそよいでいました🌬 姥ヶ岳のお花畑と眺望を楽しんだら「柴灯森」「牛首」方面へと縦走🚶🏻‍♂️ 春山シーズンでは深い雪の下に埋もれていた木道を通って月山本峰を目指します🥾 これがこの登山道の醍醐味のひとつだと思うのですが、 夏草の芽吹いて緑の山肌🌿と雪渓のゼブラ模様❄️が月山までずーっと続いています😆 それを眺めつつ登山道の両脇に咲く可憐な花々💐を愛でて行けば最高の夏山ハイクです✨ 牛首から先はいよいよ月山山頂アタックになります💪🏻 先程までの散歩道のような木道歩きから気持ちのギアを入れ替えて急坂に挑みます😡 このコースの核心部に当たるのだと思いますが噴き出る汗は高山の涼しい風が冷やしてくれます🎐 息を切らせながらも頑張って登り詰めると広大な山頂部✨ 火山🌋ですので砂礫や岩場の部分もありますがほとんどが大草原や湿原といった景色😃 高山植物も多くなりあちこちで微笑んでいます😚 大草原の向こうには雲が湧き上がりここが天空のお花畑だと実感します💐 その奥(北)に月山神社⛩が鎮座していますのでまずは参拝に向かいます😊 この時期の月山神社⛩ではお祓いをしていただけます🙏🏻 これまでの2回はいずれもシーズン外で神社は閉ざされ無人でした🥲 受付で神職にお祓いと祝詞をしていただき本宮へ進みます🙇🏻‍♂️ 御祭神の月読命にお参りし登山とお花への感謝を申し上げました🙏🏻 身も心もスッキリとして三角点🔺のある山頂へ向かいました🚶🏻‍♂️ ガスがかかることも多かったですが標高1984mからの大展望を楽しみました👍🏻 その後は山頂部のお花畑💐でのんびりと過ごしました☕️ もちろん秋田駒や早池峰とは違う植生なのですが、月のお山に咲く花々も可憐で美しい✨ 何度キュン死💘しそうになったことか(笑) 特にヒナザクラとハクサンイチゲには首ったけでした😍 同じお花でもお山によって惚れ具合が違ってくるのは自分でもなんだか面白かったです🤣 そして一度見てみたかったクロユリの姿を初めて見ることができ良かったです🙌🏻 池塘とお花畑を眺めながら山メシ🥣を摂ったら下山です🥾 下りは牛首から雪渓の方へ降下しつつリフト乗り場を目指します🚶🏻‍♂️ さすが月山、こんな暑い日が続くというのにまだまだ巨大な雪渓が残ります❄️ 携行してきたチェーンスパイクを履いてその緩斜面を下っていくのは楽しかった😙 至る所で雪解け水の奔流が見られてそれが麓まで流れ下って行きます💧 眼下に見える緑の森や人里は全てこの月山の雪解け水の恩恵を受けるのです🤲🏻 大自然の恵みのありがたさに改めて気付かされました😌 お花を求めて夏の「月山」に登りました🌛 前の月山レポでも書いたことかも知れませんが、 月山は火山🌋なのにほとんどいかめしいところがありません🙂 山体は総じて緩やかだし雪渓のゼブラ模様が綺麗だしお花はたくさんだし、もう最高です🥳 この日も老若男女数えきれないハイカー🎒が登って来ていました🥾 その誰しもが山頂ではニコニコと笑顔を咲かせていたのは印象的でした☺️ ここに咲く高山植物💐はどこか素朴で穏やかで、あどけない可愛さを感じます🥰 それもこの優しい月のお山🌛のふところに抱かれているからかな、なんて思いました🤔 ありがとうございました😌

月山スキー場のリフトは8時からだから、それに合わせてのんびり下道で向かった
道中、東根のあたりで目の前に月山のたおやかな姿を認めて心が躍った

月山スキー場のリフトは8時からだから、それに合わせてのんびり下道で向かった 道中、東根のあたりで目の前に月山のたおやかな姿を認めて心が躍った

月山スキー場のリフトは8時からだから、それに合わせてのんびり下道で向かった 道中、東根のあたりで目の前に月山のたおやかな姿を認めて心が躍った

7時半ごろに駐車場に着いたがまだ余裕だった
準備をしてリフト乗り場までしばらく歩く
途中で美化協力金200円也の関所がある
その先はニッコウキスゲが咲き乱れて綺麗だった

7時半ごろに駐車場に着いたがまだ余裕だった 準備をしてリフト乗り場までしばらく歩く 途中で美化協力金200円也の関所がある その先はニッコウキスゲが咲き乱れて綺麗だった

7時半ごろに駐車場に着いたがまだ余裕だった 準備をしてリフト乗り場までしばらく歩く 途中で美化協力金200円也の関所がある その先はニッコウキスゲが咲き乱れて綺麗だった

すでにチケット購入待ちの長蛇の列
昨年春の雪山行の時もこんな様子だったけど、
その時と違ってスキー・スノボ客はほぼおらず登山者ばかりなのが夏山シーズンを感じさせた

すでにチケット購入待ちの長蛇の列 昨年春の雪山行の時もこんな様子だったけど、 その時と違ってスキー・スノボ客はほぼおらず登山者ばかりなのが夏山シーズンを感じさせた

すでにチケット購入待ちの長蛇の列 昨年春の雪山行の時もこんな様子だったけど、 その時と違ってスキー・スノボ客はほぼおらず登山者ばかりなのが夏山シーズンを感じさせた

そしてリフト運行開始
ここもニッコウキスゲの群落だった
おそらく見栄えのため人工的に植えたのだろう
毎度毎度の足ピーン乗車だが、
ここに関してはマジでこのようにしないとニッコウキスゲを蹴ってしまいかねない

そしてリフト運行開始 ここもニッコウキスゲの群落だった おそらく見栄えのため人工的に植えたのだろう 毎度毎度の足ピーン乗車だが、 ここに関してはマジでこのようにしないとニッコウキスゲを蹴ってしまいかねない

そしてリフト運行開始 ここもニッコウキスゲの群落だった おそらく見栄えのため人工的に植えたのだろう 毎度毎度の足ピーン乗車だが、 ここに関してはマジでこのようにしないとニッコウキスゲを蹴ってしまいかねない

リフトを降りるとお馴染みの場所
記念撮影するハイカーが多い
さすがにここにまでは雪がなくてひと安心(笑)
休憩小屋とトイレがあるから最終準備をゆっくり出来るのは嬉しい
小屋の中の月山神社の祠にお参りしてからいよいよスタート

リフトを降りるとお馴染みの場所 記念撮影するハイカーが多い さすがにここにまでは雪がなくてひと安心(笑) 休憩小屋とトイレがあるから最終準備をゆっくり出来るのは嬉しい 小屋の中の月山神社の祠にお参りしてからいよいよスタート

リフトを降りるとお馴染みの場所 記念撮影するハイカーが多い さすがにここにまでは雪がなくてひと安心(笑) 休憩小屋とトイレがあるから最終準備をゆっくり出来るのは嬉しい 小屋の中の月山神社の祠にお参りしてからいよいよスタート

まずは「姥ヶ岳」を目指す
春はリフトを降りたら即直登が出来るが夏はしばらくは登山道を歩く
だがそれもここまで
多くのハイカーは滑り止めを付けていたが、
雪も斜度も緩めだったのでツボ足で行ってみることにした

まずは「姥ヶ岳」を目指す 春はリフトを降りたら即直登が出来るが夏はしばらくは登山道を歩く だがそれもここまで 多くのハイカーは滑り止めを付けていたが、 雪も斜度も緩めだったのでツボ足で行ってみることにした

まずは「姥ヶ岳」を目指す 春はリフトを降りたら即直登が出来るが夏はしばらくは登山道を歩く だがそれもここまで 多くのハイカーは滑り止めを付けていたが、 雪も斜度も緩めだったのでツボ足で行ってみることにした

駄菓子菓子、滑るときは滑る(笑)
転びはしないがツルッと行くとヒュンとなる
でも久しぶりの雪の感触が嬉しかった
他のハイカーも必死ではあるが無邪気に楽しんでいた

駄菓子菓子、滑るときは滑る(笑) 転びはしないがツルッと行くとヒュンとなる でも久しぶりの雪の感触が嬉しかった 他のハイカーも必死ではあるが無邪気に楽しんでいた

駄菓子菓子、滑るときは滑る(笑) 転びはしないがツルッと行くとヒュンとなる でも久しぶりの雪の感触が嬉しかった 他のハイカーも必死ではあるが無邪気に楽しんでいた

ふと横に目をやるとこんな感じ
そこそこの斜度はあるんだな、やっぱり
そしてクレバスが末期ではあるが形成されている
雪は下の斜面と接するところから溶けていくらしい
だから次第に引っ張られてこうした断裂が出来る
これがズルッと滑ると雪崩になるのだと思うとヒュンとなった

ふと横に目をやるとこんな感じ そこそこの斜度はあるんだな、やっぱり そしてクレバスが末期ではあるが形成されている 雪は下の斜面と接するところから溶けていくらしい だから次第に引っ張られてこうした断裂が出来る これがズルッと滑ると雪崩になるのだと思うとヒュンとなった

ふと横に目をやるとこんな感じ そこそこの斜度はあるんだな、やっぱり そしてクレバスが末期ではあるが形成されている 雪は下の斜面と接するところから溶けていくらしい だから次第に引っ張られてこうした断裂が出来る これがズルッと滑ると雪崩になるのだと思うとヒュンとなった

