日帰りアルプス〜悪沢岳

2022.07.04(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
15 時間 46
休憩時間
14
距離
63.7 km
のぼり / くだり
4791 / 4766 m
18
2 43
29
42
36
23
20
20
16
1 32
1 49
53

活動詳細

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水晶、白峰三山、悪沢。目指してきた日帰りアルプス。 距離58.2Km、登り累計2,940m。計画して数年が経ち。 想定外のコースタイムはいつも。けれど充分な達成感。 最も簡単な白峰三山が未達成。まっそのうちリベンジ。 赤石も聖も。南アルプスは日帰りしたい山がいっぱい。 雨にふられるのも 風にふかれるのも 歩くのも 山は楽しい and wander な気持ち。山に遊んで貰える南アルプス。 【天候】 お天気ナビゲーターでは、15時まで曇り&見晴らし予想はまずまず。てんくらもA。湿った空気が太平洋から流れ込む天気図。本当かなぁ~。まぁ、一番気になるカミナリは大丈夫。そして、南アルプスは雨でも楽しい。その通り、7時くらいからポツポツ。終日のしっとりの山行き。唯一予想外は、縦走路の強めの風。あれっ、あの気圧配置で? 【アクセス】 沼平ゲートは、午前0時少し前。余裕。天気がためか、小屋開き前だからか。名古屋方面から、往路は島田金谷ICからがお薦め。復路は間違えて富士見峠へ。あー長い、細い、1時間以上走っていてコンビニ無く閉口。 【コース状況】 さすがは東海フォレストさんの山小屋のあるコース。ただ、登りはピンテの位置が少し戸惑うことも。まぁ、下を見ながら登る癖があるからか。下りではルーファイの必要はなかった。 千枚岳から丸山は、丸山からピークまでより少し緊張。と言っても、この日同じ時間帯に登ってる人、ゼロ。気温は風速も考慮すれば体感温度は氷点下を有に下回っていたわけだし。ちょっと転んでも低体温症になりかねないし。普通のコンディションなら問題ないルートかなぁ。

荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 土曜、青空は最高だろうけど、絶対カミナリな天気。
なので、土曜の山行きは早々に諦め。この日出合った千枚小屋のお兄さんも「土曜は近くに落ちまして」と。
土曜の朝7時台から準備するヤツ。遠足前日の子ども状態。
土曜、青空は最高だろうけど、絶対カミナリな天気。 なので、土曜の山行きは早々に諦め。この日出合った千枚小屋のお兄さんも「土曜は近くに落ちまして」と。 土曜の朝7時台から準備するヤツ。遠足前日の子ども状態。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 計画では午前2時出立の予定。だけれども、日帰りアルプス~水晶岳の苦戦、白峰三山の敗退からの学習(?)のもと、出立時刻より車中の仮眠を優先。
2時半、行ってみよう!
計画では午前2時出立の予定。だけれども、日帰りアルプス~水晶岳の苦戦、白峰三山の敗退からの学習(?)のもと、出立時刻より車中の仮眠を優先。 2時半、行ってみよう!
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 マウンテンバイク、ゲートを通すのに、やや手間取る。初めてのバイク利用で、不慣れの連続。坂バカじゃないし、どれだけ漕いで行けるのだろうか、不安。
マウンテンバイク、ゲートを通すのに、やや手間取る。初めてのバイク利用で、不慣れの連続。坂バカじゃないし、どれだけ漕いで行けるのだろうか、不安。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 おぉ、赤石岳! カッコいい。次はここだよなぁ。
おぉ、赤石岳! カッコいい。次はここだよなぁ。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 さぁ、ここから山登りだっ!
千枚大吊橋。揺れ方が、いい感じ。
ちょっと残念なのは、渡り切った先の道。もうちょい分かりやすくても(いやいや文句は言えない)
ジモティで求めた愛車F1と一緒に。自転車整備が趣味(?)のオジイちゃんが、完璧整備してくれていて。でも、登りは殆どが懸いていた。
さぁ、ここから山登りだっ! 千枚大吊橋。揺れ方が、いい感じ。 ちょっと残念なのは、渡り切った先の道。もうちょい分かりやすくても(いやいや文句は言えない) ジモティで求めた愛車F1と一緒に。自転車整備が趣味(?)のオジイちゃんが、完璧整備してくれていて。でも、登りは殆どが懸いていた。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 鉄塔。何故ここがポイントになっているのか不明。吊り橋からここまでは結構な急登。登りは大して気にならなかったけど、下りはちょっとウンザリするほどの傾斜。
鉄塔。何故ここがポイントになっているのか不明。吊り橋からここまでは結構な急登。登りは大して気にならなかったけど、下りはちょっとウンザリするほどの傾斜。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 岩頭見晴らし。
悪沢岳がすっごく遠くに見える。あんな所まで行けるのかなぁ。そして帰って来れるのか。眺望の堪能以上に不安が・・・。
岩頭見晴らし。 悪沢岳がすっごく遠くに見える。あんな所まで行けるのかなぁ。そして帰って来れるのか。眺望の堪能以上に不安が・・・。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 小石谷、と云う所。休暇場所としては良さそう。だけれども、いつもこう云う場所の少し手前で取ってしまう休暇あるある。
小石谷、と云う所。休暇場所としては良さそう。だけれども、いつもこう云う場所の少し手前で取ってしまう休暇あるある。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 地図では湿地になっていたけれども、シダの群生。乾いたちょっとした広場。
地図では湿地になっていたけれども、シダの群生。乾いたちょっとした広場。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 蕨段と云う所。
蕨とかに興味ないので、だかどうだか分からないが蕨は無かったような。んっ、いま時期じゃない?
蕨段と云う所。 蕨とかに興味ないので、だかどうだか分からないが蕨は無かったような。んっ、いま時期じゃない?
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 岩頭見晴らしから2時間半歩いて。
悪沢岳、だいぶん大きくなってきた。
この日、出合った人。別々の避難小屋泊で下山してきた山屋さんお二人だけ。お二方とも行く同音に「意外に人が入っていないんですよね」と。
岩頭見晴らしから2時間半歩いて。 悪沢岳、だいぶん大きくなってきた。 この日、出合った人。別々の避難小屋泊で下山してきた山屋さんお二人だけ。お二方とも行く同音に「意外に人が入っていないんですよね」と。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 駒取池。随分ちゃんとした池だった。先を急ぐ身としては、辺りまで足を運べず。少し離れた所から動画に収めて。
駒取池。随分ちゃんとした池だった。先を急ぐ身としては、辺りまで足を運べず。少し離れた所から動画に収めて。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 7/7標高2,500の標識。
◯/7の示す謎が、漸く解ける。ここから本当にすぐ、千枚小屋。それ以上に「息を整えてゆっくり歩いてください」の言葉が気に入ってしまう。
7/7標高2,500の標識。 ◯/7の示す謎が、漸く解ける。ここから本当にすぐ、千枚小屋。それ以上に「息を整えてゆっくり歩いてください」の言葉が気に入ってしまう。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 千枚小屋は、先輩と若手の男性お二人が小屋を開く準備中。割れた標識を修理されたりしておられた。富士山がデッカい。玄関の真正面に。霞んだ富士もいいなぁ。
デッカいカメラも今回はお留守番。ザックの中、コンパクトカメラでの撮影もこれ一枚。あとはiphoneだから荒れた写真ばかりに。
千枚小屋は、先輩と若手の男性お二人が小屋を開く準備中。割れた標識を修理されたりしておられた。富士山がデッカい。玄関の真正面に。霞んだ富士もいいなぁ。 デッカいカメラも今回はお留守番。ザックの中、コンパクトカメラでの撮影もこれ一枚。あとはiphoneだから荒れた写真ばかりに。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 さて、のんびりさんで歩いていた訳では無いけれど、随分予定より遅れてしまった。小屋のお二人に相談。「今日はカミナリの心配は無いし、ここまで来たんだから・・・」「丸山まで行けば、目と鼻の先」「丸山から先、こう云う天気だから雷鳥もいるよ」と、モチベーションアップの言葉を頂き出立。下山し始めまもなく、手前を走る雷鳥に遭遇。
帰路に御礼を、と立ち寄ったがラジオの音はすれどお返事はなし。二年ぶりの小屋開き、お忙しいだろうなぁ。
さて、のんびりさんで歩いていた訳では無いけれど、随分予定より遅れてしまった。小屋のお二人に相談。「今日はカミナリの心配は無いし、ここまで来たんだから・・・」「丸山まで行けば、目と鼻の先」「丸山から先、こう云う天気だから雷鳥もいるよ」と、モチベーションアップの言葉を頂き出立。下山し始めまもなく、手前を走る雷鳥に遭遇。 帰路に御礼を、と立ち寄ったがラジオの音はすれどお返事はなし。二年ぶりの小屋開き、お忙しいだろうなぁ。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 この標識、千枚岳かと思いパシャ。
いやいや、あと10分かぁ。ここに来て漸くの森林限界。稜線からは小赤石岳が精一杯の今日。赤石岳は隠れてばかり。
この標識、千枚岳かと思いパシャ。 いやいや、あと10分かぁ。ここに来て漸くの森林限界。稜線からは小赤石岳が精一杯の今日。赤石岳は隠れてばかり。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 標高2,880m。千枚岳。
森林限界とはいえ、北アルプスと違いハイマツなどが稜線を覆い尽くしている。南アルプスって感じだよなぁ。
標高2,880m。千枚岳。 森林限界とはいえ、北アルプスと違いハイマツなどが稜線を覆い尽くしている。南アルプスって感じだよなぁ。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 千枚小屋のオヤジさんが言っていた。「今年はもうお花畑が満開。このままだと8月のシーズンが心配」と。確かに、小屋辺りから稜線にかけて花は満開。それほどの興味が無いオイラにも分かる。一見して頑張って咲いている。
千枚小屋のオヤジさんが言っていた。「今年はもうお花畑が満開。このままだと8月のシーズンが心配」と。確かに、小屋辺りから稜線にかけて花は満開。それほどの興味が無いオイラにも分かる。一見して頑張って咲いている。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 危ない所に美しい花が咲くもんだなぁ。美しく撮れず、申し訳ない気持ちでいっぱい。
危ない所に美しい花が咲くもんだなぁ。美しく撮れず、申し訳ない気持ちでいっぱい。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 ん?あれがピークか?