反対方向を見やると大絶景
彼方に朝日連峰がクッキリ
月山のこのコースは終始朝日の峰々が眺められて気分が良い

反対方向を見やると大絶景 彼方に朝日連峰がクッキリ 月山のこのコースは終始朝日の峰々が眺められて気分が良い

反対方向を見やると大絶景 彼方に朝日連峰がクッキリ 月山のこのコースは終始朝日の峰々が眺められて気分が良い

雪の斜面を登り終えると一気に風景が夏になる
夏山登山道が出てきて青空に続いていた

雪の斜面を登り終えると一気に風景が夏になる 夏山登山道が出てきて青空に続いていた

雪の斜面を登り終えると一気に風景が夏になる 夏山登山道が出てきて青空に続いていた

大草原
黄色い点々はニッコウキスゲ
私の心は夏模様♪

大草原 黄色い点々はニッコウキスゲ 私の心は夏模様♪

大草原 黄色い点々はニッコウキスゲ 私の心は夏模様♪

心地よい木道歩き
どんどん先に進みたくなる

心地よい木道歩き どんどん先に進みたくなる

心地よい木道歩き どんどん先に進みたくなる

もちろん草原とはいえ高山植物の集まった場所だ
チングルマが群生してもいる
13/109

もちろん草原とはいえ高山植物の集まった場所だ チングルマが群生してもいる

もちろん草原とはいえ高山植物の集まった場所だ チングルマが群生してもいる

木道の脇にもたくさんのお花達が咲く
イワカガミ、ヨツバシオガマ、ウラジロヨウラクなどなど
14/109

木道の脇にもたくさんのお花達が咲く イワカガミ、ヨツバシオガマ、ウラジロヨウラクなどなど

木道の脇にもたくさんのお花達が咲く イワカガミ、ヨツバシオガマ、ウラジロヨウラクなどなど

もうすぐ姥ヶ岳の山頂みたい
いよいよ平坦になってきた

もうすぐ姥ヶ岳の山頂みたい いよいよ平坦になってきた

もうすぐ姥ヶ岳の山頂みたい いよいよ平坦になってきた

着いた、姥ヶ岳
ここは風が強いイメージだったけど今日はほぼ無風
最高のお天気になった

着いた、姥ヶ岳 ここは風が強いイメージだったけど今日はほぼ無風 最高のお天気になった

着いた、姥ヶ岳 ここは風が強いイメージだったけど今日はほぼ無風 最高のお天気になった

三等三角点にとび太ッチ
トラロープの先にもお花畑は続いている
その向こうには朝日の山並み

三等三角点にとび太ッチ トラロープの先にもお花畑は続いている その向こうには朝日の山並み

三等三角点にとび太ッチ トラロープの先にもお花畑は続いている その向こうには朝日の山並み

あちらに見えますのが朝日連峰以東岳でございまぁす
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あちらに見えますのが朝日連峰以東岳でございまぁす

あちらに見えますのが朝日連峰以東岳でございまぁす

ニッコウキスゲのお花畑の向こうに以東岳
月山からは位置的距離的に主峰大朝日ではなく以東岳が真正面、ベスポジで眺められる
登りてー

ニッコウキスゲのお花畑の向こうに以東岳 月山からは位置的距離的に主峰大朝日ではなく以東岳が真正面、ベスポジで眺められる 登りてー

ニッコウキスゲのお花畑の向こうに以東岳 月山からは位置的距離的に主峰大朝日ではなく以東岳が真正面、ベスポジで眺められる 登りてー

視線をやや左に移せば大朝日、西朝日、竜門の面々も
あの稜線縦走はいつかやってみたい
今日もきっと多くのハイカーが歩いているんだろう

視線をやや左に移せば大朝日、西朝日、竜門の面々も あの稜線縦走はいつかやってみたい 今日もきっと多くのハイカーが歩いているんだろう

視線をやや左に移せば大朝日、西朝日、竜門の面々も あの稜線縦走はいつかやってみたい 今日もきっと多くのハイカーが歩いているんだろう

そして北に鳥海山
雲を従えているがその巨大さは隠しようがない
俺が東北で一番好きな山だ
今シーズンもそろそろ行きたいところだがまだ計画出来てない
発作的に向かうかもしれんけど(笑)

そして北に鳥海山 雲を従えているがその巨大さは隠しようがない 俺が東北で一番好きな山だ 今シーズンもそろそろ行きたいところだがまだ計画出来てない 発作的に向かうかもしれんけど(笑)

そして北に鳥海山 雲を従えているがその巨大さは隠しようがない 俺が東北で一番好きな山だ 今シーズンもそろそろ行きたいところだがまだ計画出来てない 発作的に向かうかもしれんけど(笑)

姥ヶ岳から先を目指す
木道が敷いてあってハイキング気分で歩いていける

姥ヶ岳から先を目指す 木道が敷いてあってハイキング気分で歩いていける

姥ヶ岳から先を目指す 木道が敷いてあってハイキング気分で歩いていける

イイ!
これぞ夏山の縦走路
稜線歩きといえる規模かは要審議だがこの景観は要件を満たしていると思える
緑の中に見える黄色い粒々は全部ニッコウキスゲだ

イイ! これぞ夏山の縦走路 稜線歩きといえる規模かは要審議だがこの景観は要件を満たしていると思える 緑の中に見える黄色い粒々は全部ニッコウキスゲだ

イイ! これぞ夏山の縦走路 稜線歩きといえる規模かは要審議だがこの景観は要件を満たしていると思える 緑の中に見える黄色い粒々は全部ニッコウキスゲだ

これがこの登山道の醍醐味のひとつだとも思う
これから歩く道が月山山頂までずっと望めるのだ
雪渓もあって贅沢な夏山風景を楽しみながら歩ける

これがこの登山道の醍醐味のひとつだとも思う これから歩く道が月山山頂までずっと望めるのだ 雪渓もあって贅沢な夏山風景を楽しみながら歩ける

これがこの登山道の醍醐味のひとつだとも思う これから歩く道が月山山頂までずっと望めるのだ 雪渓もあって贅沢な夏山風景を楽しみながら歩ける

もちろんお花も素晴らしい
今日の月山はちょうどニッコウキスゲが見頃を迎えているようだった
もう雄国沼は行かんでも済むレベル(←んなこたーない)

もちろんお花も素晴らしい 今日の月山はちょうどニッコウキスゲが見頃を迎えているようだった もう雄国沼は行かんでも済むレベル(←んなこたーない)

もちろんお花も素晴らしい 今日の月山はちょうどニッコウキスゲが見頃を迎えているようだった もう雄国沼は行かんでも済むレベル(←んなこたーない)

眼下に雪渓を眺めながら行く
これも本当にこの縦走路のアクセントになる
風景全部緑でもいいけど白があると嬉しいよね

眼下に雪渓を眺めながら行く これも本当にこの縦走路のアクセントになる 風景全部緑でもいいけど白があると嬉しいよね

眼下に雪渓を眺めながら行く これも本当にこの縦走路のアクセントになる 風景全部緑でもいいけど白があると嬉しいよね

雄大な月山
火山なのに緩やか
ゴツくてイカメしいところがほとんどない
この姿こそが月山の心を示しているように思えた

雄大な月山 火山なのに緩やか ゴツくてイカメしいところがほとんどない この姿こそが月山の心を示しているように思えた

雄大な月山 火山なのに緩やか ゴツくてイカメしいところがほとんどない この姿こそが月山の心を示しているように思えた

尾根に刻まれた登山道
こういうのもまた乙なのよね
雨飾山の乙女の横顔など見てみたくもなる

尾根に刻まれた登山道 こういうのもまた乙なのよね 雨飾山の乙女の横顔など見てみたくもなる

尾根に刻まれた登山道 こういうのもまた乙なのよね 雨飾山の乙女の横顔など見てみたくもなる

木道がなくなっても石畳が現れる
月山の登山道は登拝路でもあるので整備が行き届いている
ただこの石畳、油断していると足グキするからね(←経験者は語る)

木道がなくなっても石畳が現れる 月山の登山道は登拝路でもあるので整備が行き届いている ただこの石畳、油断していると足グキするからね(←経験者は語る)

木道がなくなっても石畳が現れる 月山の登山道は登拝路でもあるので整備が行き届いている ただこの石畳、油断していると足グキするからね(←経験者は語る)

ここに来て咲いているお花が変わってきた
ミヤマウスユキソウの大群落がある
2日前にハヤチネウスユキソウを見て来たばかりだが、
よくみるとお花の様子はほとんど同じように見える
でも決定的に違うのはその白さと大きさ
早池峰のウスユキソウは相当デカイことを実感
思わずハヤチネウスユキソウの話になってしまったが、このミヤマウスユキソウも実はとても希少な種である
飯豊山から秋田駒にかけてのごく限られた高山にしか咲かないらしい
30/109

ここに来て咲いているお花が変わってきた ミヤマウスユキソウの大群落がある 2日前にハヤチネウスユキソウを見て来たばかりだが、 よくみるとお花の様子はほとんど同じように見える でも決定的に違うのはその白さと大きさ 早池峰のウスユキソウは相当デカイことを実感 思わずハヤチネウスユキソウの話になってしまったが、このミヤマウスユキソウも実はとても希少な種である 飯豊山から秋田駒にかけてのごく限られた高山にしか咲かないらしい

ここに来て咲いているお花が変わってきた ミヤマウスユキソウの大群落がある 2日前にハヤチネウスユキソウを見て来たばかりだが、 よくみるとお花の様子はほとんど同じように見える でも決定的に違うのはその白さと大きさ 早池峰のウスユキソウは相当デカイことを実感 思わずハヤチネウスユキソウの話になってしまったが、このミヤマウスユキソウも実はとても希少な種である 飯豊山から秋田駒にかけてのごく限られた高山にしか咲かないらしい

ウサギギクとミヤマリンドウ
黄色と紺色の共演
夏の花火大会♡
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ウサギギクとミヤマリンドウ 黄色と紺色の共演 夏の花火大会♡

ウサギギクとミヤマリンドウ 黄色と紺色の共演 夏の花火大会♡

不覚にも「日本じゃないみたい♡」って呟いてしもうた(笑)

不覚にも「日本じゃないみたい♡」って呟いてしもうた(笑)

不覚にも「日本じゃないみたい♡」って呟いてしもうた(笑)

来た道を振り返る
後続のハイカーがるんるん気分♪で歩いてくるのが分かる(笑)
和むなぁ

来た道を振り返る 後続のハイカーがるんるん気分♪で歩いてくるのが分かる(笑) 和むなぁ

来た道を振り返る 後続のハイカーがるんるん気分♪で歩いてくるのが分かる(笑) 和むなぁ

少し登りに差しかかる
空は青いし風はそよそよ
気持ちよく歩ける

少し登りに差しかかる 空は青いし風はそよそよ 気持ちよく歩ける

少し登りに差しかかる 空は青いし風はそよそよ 気持ちよく歩ける

お花も絶えることがない
秋田駒ではあまり咲いてなかったチングルちゃんだけどここ月山ではバリバリ
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お花も絶えることがない 秋田駒ではあまり咲いてなかったチングルちゃんだけどここ月山ではバリバリ

お花も絶えることがない 秋田駒ではあまり咲いてなかったチングルちゃんだけどここ月山ではバリバリ

ニューフェイス発見
ハクサンフウロ
めんこい、面恋
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ニューフェイス発見 ハクサンフウロ めんこい、面恋

ニューフェイス発見 ハクサンフウロ めんこい、面恋

月山がどんどん近づいてくる
登拝路だから祈りの気持ちを、感謝の気持ちを持って進んでいく

月山がどんどん近づいてくる 登拝路だから祈りの気持ちを、感謝の気持ちを持って進んでいく

月山がどんどん近づいてくる 登拝路だから祈りの気持ちを、感謝の気持ちを持って進んでいく

お、雪渓になった
ほぼフラットだからスタスタ歩ける
この上では冷蔵庫を開けた時のような冷気を含んだ風が吹く
それがとても気持ち良い

お、雪渓になった ほぼフラットだからスタスタ歩ける この上では冷蔵庫を開けた時のような冷気を含んだ風が吹く それがとても気持ち良い

お、雪渓になった ほぼフラットだからスタスタ歩ける この上では冷蔵庫を開けた時のような冷気を含んだ風が吹く それがとても気持ち良い

この辺りは雪渓が溶けかかって雪田がいくつも形成されいる
雪が溶けたばかりのところにはまだ植物の気配はない

この辺りは雪渓が溶けかかって雪田がいくつも形成されいる 雪が溶けたばかりのところにはまだ植物の気配はない

この辺りは雪渓が溶けかかって雪田がいくつも形成されいる 雪が溶けたばかりのところにはまだ植物の気配はない

でもしばらく経つと雪解けを待ち望んでいたお花達が一斉に咲く
このヒナザクラもそのひとつ
あまりの健気な美しさにしゃがみ込んで接近戦(笑)
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でもしばらく経つと雪解けを待ち望んでいたお花達が一斉に咲く このヒナザクラもそのひとつ あまりの健気な美しさにしゃがみ込んで接近戦(笑)

でもしばらく経つと雪解けを待ち望んでいたお花達が一斉に咲く このヒナザクラもそのひとつ あまりの健気な美しさにしゃがみ込んで接近戦(笑)

そして登山道は急登になっていく
さっきまで目の前に見えていた月山のあの斜面だ
ここからはゴーロの連続
ここまで散歩道のような登山道を歩いて来たから気持ちの切り替えをしてから挑む

そして登山道は急登になっていく さっきまで目の前に見えていた月山のあの斜面だ ここからはゴーロの連続 ここまで散歩道のような登山道を歩いて来たから気持ちの切り替えをしてから挑む

そして登山道は急登になっていく さっきまで目の前に見えていた月山のあの斜面だ ここからはゴーロの連続 ここまで散歩道のような登山道を歩いて来たから気持ちの切り替えをしてから挑む

どんどん登る
坂で心拍数が上がり日が照っているから汗が噴き出てくる
でももうあの雲と同じ高さまで登って来ている

どんどん登る 坂で心拍数が上がり日が照っているから汗が噴き出てくる でももうあの雲と同じ高さまで登って来ている

どんどん登る 坂で心拍数が上がり日が照っているから汗が噴き出てくる でももうあの雲と同じ高さまで登って来ている

登山道の応援団
キバナノコマノツメやミヤマキンバイやチングルマなどたくさん咲いていて癒される
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登山道の応援団 キバナノコマノツメやミヤマキンバイやチングルマなどたくさん咲いていて癒される

登山道の応援団 キバナノコマノツメやミヤマキンバイやチングルマなどたくさん咲いていて癒される

お地蔵さんが出てきたら一服つける
その隣の祠で手を合わせて最後の急登に備える

お地蔵さんが出てきたら一服つける その隣の祠で手を合わせて最後の急登に備える

お地蔵さんが出てきたら一服つける その隣の祠で手を合わせて最後の急登に備える

もう頂上は見えている
見えているけどあそこまでが無性に遠く感じられて辛い
白山、御嶽山もそうだった
霊峰と呼ばれるお山はこんなふうに感じることが多い気もする
その究極は富士山だったなぁ

もう頂上は見えている 見えているけどあそこまでが無性に遠く感じられて辛い 白山、御嶽山もそうだった 霊峰と呼ばれるお山はこんなふうに感じることが多い気もする その究極は富士山だったなぁ

もう頂上は見えている 見えているけどあそこまでが無性に遠く感じられて辛い 白山、御嶽山もそうだった 霊峰と呼ばれるお山はこんなふうに感じることが多い気もする その究極は富士山だったなぁ

汗をかきかき最後の力を振り絞って最上段まで登り詰めた
すると大空に不死鳥が羽ばたいた
雲でしょ、といえばそれまで
ここは霊峰、信仰の山
素直に、感じるままに

汗をかきかき最後の力を振り絞って最上段まで登り詰めた すると大空に不死鳥が羽ばたいた 雲でしょ、といえばそれまで ここは霊峰、信仰の山 素直に、感じるままに

汗をかきかき最後の力を振り絞って最上段まで登り詰めた すると大空に不死鳥が羽ばたいた 雲でしょ、といえばそれまで ここは霊峰、信仰の山 素直に、感じるままに

フェニックスを見て俺も息を吹き返したように元気に歩く
山頂部は平坦で広大な場所だ
遠くから見る月山の山頂は確かに穏やかな曲線を描くが、
こんなふうに本当に広い造形になっている奇跡

フェニックスを見て俺も息を吹き返したように元気に歩く 山頂部は平坦で広大な場所だ 遠くから見る月山の山頂は確かに穏やかな曲線を描くが、 こんなふうに本当に広い造形になっている奇跡

フェニックスを見て俺も息を吹き返したように元気に歩く 山頂部は平坦で広大な場所だ 遠くから見る月山の山頂は確かに穏やかな曲線を描くが、 こんなふうに本当に広い造形になっている奇跡

天空の大草原に浮かぶのが月山神社
あそこだけ盛り上がっているのはなんとも不思議
モン・サン・ミシェルのような美観にも見える
登山者はまずはあそこを目指すのだ

天空の大草原に浮かぶのが月山神社 あそこだけ盛り上がっているのはなんとも不思議 モン・サン・ミシェルのような美観にも見える 登山者はまずはあそこを目指すのだ

天空の大草原に浮かぶのが月山神社 あそこだけ盛り上がっているのはなんとも不思議 モン・サン・ミシェルのような美観にも見える 登山者はまずはあそこを目指すのだ

この登山道ではぜひ横を向いて歩きたい
地平線の向こうに雲が湧く
ここは確かに天に近い場所

この登山道ではぜひ横を向いて歩きたい 地平線の向こうに雲が湧く ここは確かに天に近い場所

この登山道ではぜひ横を向いて歩きたい 地平線の向こうに雲が湧く ここは確かに天に近い場所

草原の奥に池塘があって青い水をたたえている
その隣にはコバイケイソウのコロニーがある
東北のお山は山頂部に池塘を持つお山も多いがここまで浄土の雰囲気を感じさせるのはない
これぞ霊峰月山の光景

草原の奥に池塘があって青い水をたたえている その隣にはコバイケイソウのコロニーがある 東北のお山は山頂部に池塘を持つお山も多いがここまで浄土の雰囲気を感じさせるのはない これぞ霊峰月山の光景

草原の奥に池塘があって青い水をたたえている その隣にはコバイケイソウのコロニーがある 東北のお山は山頂部に池塘を持つお山も多いがここまで浄土の雰囲気を感じさせるのはない これぞ霊峰月山の光景

月山神社へのアプローチは石畳の参道
登山者は皆神々に導かれるようにしてこの坂を登っていく

月山神社へのアプローチは石畳の参道 登山者は皆神々に導かれるようにしてこの坂を登っていく

月山神社へのアプローチは石畳の参道 登山者は皆神々に導かれるようにしてこの坂を登っていく

そしてここからが月山神社本宮となる
この先に受付があって祈祷料500円也を納めるとお祓いをしていただける
それをしないと本宮に参拝できない
そしてこの中は撮影厳禁
これまで2回共に無人シーズンに来ていたので驚いた
いや、これこそが月山本来の慣わしなのだった

そしてここからが月山神社本宮となる この先に受付があって祈祷料500円也を納めるとお祓いをしていただける それをしないと本宮に参拝できない そしてこの中は撮影厳禁 これまで2回共に無人シーズンに来ていたので驚いた いや、これこそが月山本来の慣わしなのだった

そしてここからが月山神社本宮となる この先に受付があって祈祷料500円也を納めるとお祓いをしていただける それをしないと本宮に参拝できない そしてこの中は撮影厳禁 これまで2回共に無人シーズンに来ていたので驚いた いや、これこそが月山本来の慣わしなのだった

春も秋も、もちろん参拝はした
でも神職に祝詞を上げてもらった今日が一番背筋が伸びたと思う
美しい景色、素晴らしい高山植物
月山の何もかもが俺を祝福してくれる
こんな有難いことはない
本宮で御祭神月読命に心から御礼申し上げた
今日は月山に登れて本当に良かった

春も秋も、もちろん参拝はした でも神職に祝詞を上げてもらった今日が一番背筋が伸びたと思う 美しい景色、素晴らしい高山植物 月山の何もかもが俺を祝福してくれる こんな有難いことはない 本宮で御祭神月読命に心から御礼申し上げた 今日は月山に登れて本当に良かった

春も秋も、もちろん参拝はした でも神職に祝詞を上げてもらった今日が一番背筋が伸びたと思う 美しい景色、素晴らしい高山植物 月山の何もかもが俺を祝福してくれる こんな有難いことはない 本宮で御祭神月読命に心から御礼申し上げた 今日は月山に登れて本当に良かった

参拝後は山頂に向かう
神社の北側のエリアになる
八合目方面から山頂に向ってくる道である

参拝後は山頂に向かう 神社の北側のエリアになる 八合目方面から山頂に向ってくる道である

参拝後は山頂に向かう 神社の北側のエリアになる 八合目方面から山頂に向ってくる道である

この道は東の見晴らしが素晴らしい
まだ雪渓に覆われた月見ヶ原を見渡せる
天上を歩行しているような浮遊感

この道は東の見晴らしが素晴らしい まだ雪渓に覆われた月見ヶ原を見渡せる 天上を歩行しているような浮遊感

この道は東の見晴らしが素晴らしい まだ雪渓に覆われた月見ヶ原を見渡せる 天上を歩行しているような浮遊感

ここが山頂とされる場所
山名板と一等三角点がある
去年の春は月山神社からそのまま雪原を歩いて到達できた(ここに雪は積もっていなかったが)
月山神社のあるところの方が高く感じるがあそこは神座だからあえてここを最高点にしたようにも感じる

ここが山頂とされる場所 山名板と一等三角点がある 去年の春は月山神社からそのまま雪原を歩いて到達できた(ここに雪は積もっていなかったが) 月山神社のあるところの方が高く感じるがあそこは神座だからあえてここを最高点にしたようにも感じる

ここが山頂とされる場所 山名板と一等三角点がある 去年の春は月山神社からそのまま雪原を歩いて到達できた(ここに雪は積もっていなかったが) 月山神社のあるところの方が高く感じるがあそこは神座だからあえてここを最高点にしたようにも感じる

登頂の記念撮影
今回は撮っていただいた
自分で言うのもなんだが御仏のような穏やかな顔で写っていた(笑)
撮ってくださった方に感謝
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登頂の記念撮影 今回は撮っていただいた 自分で言うのもなんだが御仏のような穏やかな顔で写っていた(笑) 撮ってくださった方に感謝

登頂の記念撮影 今回は撮っていただいた 自分で言うのもなんだが御仏のような穏やかな顔で写っていた(笑) 撮ってくださった方に感謝

一等三角点「月山」にとび太ッチ
これで通算3回目の登頂
厳冬期を登るスキルはないので春・秋・夏と登山シーズンコンプリートしたことにする(笑)

一等三角点「月山」にとび太ッチ これで通算3回目の登頂 厳冬期を登るスキルはないので春・秋・夏と登山シーズンコンプリートしたことにする(笑)

一等三角点「月山」にとび太ッチ これで通算3回目の登頂 厳冬期を登るスキルはないので春・秋・夏と登山シーズンコンプリートしたことにする(笑)

山頂はちょっとした展望台のようでもある
緑濃い尾根筋が綺麗に見えた

山頂はちょっとした展望台のようでもある 緑濃い尾根筋が綺麗に見えた

山頂はちょっとした展望台のようでもある 緑濃い尾根筋が綺麗に見えた

また別の尾根筋
雪渓のゼブラ模様が美しい
飯豊朝日でなくとも月山でもこういった東北の夏山的景観が見られるのはお得感(笑)がある

また別の尾根筋 雪渓のゼブラ模様が美しい 飯豊朝日でなくとも月山でもこういった東北の夏山的景観が見られるのはお得感(笑)がある

また別の尾根筋 雪渓のゼブラ模様が美しい 飯豊朝日でなくとも月山でもこういった東北の夏山的景観が見られるのはお得感(笑)がある

そして南西方向には蔵王がそびえ立つ
蔵王主峰熊野岳からも月山ははっきりと見える
霊山同士、語り合ったりすることはあるのだろうか

そして南西方向には蔵王がそびえ立つ 蔵王主峰熊野岳からも月山ははっきりと見える 霊山同士、語り合ったりすることはあるのだろうか

そして南西方向には蔵王がそびえ立つ 蔵王主峰熊野岳からも月山ははっきりと見える 霊山同士、語り合ったりすることはあるのだろうか

日本百名山「月山」
標高1984m登頂である
その見た目からは想像できないほどに背が高いお山でもある
『日本百名山』の深田久弥氏は斎藤茂吉の歌を引いて山形県人の出羽三山、月山への思いを慮っている

みちのくの 出羽のくにに 三山は ふるさとの山 恋しくもあるか

まさに県民にとってはその通りなのであろう
深田御大が言うまでもなく、山形の高峰では月山のみが唯一完全に山形県の真ん中にあって人々に寄り添っている

日本百名山「月山」 標高1984m登頂である その見た目からは想像できないほどに背が高いお山でもある 『日本百名山』の深田久弥氏は斎藤茂吉の歌を引いて山形県人の出羽三山、月山への思いを慮っている みちのくの 出羽のくにに 三山は ふるさとの山 恋しくもあるか まさに県民にとってはその通りなのであろう 深田御大が言うまでもなく、山形の高峰では月山のみが唯一完全に山形県の真ん中にあって人々に寄り添っている

日本百名山「月山」 標高1984m登頂である その見た目からは想像できないほどに背が高いお山でもある 『日本百名山』の深田久弥氏は斎藤茂吉の歌を引いて山形県人の出羽三山、月山への思いを慮っている みちのくの 出羽のくにに 三山は ふるさとの山 恋しくもあるか まさに県民にとってはその通りなのであろう 深田御大が言うまでもなく、山形の高峰では月山のみが唯一完全に山形県の真ん中にあって人々に寄り添っている

山頂からもう少し先(北)に行ってみる
お花の多いエリアみたいだ

山頂からもう少し先(北)に行ってみる お花の多いエリアみたいだ

山頂からもう少し先(北)に行ってみる お花の多いエリアみたいだ

夏も良いではないか
こんな景色が見られるのだから

夏も良いではないか こんな景色が見られるのだから

夏も良いではないか こんな景色が見られるのだから

歩いていて腕に小さな衝撃を感じた
目をやるとてんとう虫がくっついていた
あら、かわいい♡
以前安達太良で見かけたヤツやん
でもカフスボタンくらいデカいけどね(笑)

歩いていて腕に小さな衝撃を感じた 目をやるとてんとう虫がくっついていた あら、かわいい♡ 以前安達太良で見かけたヤツやん でもカフスボタンくらいデカいけどね(笑)

歩いていて腕に小さな衝撃を感じた 目をやるとてんとう虫がくっついていた あら、かわいい♡ 以前安達太良で見かけたヤツやん でもカフスボタンくらいデカいけどね(笑)

なかなか離れようとしない(笑)
指で触れてみても飛んでいかないから驚く
写真撮ってる間にも腕の上をウロチョロ(笑)
まさか、サンバでも躍っているというのか?!
てんとう虫ってこんなに人懐っこいもんなん?!
てんとう虫を愛し、てんとう虫に愛された男、みちのくあゆむ(笑)
月山の神さまからの使者だったのかなぁ

なかなか離れようとしない(笑) 指で触れてみても飛んでいかないから驚く 写真撮ってる間にも腕の上をウロチョロ(笑) まさか、サンバでも躍っているというのか?! てんとう虫ってこんなに人懐っこいもんなん?! てんとう虫を愛し、てんとう虫に愛された男、みちのくあゆむ(笑) 月山の神さまからの使者だったのかなぁ

なかなか離れようとしない(笑) 指で触れてみても飛んでいかないから驚く 写真撮ってる間にも腕の上をウロチョロ(笑) まさか、サンバでも躍っているというのか?! てんとう虫ってこんなに人懐っこいもんなん?! てんとう虫を愛し、てんとう虫に愛された男、みちのくあゆむ(笑) 月山の神さまからの使者だったのかなぁ

てんとう虫としばらく戯れてのちお花畑に
チングルちゃんが盛っていた
綺麗なもんだ
67/109

てんとう虫としばらく戯れてのちお花畑に チングルちゃんが盛っていた 綺麗なもんだ

てんとう虫としばらく戯れてのちお花畑に チングルちゃんが盛っていた 綺麗なもんだ

そしてすぐ近くにハクサンイチゲの群落があった
不忘山以来の規模だ
綺麗だな〜
68/109

そしてすぐ近くにハクサンイチゲの群落があった 不忘山以来の規模だ 綺麗だな〜

そしてすぐ近くにハクサンイチゲの群落があった 不忘山以来の規模だ 綺麗だな〜

登山道を何気に歩いているとチングルマと見分けがつかなくなることがあるが、
こうして見れば全然違うことが分かる
こういう言い方は間違っていると思うが、チングルマよりハクサンイチゲの白は”濃い”のだ
個人的に花弁(実は萼)の先がとんがっているのも好み
寄り添って咲くと白い炎のようで実に美しいお花だ
69/109

登山道を何気に歩いているとチングルマと見分けがつかなくなることがあるが、 こうして見れば全然違うことが分かる こういう言い方は間違っていると思うが、チングルマよりハクサンイチゲの白は”濃い”のだ 個人的に花弁(実は萼)の先がとんがっているのも好み 寄り添って咲くと白い炎のようで実に美しいお花だ

登山道を何気に歩いているとチングルマと見分けがつかなくなることがあるが、 こうして見れば全然違うことが分かる こういう言い方は間違っていると思うが、チングルマよりハクサンイチゲの白は”濃い”のだ 個人的に花弁(実は萼)の先がとんがっているのも好み 寄り添って咲くと白い炎のようで実に美しいお花だ

木道は延々とつづく
八合目方面からも次々と登ってくる
あの登山道は夏はどんな感じだろうか
いつかの夏に歩いてみようと心に決めてここで引き返すことにした

木道は延々とつづく 八合目方面からも次々と登ってくる あの登山道は夏はどんな感じだろうか いつかの夏に歩いてみようと心に決めてここで引き返すことにした

木道は延々とつづく 八合目方面からも次々と登ってくる あの登山道は夏はどんな感じだろうか いつかの夏に歩いてみようと心に決めてここで引き返すことにした

そういえば松尾芭蕉も『奥の細道』の旅の中で月山を登ったそうな
羽黒山から月山、湯殿山と登拝する三山縦走をしたようだが季節はちょうど今頃で夏山登山だったようだ
芭蕉もきっとこんな浄土の世界を見たのだ

そういえば松尾芭蕉も『奥の細道』の旅の中で月山を登ったそうな 羽黒山から月山、湯殿山と登拝する三山縦走をしたようだが季節はちょうど今頃で夏山登山だったようだ 芭蕉もきっとこんな浄土の世界を見たのだ

そういえば松尾芭蕉も『奥の細道』の旅の中で月山を登ったそうな 羽黒山から月山、湯殿山と登拝する三山縦走をしたようだが季節はちょうど今頃で夏山登山だったようだ 芭蕉もきっとこんな浄土の世界を見たのだ

帰りもお花まみれ(笑)
ヒナザクラが凄い
星屑を散りばめたようにお花畑を作り上げていた
早池峰のヒメコザクラも不忘山のユキワリコザクラもみんなめんこい
サクラソウは種類が多いのでいろんなお山に仲間達がいる
いろいろ会いに行ってみたいなぁ
72/109

帰りもお花まみれ(笑) ヒナザクラが凄い 星屑を散りばめたようにお花畑を作り上げていた 早池峰のヒメコザクラも不忘山のユキワリコザクラもみんなめんこい サクラソウは種類が多いのでいろんなお山に仲間達がいる いろいろ会いに行ってみたいなぁ

帰りもお花まみれ(笑) ヒナザクラが凄い 星屑を散りばめたようにお花畑を作り上げていた 早池峰のヒメコザクラも不忘山のユキワリコザクラもみんなめんこい サクラソウは種類が多いのでいろんなお山に仲間達がいる いろいろ会いに行ってみたいなぁ

チングルマのお花畑でそれっぽい写真を撮ってみる(笑)
ヒナザクラでも試みたが小さい花では難しい
ある程度大きめのお花が引いて撮るには華やぎが出る
早池峰は曇りや雨でも割り切れるけど月山は断然晴れた日が正解だ
73/109

チングルマのお花畑でそれっぽい写真を撮ってみる(笑) ヒナザクラでも試みたが小さい花では難しい ある程度大きめのお花が引いて撮るには華やぎが出る 早池峰は曇りや雨でも割り切れるけど月山は断然晴れた日が正解だ

チングルマのお花畑でそれっぽい写真を撮ってみる(笑) ヒナザクラでも試みたが小さい花では難しい ある程度大きめのお花が引いて撮るには華やぎが出る 早池峰は曇りや雨でも割り切れるけど月山は断然晴れた日が正解だ

神社が見えてきた
ひっきりなしにハイカーが行き交う
この日は修験者は見かけなかったけど昔から参詣人でにぎわう信仰のお山だ

神社が見えてきた ひっきりなしにハイカーが行き交う この日は修験者は見かけなかったけど昔から参詣人でにぎわう信仰のお山だ

神社が見えてきた ひっきりなしにハイカーが行き交う この日は修験者は見かけなかったけど昔から参詣人でにぎわう信仰のお山だ

神社と頂上小屋の間のガレ場で休憩
どこかのパーティが肉を焼く香ばしい匂いがたまらなかった
腹減った〜

神社と頂上小屋の間のガレ場で休憩 どこかのパーティが肉を焼く香ばしい匂いがたまらなかった 腹減った〜

神社と頂上小屋の間のガレ場で休憩 どこかのパーティが肉を焼く香ばしい匂いがたまらなかった 腹減った〜

で、今日の山メシ
夏っぽく攻めてみた(笑)
シンプルイズベスト、あっさりでちょうどいい気分

で、今日の山メシ 夏っぽく攻めてみた(笑) シンプルイズベスト、あっさりでちょうどいい気分

で、今日の山メシ 夏っぽく攻めてみた(笑) シンプルイズベスト、あっさりでちょうどいい気分

焼きとうもろこし!うまし!
醤油を垂らしてこんがり焼く
夏の屋台ムード1000%
あとは花火の打ち上げを待つだけ(笑)

焼きとうもろこし!うまし! 醤油を垂らしてこんがり焼く 夏の屋台ムード1000% あとは花火の打ち上げを待つだけ(笑)

焼きとうもろこし!うまし! 醤油を垂らしてこんがり焼く 夏の屋台ムード1000% あとは花火の打ち上げを待つだけ(笑)

目の前には池塘のある景色が広がっていた
会津駒や燧ヶ岳や八幡平や南蔵王にもこんな風景は見られるが、
月山のそれが最も天を近くに感じさせてくれる

目の前には池塘のある景色が広がっていた 会津駒や燧ヶ岳や八幡平や南蔵王にもこんな風景は見られるが、 月山のそれが最も天を近くに感じさせてくれる

目の前には池塘のある景色が広がっていた 会津駒や燧ヶ岳や八幡平や南蔵王にもこんな風景は見られるが、 月山のそれが最も天を近くに感じさせてくれる

池塘の周りにはキラキラ星が輝く
全てヒナザクラだった
これだけ咲くのは初めて見たから本当に驚くと共に嬉しかった

池塘の周りにはキラキラ星が輝く 全てヒナザクラだった これだけ咲くのは初めて見たから本当に驚くと共に嬉しかった

池塘の周りにはキラキラ星が輝く 全てヒナザクラだった これだけ咲くのは初めて見たから本当に驚くと共に嬉しかった

雪に覆われた月山こそ至高だと思っていたが、夏のお花咲き乱れる月山も素晴らしいではないか
去年は夏に訪れなかったことを今更ながらに悔やんだ

雪に覆われた月山こそ至高だと思っていたが、夏のお花咲き乱れる月山も素晴らしいではないか 去年は夏に訪れなかったことを今更ながらに悔やんだ

雪に覆われた月山こそ至高だと思っていたが、夏のお花咲き乱れる月山も素晴らしいではないか 去年は夏に訪れなかったことを今更ながらに悔やんだ

ハイカーがやけに集まっている場所があった
寄ってみると見慣れないお花が咲いていた
そこに居合わせたマダムに伺うとクロユリだという
初めて見た
ユリとは名付くがユリ科ではないらしい
だからこんな不思議な色形なのか
81/109

ハイカーがやけに集まっている場所があった 寄ってみると見慣れないお花が咲いていた そこに居合わせたマダムに伺うとクロユリだという 初めて見た ユリとは名付くがユリ科ではないらしい だからこんな不思議な色形なのか

ハイカーがやけに集まっている場所があった 寄ってみると見慣れないお花が咲いていた そこに居合わせたマダムに伺うとクロユリだという 初めて見た ユリとは名付くがユリ科ではないらしい だからこんな不思議な色形なのか

実はこの姿は枯れかけ終わりかけであるらしい
他にも数輪咲いていたが全部同じ姿だった
花期がとても短いお花のようだ
霊峰白山でも時期を外して見られなかったお花
月山で見られて嬉しかった
82/109

実はこの姿は枯れかけ終わりかけであるらしい 他にも数輪咲いていたが全部同じ姿だった 花期がとても短いお花のようだ 霊峰白山でも時期を外して見られなかったお花 月山で見られて嬉しかった

実はこの姿は枯れかけ終わりかけであるらしい 他にも数輪咲いていたが全部同じ姿だった 花期がとても短いお花のようだ 霊峰白山でも時期を外して見られなかったお花 月山で見られて嬉しかった

どのお花も綺麗だった
懸命に咲いていた
短い夏を全力で生きていた
83/109

どのお花も綺麗だった 懸命に咲いていた 短い夏を全力で生きていた

どのお花も綺麗だった 懸命に咲いていた 短い夏を全力で生きていた

だからこそ美しいのだと思った
人間もそうかもしれない
果たして自分はどうか?
自然から教えられることは本当に多い
84/109

だからこそ美しいのだと思った 人間もそうかもしれない 果たして自分はどうか? 自然から教えられることは本当に多い

だからこそ美しいのだと思った 人間もそうかもしれない 果たして自分はどうか? 自然から教えられることは本当に多い

ミヤマキンポウゲ、密集して咲くから花束のように見える
85/109

ミヤマキンポウゲ、密集して咲くから花束のように見える

ミヤマキンポウゲ、密集して咲くから花束のように見える

ホソバイワベンケイ
こちらも群れて咲くのはお手のもの
秋田駒でもここ月山でもたくさん咲くがやっぱり早池峰のあの岩の上の株が最高の出来
86/109

ホソバイワベンケイ こちらも群れて咲くのはお手のもの 秋田駒でもここ月山でもたくさん咲くがやっぱり早池峰のあの岩の上の株が最高の出来

ホソバイワベンケイ こちらも群れて咲くのはお手のもの 秋田駒でもここ月山でもたくさん咲くがやっぱり早池峰のあの岩の上の株が最高の出来

来た道を戻っていく
ここが海抜2000mのお山の山頂だとはにわかに信じられないくらいの雄大な空間

来た道を戻っていく ここが海抜2000mのお山の山頂だとはにわかに信じられないくらいの雄大な空間

来た道を戻っていく ここが海抜2000mのお山の山頂だとはにわかに信じられないくらいの雄大な空間

芭蕉もこの群落を見たのかもしれない

「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」

芭蕉は月山を登った際にこう詠んだ
湧き上がる雲が崩れて積み重なって出来たお山が月山であると
確かにそうかもしれない
それはまさにこの月山にこそふさわしい情景であろう
88/109

芭蕉もこの群落を見たのかもしれない 「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」 芭蕉は月山を登った際にこう詠んだ 湧き上がる雲が崩れて積み重なって出来たお山が月山であると 確かにそうかもしれない それはまさにこの月山にこそふさわしい情景であろう

芭蕉もこの群落を見たのかもしれない 「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」 芭蕉は月山を登った際にこう詠んだ 湧き上がる雲が崩れて積み重なって出来たお山が月山であると 確かにそうかもしれない それはまさにこの月山にこそふさわしい情景であろう

このコースは下山もまた楽しい
雄大な夏景色に向かってダイブしていく

このコースは下山もまた楽しい 雄大な夏景色に向かってダイブしていく

このコースは下山もまた楽しい 雄大な夏景色に向かってダイブしていく

多くのハイカーが行き交う登山道
信仰のお山だから登拝道だからご高齢の方々も多く登って来られる
途中で脚が攣ってしまった方も見かけた
それでも最後まで登っていく姿の尊い事
霊峰ならではの事だ

多くのハイカーが行き交う登山道 信仰のお山だから登拝道だからご高齢の方々も多く登って来られる 途中で脚が攣ってしまった方も見かけた それでも最後まで登っていく姿の尊い事 霊峰ならではの事だ

多くのハイカーが行き交う登山道 信仰のお山だから登拝道だからご高齢の方々も多く登って来られる 途中で脚が攣ってしまった方も見かけた それでも最後まで登っていく姿の尊い事 霊峰ならではの事だ

ここから雪渓に下っていく
なかなか巨大だった
ここでチェーンスパイクを装着して行く事にした

ここから雪渓に下っていく なかなか巨大だった ここでチェーンスパイクを装着して行く事にした

ここから雪渓に下っていく なかなか巨大だった ここでチェーンスパイクを装着して行く事にした

腐ってはいるが雪は雪
ナメた歩き方をすれば滑って転ぶ
ここはもう一度慎重になって下って行く

腐ってはいるが雪は雪 ナメた歩き方をすれば滑って転ぶ ここはもう一度慎重になって下って行く

腐ってはいるが雪は雪 ナメた歩き方をすれば滑って転ぶ ここはもう一度慎重になって下って行く

斜度は緩くクラックもクレバスも見当たらない
実は尻セードで行くのが一番楽しいのかもしれない
スピードがつき過ぎたら怖いけど(笑)

斜度は緩くクラックもクレバスも見当たらない 実は尻セードで行くのが一番楽しいのかもしれない スピードがつき過ぎたら怖いけど(笑)

斜度は緩くクラックもクレバスも見当たらない 実は尻セードで行くのが一番楽しいのかもしれない スピードがつき過ぎたら怖いけど(笑)

このコースの帰り道はずっと朝日連峰を眺めながら歩いて行ける
朝日にも登りたくて仕方なくなってくる

このコースの帰り道はずっと朝日連峰を眺めながら歩いて行ける 朝日にも登りたくて仕方なくなってくる

このコースの帰り道はずっと朝日連峰を眺めながら歩いて行ける 朝日にも登りたくて仕方なくなってくる

いくつかの雪渓を乗り越えてようやく木道歩きとなった
何ヵ所で雪解け水がほとばしり夏場に歩くには涼しく感じられる

いくつかの雪渓を乗り越えてようやく木道歩きとなった 何ヵ所で雪解け水がほとばしり夏場に歩くには涼しく感じられる

いくつかの雪渓を乗り越えてようやく木道歩きとなった 何ヵ所で雪解け水がほとばしり夏場に歩くには涼しく感じられる

山頂方面を振り返る
雄大でたおやかな姿が美しい
お花が多く登りやすいのも良い
月山大好きな人が多いのも分かる話である

山頂方面を振り返る 雄大でたおやかな姿が美しい お花が多く登りやすいのも良い 月山大好きな人が多いのも分かる話である

山頂方面を振り返る 雄大でたおやかな姿が美しい お花が多く登りやすいのも良い 月山大好きな人が多いのも分かる話である

リフト乗り場が見えてきた
今日の山行ももうすぐ終わりを迎える

リフト乗り場が見えてきた 今日の山行ももうすぐ終わりを迎える

リフト乗り場が見えてきた 今日の山行ももうすぐ終わりを迎える

横を向くと姥ヶ岳の山腹でスキー・スノーボード客がひしめき合っていた
滑走スペースがかなり制限されてはきているがこの時期でも営業できるのは凄いの一言

横を向くと姥ヶ岳の山腹でスキー・スノーボード客がひしめき合っていた 滑走スペースがかなり制限されてはきているがこの時期でも営業できるのは凄いの一言

横を向くと姥ヶ岳の山腹でスキー・スノーボード客がひしめき合っていた 滑走スペースがかなり制限されてはきているがこの時期でも営業できるのは凄いの一言

ゴール
ここでYAMAPログを止めた
終わってみればあっという間、でも今日も充実した山行になった

ゴール ここでYAMAPログを止めた 終わってみればあっという間、でも今日も充実した山行になった

ゴール ここでYAMAPログを止めた 終わってみればあっという間、でも今日も充実した山行になった

リフトで楽々下山(笑)
リフト乗り場前の小屋で買ったコーラを飲みながらクールダウン
このリフトは乗車時間が長いのでゆっくり余韻に浸れたのは良かった

リフトで楽々下山(笑) リフト乗り場前の小屋で買ったコーラを飲みながらクールダウン このリフトは乗車時間が長いのでゆっくり余韻に浸れたのは良かった

リフトで楽々下山(笑) リフト乗り場前の小屋で買ったコーラを飲みながらクールダウン このリフトは乗車時間が長いのでゆっくり余韻に浸れたのは良かった

リフトを降りるとニッコウキスゲが元気に出迎えてくれた
夏を感じさせてくれる良い色合いのお花である
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リフトを降りるとニッコウキスゲが元気に出迎えてくれた 夏を感じさせてくれる良い色合いのお花である

リフトを降りるとニッコウキスゲが元気に出迎えてくれた 夏を感じさせてくれる良い色合いのお花である

まさかやー!
サンカヨウ!
こんなところで会えるなんて
もちろんクリスタルではなかったが純白の鈴なりのお花は清涼感バツグンであった
102/109

まさかやー! サンカヨウ! こんなところで会えるなんて もちろんクリスタルではなかったが純白の鈴なりのお花は清涼感バツグンであった

まさかやー! サンカヨウ! こんなところで会えるなんて もちろんクリスタルではなかったが純白の鈴なりのお花は清涼感バツグンであった

駐車場に向かう道すがら朝日連峰が大きく見えた
月山を降りて次は朝日に行こうと誓う登山者も多いと思う
俺も、きっと

駐車場に向かう道すがら朝日連峰が大きく見えた 月山を降りて次は朝日に行こうと誓う登山者も多いと思う 俺も、きっと

駐車場に向かう道すがら朝日連峰が大きく見えた 月山を降りて次は朝日に行こうと誓う登山者も多いと思う 俺も、きっと

帰りは道の駅にしかわにピットイン
ここのソフクリは美味いんだよ
ビールの絶妙な風味がソフトクリームに意外に合う

帰りは道の駅にしかわにピットイン ここのソフクリは美味いんだよ ビールの絶妙な風味がソフトクリームに意外に合う

帰りは道の駅にしかわにピットイン ここのソフクリは美味いんだよ ビールの絶妙な風味がソフトクリームに意外に合う

そのまま下道で仙台まで帰るのだが河北町(かほくちょう)を通る
せっかくだからこの町発祥の”冷たい肉そば”を食べていこう
暑い夏にはもってこいの麺類である

そのまま下道で仙台まで帰るのだが河北町(かほくちょう)を通る せっかくだからこの町発祥の”冷たい肉そば”を食べていこう 暑い夏にはもってこいの麺類である

そのまま下道で仙台まで帰るのだが河北町(かほくちょう)を通る せっかくだからこの町発祥の”冷たい肉そば”を食べていこう 暑い夏にはもってこいの麺類である

何気に見つけて入ったお店だったがメニューが見事に麺類しかない
しかも冷たい肉そばが筆頭
これは期待出来そう

何気に見つけて入ったお店だったがメニューが見事に麺類しかない しかも冷たい肉そばが筆頭 これは期待出来そう

何気に見つけて入ったお店だったがメニューが見事に麺類しかない しかも冷たい肉そばが筆頭 これは期待出来そう

へい、おまち!
来たよ〜♡
いただきます
うまし!
オイラ好きだなあ、この味わい
ここの親鶏の肉は実に旨かった
おツユも好きな味で全部飲んでもうた(笑)
登山後だから良い塩分補給になった?!
ごちそうさまでした

へい、おまち! 来たよ〜♡ いただきます うまし! オイラ好きだなあ、この味わい ここの親鶏の肉は実に旨かった おツユも好きな味で全部飲んでもうた(笑) 登山後だから良い塩分補給になった?! ごちそうさまでした

へい、おまち! 来たよ〜♡ いただきます うまし! オイラ好きだなあ、この味わい ここの親鶏の肉は実に旨かった おツユも好きな味で全部飲んでもうた(笑) 登山後だから良い塩分補給になった?! ごちそうさまでした

東根に入ると青田とさくらんぼ畑の向こうに積乱雲が見えた
蔵王や奥羽山脈の上空に発達した入道雲
それにしても山形の夏は夏らしい風景が盛りだくさんで実に良い
その分クソ暑いけど(笑)
この後宮城に入って作並から愛子のあたりで大雨に降られた
これも夏を感じさせた

東根に入ると青田とさくらんぼ畑の向こうに積乱雲が見えた 蔵王や奥羽山脈の上空に発達した入道雲 それにしても山形の夏は夏らしい風景が盛りだくさんで実に良い その分クソ暑いけど(笑) この後宮城に入って作並から愛子のあたりで大雨に降られた これも夏を感じさせた

東根に入ると青田とさくらんぼ畑の向こうに積乱雲が見えた 蔵王や奥羽山脈の上空に発達した入道雲 それにしても山形の夏は夏らしい風景が盛りだくさんで実に良い その分クソ暑いけど(笑) この後宮城に入って作並から愛子のあたりで大雨に降られた これも夏を感じさせた

夏の「月山」で高山植物を愛でてきた
月山は雪を戴く姿こそ至高と思っていたがそれは単なる思い違いであった
夏の月山はそれはまた素晴らしい世界が広がっていた
お花も生き生きと咲いていた
元気な花々の姿を見ていたら夏バテなどせずに過ごせそうだと思えた
ありがとうございました

夏の「月山」で高山植物を愛でてきた 月山は雪を戴く姿こそ至高と思っていたがそれは単なる思い違いであった 夏の月山はそれはまた素晴らしい世界が広がっていた お花も生き生きと咲いていた 元気な花々の姿を見ていたら夏バテなどせずに過ごせそうだと思えた ありがとうございました

夏の「月山」で高山植物を愛でてきた 月山は雪を戴く姿こそ至高と思っていたがそれは単なる思い違いであった 夏の月山はそれはまた素晴らしい世界が広がっていた お花も生き生きと咲いていた 元気な花々の姿を見ていたら夏バテなどせずに過ごせそうだと思えた ありがとうございました

月山スキー場のリフトは8時からだから、それに合わせてのんびり下道で向かった 道中、東根のあたりで目の前に月山のたおやかな姿を認めて心が躍った

7時半ごろに駐車場に着いたがまだ余裕だった 準備をしてリフト乗り場までしばらく歩く 途中で美化協力金200円也の関所がある その先はニッコウキスゲが咲き乱れて綺麗だった

すでにチケット購入待ちの長蛇の列 昨年春の雪山行の時もこんな様子だったけど、 その時と違ってスキー・スノボ客はほぼおらず登山者ばかりなのが夏山シーズンを感じさせた

そしてリフト運行開始 ここもニッコウキスゲの群落だった おそらく見栄えのため人工的に植えたのだろう 毎度毎度の足ピーン乗車だが、 ここに関してはマジでこのようにしないとニッコウキスゲを蹴ってしまいかねない

リフトを降りるとお馴染みの場所 記念撮影するハイカーが多い さすがにここにまでは雪がなくてひと安心(笑) 休憩小屋とトイレがあるから最終準備をゆっくり出来るのは嬉しい 小屋の中の月山神社の祠にお参りしてからいよいよスタート

まずは「姥ヶ岳」を目指す 春はリフトを降りたら即直登が出来るが夏はしばらくは登山道を歩く だがそれもここまで 多くのハイカーは滑り止めを付けていたが、 雪も斜度も緩めだったのでツボ足で行ってみることにした

駄菓子菓子、滑るときは滑る(笑) 転びはしないがツルッと行くとヒュンとなる でも久しぶりの雪の感触が嬉しかった 他のハイカーも必死ではあるが無邪気に楽しんでいた

ふと横に目をやるとこんな感じ そこそこの斜度はあるんだな、やっぱり そしてクレバスが末期ではあるが形成されている 雪は下の斜面と接するところから溶けていくらしい だから次第に引っ張られてこうした断裂が出来る これがズルッと滑ると雪崩になるのだと思うとヒュンとなった

反対方向を見やると大絶景 彼方に朝日連峰がクッキリ 月山のこのコースは終始朝日の峰々が眺められて気分が良い

雪の斜面を登り終えると一気に風景が夏になる 夏山登山道が出てきて青空に続いていた

大草原 黄色い点々はニッコウキスゲ 私の心は夏模様♪

心地よい木道歩き どんどん先に進みたくなる

もちろん草原とはいえ高山植物の集まった場所だ チングルマが群生してもいる

木道の脇にもたくさんのお花達が咲く イワカガミ、ヨツバシオガマ、ウラジロヨウラクなどなど

もうすぐ姥ヶ岳の山頂みたい いよいよ平坦になってきた

着いた、姥ヶ岳 ここは風が強いイメージだったけど今日はほぼ無風 最高のお天気になった

三等三角点にとび太ッチ トラロープの先にもお花畑は続いている その向こうには朝日の山並み

あちらに見えますのが朝日連峰以東岳でございまぁす

ニッコウキスゲのお花畑の向こうに以東岳 月山からは位置的距離的に主峰大朝日ではなく以東岳が真正面、ベスポジで眺められる 登りてー

視線をやや左に移せば大朝日、西朝日、竜門の面々も あの稜線縦走はいつかやってみたい 今日もきっと多くのハイカーが歩いているんだろう

そして北に鳥海山 雲を従えているがその巨大さは隠しようがない 俺が東北で一番好きな山だ 今シーズンもそろそろ行きたいところだがまだ計画出来てない 発作的に向かうかもしれんけど(笑)

姥ヶ岳から先を目指す 木道が敷いてあってハイキング気分で歩いていける

イイ! これぞ夏山の縦走路 稜線歩きといえる規模かは要審議だがこの景観は要件を満たしていると思える 緑の中に見える黄色い粒々は全部ニッコウキスゲだ

これがこの登山道の醍醐味のひとつだとも思う これから歩く道が月山山頂までずっと望めるのだ 雪渓もあって贅沢な夏山風景を楽しみながら歩ける

もちろんお花も素晴らしい 今日の月山はちょうどニッコウキスゲが見頃を迎えているようだった もう雄国沼は行かんでも済むレベル(←んなこたーない)

眼下に雪渓を眺めながら行く これも本当にこの縦走路のアクセントになる 風景全部緑でもいいけど白があると嬉しいよね

雄大な月山 火山なのに緩やか ゴツくてイカメしいところがほとんどない この姿こそが月山の心を示しているように思えた

尾根に刻まれた登山道 こういうのもまた乙なのよね 雨飾山の乙女の横顔など見てみたくもなる

木道がなくなっても石畳が現れる 月山の登山道は登拝路でもあるので整備が行き届いている ただこの石畳、油断していると足グキするからね(←経験者は語る)

ここに来て咲いているお花が変わってきた ミヤマウスユキソウの大群落がある 2日前にハヤチネウスユキソウを見て来たばかりだが、 よくみるとお花の様子はほとんど同じように見える でも決定的に違うのはその白さと大きさ 早池峰のウスユキソウは相当デカイことを実感 思わずハヤチネウスユキソウの話になってしまったが、このミヤマウスユキソウも実はとても希少な種である 飯豊山から秋田駒にかけてのごく限られた高山にしか咲かないらしい

ウサギギクとミヤマリンドウ 黄色と紺色の共演 夏の花火大会♡

不覚にも「日本じゃないみたい♡」って呟いてしもうた(笑)

来た道を振り返る 後続のハイカーがるんるん気分♪で歩いてくるのが分かる(笑) 和むなぁ

少し登りに差しかかる 空は青いし風はそよそよ 気持ちよく歩ける

お花も絶えることがない 秋田駒ではあまり咲いてなかったチングルちゃんだけどここ月山ではバリバリ

ニューフェイス発見 ハクサンフウロ めんこい、面恋

月山がどんどん近づいてくる 登拝路だから祈りの気持ちを、感謝の気持ちを持って進んでいく

お、雪渓になった ほぼフラットだからスタスタ歩ける この上では冷蔵庫を開けた時のような冷気を含んだ風が吹く それがとても気持ち良い

この辺りは雪渓が溶けかかって雪田がいくつも形成されいる 雪が溶けたばかりのところにはまだ植物の気配はない

でもしばらく経つと雪解けを待ち望んでいたお花達が一斉に咲く このヒナザクラもそのひとつ あまりの健気な美しさにしゃがみ込んで接近戦(笑)

そして登山道は急登になっていく さっきまで目の前に見えていた月山のあの斜面だ ここからはゴーロの連続 ここまで散歩道のような登山道を歩いて来たから気持ちの切り替えをしてから挑む

どんどん登る 坂で心拍数が上がり日が照っているから汗が噴き出てくる でももうあの雲と同じ高さまで登って来ている

登山道の応援団 キバナノコマノツメやミヤマキンバイやチングルマなどたくさん咲いていて癒される

お地蔵さんが出てきたら一服つける その隣の祠で手を合わせて最後の急登に備える

もう頂上は見えている 見えているけどあそこまでが無性に遠く感じられて辛い 白山、御嶽山もそうだった 霊峰と呼ばれるお山はこんなふうに感じることが多い気もする その究極は富士山だったなぁ

汗をかきかき最後の力を振り絞って最上段まで登り詰めた すると大空に不死鳥が羽ばたいた 雲でしょ、といえばそれまで ここは霊峰、信仰の山 素直に、感じるままに

フェニックスを見て俺も息を吹き返したように元気に歩く 山頂部は平坦で広大な場所だ 遠くから見る月山の山頂は確かに穏やかな曲線を描くが、 こんなふうに本当に広い造形になっている奇跡

天空の大草原に浮かぶのが月山神社 あそこだけ盛り上がっているのはなんとも不思議 モン・サン・ミシェルのような美観にも見える 登山者はまずはあそこを目指すのだ

この登山道ではぜひ横を向いて歩きたい 地平線の向こうに雲が湧く ここは確かに天に近い場所

草原の奥に池塘があって青い水をたたえている その隣にはコバイケイソウのコロニーがある 東北のお山は山頂部に池塘を持つお山も多いがここまで浄土の雰囲気を感じさせるのはない これぞ霊峰月山の光景

月山神社へのアプローチは石畳の参道 登山者は皆神々に導かれるようにしてこの坂を登っていく

そしてここからが月山神社本宮となる この先に受付があって祈祷料500円也を納めるとお祓いをしていただける それをしないと本宮に参拝できない そしてこの中は撮影厳禁 これまで2回共に無人シーズンに来ていたので驚いた いや、これこそが月山本来の慣わしなのだった

春も秋も、もちろん参拝はした でも神職に祝詞を上げてもらった今日が一番背筋が伸びたと思う 美しい景色、素晴らしい高山植物 月山の何もかもが俺を祝福してくれる こんな有難いことはない 本宮で御祭神月読命に心から御礼申し上げた 今日は月山に登れて本当に良かった

参拝後は山頂に向かう 神社の北側のエリアになる 八合目方面から山頂に向ってくる道である

この道は東の見晴らしが素晴らしい まだ雪渓に覆われた月見ヶ原を見渡せる 天上を歩行しているような浮遊感

ここが山頂とされる場所 山名板と一等三角点がある 去年の春は月山神社からそのまま雪原を歩いて到達できた(ここに雪は積もっていなかったが) 月山神社のあるところの方が高く感じるがあそこは神座だからあえてここを最高点にしたようにも感じる

登頂の記念撮影 今回は撮っていただいた 自分で言うのもなんだが御仏のような穏やかな顔で写っていた(笑) 撮ってくださった方に感謝

一等三角点「月山」にとび太ッチ これで通算3回目の登頂 厳冬期を登るスキルはないので春・秋・夏と登山シーズンコンプリートしたことにする(笑)

山頂はちょっとした展望台のようでもある 緑濃い尾根筋が綺麗に見えた

また別の尾根筋 雪渓のゼブラ模様が美しい 飯豊朝日でなくとも月山でもこういった東北の夏山的景観が見られるのはお得感(笑)がある

そして南西方向には蔵王がそびえ立つ 蔵王主峰熊野岳からも月山ははっきりと見える 霊山同士、語り合ったりすることはあるのだろうか

日本百名山「月山」 標高1984m登頂である その見た目からは想像できないほどに背が高いお山でもある 『日本百名山』の深田久弥氏は斎藤茂吉の歌を引いて山形県人の出羽三山、月山への思いを慮っている みちのくの 出羽のくにに 三山は ふるさとの山 恋しくもあるか まさに県民にとってはその通りなのであろう 深田御大が言うまでもなく、山形の高峰では月山のみが唯一完全に山形県の真ん中にあって人々に寄り添っている

山頂からもう少し先(北)に行ってみる お花の多いエリアみたいだ

夏も良いではないか こんな景色が見られるのだから

歩いていて腕に小さな衝撃を感じた 目をやるとてんとう虫がくっついていた あら、かわいい♡ 以前安達太良で見かけたヤツやん でもカフスボタンくらいデカいけどね(笑)

なかなか離れようとしない(笑) 指で触れてみても飛んでいかないから驚く 写真撮ってる間にも腕の上をウロチョロ(笑) まさか、サンバでも躍っているというのか?! てんとう虫ってこんなに人懐っこいもんなん?! てんとう虫を愛し、てんとう虫に愛された男、みちのくあゆむ(笑) 月山の神さまからの使者だったのかなぁ

てんとう虫としばらく戯れてのちお花畑に チングルちゃんが盛っていた 綺麗なもんだ

そしてすぐ近くにハクサンイチゲの群落があった 不忘山以来の規模だ 綺麗だな〜

登山道を何気に歩いているとチングルマと見分けがつかなくなることがあるが、 こうして見れば全然違うことが分かる こういう言い方は間違っていると思うが、チングルマよりハクサンイチゲの白は”濃い”のだ 個人的に花弁(実は萼)の先がとんがっているのも好み 寄り添って咲くと白い炎のようで実に美しいお花だ

木道は延々とつづく 八合目方面からも次々と登ってくる あの登山道は夏はどんな感じだろうか いつかの夏に歩いてみようと心に決めてここで引き返すことにした

そういえば松尾芭蕉も『奥の細道』の旅の中で月山を登ったそうな 羽黒山から月山、湯殿山と登拝する三山縦走をしたようだが季節はちょうど今頃で夏山登山だったようだ 芭蕉もきっとこんな浄土の世界を見たのだ

帰りもお花まみれ(笑) ヒナザクラが凄い 星屑を散りばめたようにお花畑を作り上げていた 早池峰のヒメコザクラも不忘山のユキワリコザクラもみんなめんこい サクラソウは種類が多いのでいろんなお山に仲間達がいる いろいろ会いに行ってみたいなぁ

チングルマのお花畑でそれっぽい写真を撮ってみる(笑) ヒナザクラでも試みたが小さい花では難しい ある程度大きめのお花が引いて撮るには華やぎが出る 早池峰は曇りや雨でも割り切れるけど月山は断然晴れた日が正解だ

神社が見えてきた ひっきりなしにハイカーが行き交う この日は修験者は見かけなかったけど昔から参詣人でにぎわう信仰のお山だ

神社と頂上小屋の間のガレ場で休憩 どこかのパーティが肉を焼く香ばしい匂いがたまらなかった 腹減った〜

で、今日の山メシ 夏っぽく攻めてみた(笑) シンプルイズベスト、あっさりでちょうどいい気分

焼きとうもろこし!うまし! 醤油を垂らしてこんがり焼く 夏の屋台ムード1000% あとは花火の打ち上げを待つだけ(笑)

目の前には池塘のある景色が広がっていた 会津駒や燧ヶ岳や八幡平や南蔵王にもこんな風景は見られるが、 月山のそれが最も天を近くに感じさせてくれる

池塘の周りにはキラキラ星が輝く 全てヒナザクラだった これだけ咲くのは初めて見たから本当に驚くと共に嬉しかった

雪に覆われた月山こそ至高だと思っていたが、夏のお花咲き乱れる月山も素晴らしいではないか 去年は夏に訪れなかったことを今更ながらに悔やんだ

ハイカーがやけに集まっている場所があった 寄ってみると見慣れないお花が咲いていた そこに居合わせたマダムに伺うとクロユリだという 初めて見た ユリとは名付くがユリ科ではないらしい だからこんな不思議な色形なのか

実はこの姿は枯れかけ終わりかけであるらしい 他にも数輪咲いていたが全部同じ姿だった 花期がとても短いお花のようだ 霊峰白山でも時期を外して見られなかったお花 月山で見られて嬉しかった

どのお花も綺麗だった 懸命に咲いていた 短い夏を全力で生きていた

だからこそ美しいのだと思った 人間もそうかもしれない 果たして自分はどうか? 自然から教えられることは本当に多い

ミヤマキンポウゲ、密集して咲くから花束のように見える

ホソバイワベンケイ こちらも群れて咲くのはお手のもの 秋田駒でもここ月山でもたくさん咲くがやっぱり早池峰のあの岩の上の株が最高の出来

来た道を戻っていく ここが海抜2000mのお山の山頂だとはにわかに信じられないくらいの雄大な空間

芭蕉もこの群落を見たのかもしれない 「雲の峰 いくつ崩れて 月の山」 芭蕉は月山を登った際にこう詠んだ 湧き上がる雲が崩れて積み重なって出来たお山が月山であると 確かにそうかもしれない それはまさにこの月山にこそふさわしい情景であろう

このコースは下山もまた楽しい 雄大な夏景色に向かってダイブしていく

多くのハイカーが行き交う登山道 信仰のお山だから登拝道だからご高齢の方々も多く登って来られる 途中で脚が攣ってしまった方も見かけた それでも最後まで登っていく姿の尊い事 霊峰ならではの事だ

ここから雪渓に下っていく なかなか巨大だった ここでチェーンスパイクを装着して行く事にした

腐ってはいるが雪は雪 ナメた歩き方をすれば滑って転ぶ ここはもう一度慎重になって下って行く

斜度は緩くクラックもクレバスも見当たらない 実は尻セードで行くのが一番楽しいのかもしれない スピードがつき過ぎたら怖いけど(笑)

このコースの帰り道はずっと朝日連峰を眺めながら歩いて行ける 朝日にも登りたくて仕方なくなってくる

いくつかの雪渓を乗り越えてようやく木道歩きとなった 何ヵ所で雪解け水がほとばしり夏場に歩くには涼しく感じられる

山頂方面を振り返る 雄大でたおやかな姿が美しい お花が多く登りやすいのも良い 月山大好きな人が多いのも分かる話である

リフト乗り場が見えてきた 今日の山行ももうすぐ終わりを迎える

横を向くと姥ヶ岳の山腹でスキー・スノーボード客がひしめき合っていた 滑走スペースがかなり制限されてはきているがこの時期でも営業できるのは凄いの一言

ゴール ここでYAMAPログを止めた 終わってみればあっという間、でも今日も充実した山行になった

リフトで楽々下山(笑) リフト乗り場前の小屋で買ったコーラを飲みながらクールダウン このリフトは乗車時間が長いのでゆっくり余韻に浸れたのは良かった

リフトを降りるとニッコウキスゲが元気に出迎えてくれた 夏を感じさせてくれる良い色合いのお花である

まさかやー! サンカヨウ! こんなところで会えるなんて もちろんクリスタルではなかったが純白の鈴なりのお花は清涼感バツグンであった

駐車場に向かう道すがら朝日連峰が大きく見えた 月山を降りて次は朝日に行こうと誓う登山者も多いと思う 俺も、きっと

帰りは道の駅にしかわにピットイン ここのソフクリは美味いんだよ ビールの絶妙な風味がソフトクリームに意外に合う

そのまま下道で仙台まで帰るのだが河北町(かほくちょう)を通る せっかくだからこの町発祥の”冷たい肉そば”を食べていこう 暑い夏にはもってこいの麺類である

何気に見つけて入ったお店だったがメニューが見事に麺類しかない しかも冷たい肉そばが筆頭 これは期待出来そう

へい、おまち! 来たよ〜♡ いただきます うまし! オイラ好きだなあ、この味わい ここの親鶏の肉は実に旨かった おツユも好きな味で全部飲んでもうた(笑) 登山後だから良い塩分補給になった?! ごちそうさまでした

東根に入ると青田とさくらんぼ畑の向こうに積乱雲が見えた 蔵王や奥羽山脈の上空に発達した入道雲 それにしても山形の夏は夏らしい風景が盛りだくさんで実に良い その分クソ暑いけど(笑) この後宮城に入って作並から愛子のあたりで大雨に降られた これも夏を感じさせた

夏の「月山」で高山植物を愛でてきた 月山は雪を戴く姿こそ至高と思っていたがそれは単なる思い違いであった 夏の月山はそれはまた素晴らしい世界が広がっていた お花も生き生きと咲いていた 元気な花々の姿を見ていたら夏バテなどせずに過ごせそうだと思えた ありがとうございました

この活動日記で通ったコース