と、目指すポイントに。案の定、ピークはその奥、しかもあの岩から結構登った。
ガスを、纏っていても、山は綺麗だ。デッカいカメラでちゃんと撮りたかった。
ん?あれがピークか? と、目指すポイントに。案の定、ピークはその奥、しかもあの岩から結構登った。 ガスを、纏っていても、山は綺麗だ。デッカいカメラでちゃんと撮りたかった。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 振り替えると、もう一度だけ富士山が現れる。ピーカンより、こう云う方が良いなぁ。
振り替えると、もう一度だけ富士山が現れる。ピーカンより、こう云う方が良いなぁ。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 丸山、到着。小屋のオヤジさん「丸山まで行ってピーク行かないなんて、ないよ」と。変哲も無い丸ぁーるい山だけど、3,000m峰。標高3,032mとは。
丸山、到着。小屋のオヤジさん「丸山まで行ってピーク行かないなんて、ないよ」と。変哲も無い丸ぁーるい山だけど、3,000m峰。標高3,032mとは。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 丸山過ぎても、続くお花畑。
あー、曇っていても、雨でも、歩いていて楽しい南アルプスを満喫!
丸山過ぎても、続くお花畑。 あー、曇っていても、雨でも、歩いていて楽しい南アルプスを満喫!
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 着いたぁ。あれ、予定より1時間半も遅れている。まっいいかっ。ただ、風で体温が奪われる。気温は千枚小屋がちょうど10°。標高差で3.7°は低い。だいたい6.3°。風速はmini10m/sだったろうから、氷点下4〜5°より低かったなぁ。ザックから防寒着出すより、下りちゃえ!
誰もいない百名山のピーク。自撮りする事もなく下山を急ぐ。でも、こんなとこで転けてうずくまったら間違いなく低体温症、といつになく真剣。
着いたぁ。あれ、予定より1時間半も遅れている。まっいいかっ。ただ、風で体温が奪われる。気温は千枚小屋がちょうど10°。標高差で3.7°は低い。だいたい6.3°。風速はmini10m/sだったろうから、氷点下4〜5°より低かったなぁ。ザックから防寒着出すより、下りちゃえ! 誰もいない百名山のピーク。自撮りする事もなく下山を急ぐ。でも、こんなとこで転けてうずくまったら間違いなく低体温症、といつになく真剣。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 朝の岩頭見晴らしまで戻る。もう悪沢岳はガスの中。謂れを確認して、あー、この無駄な登り降りは・・・と思ってしまう。
朝の岩頭見晴らしまで戻る。もう悪沢岳はガスの中。謂れを確認して、あー、この無駄な登り降りは・・・と思ってしまう。
荒川岳・東岳(悪沢岳)・前岳・中岳・赤石岳 千枚大吊橋まで戻ってきた。今日はいつものワラーチを封印していたことが仇になった。時々ロングで起こる膝の不調。登りの遅れを取り戻せとばかり、それも良くなかったのか。更に下山時刻、大幅遅延。
気を取り直しバイクで。驚きは、「落石注意」の近くで「キキッ」と猿の声。と、同時に放物線を描いてこちらに飛んでくる石礫。最後までスリリング。
千枚大吊橋まで戻ってきた。今日はいつものワラーチを封印していたことが仇になった。時々ロングで起こる膝の不調。登りの遅れを取り戻せとばかり、それも良くなかったのか。更に下山時刻、大幅遅延。 気を取り直しバイクで。驚きは、「落石注意」の近くで「キキッ」と猿の声。と、同時に放物線を描いてこちらに飛んでくる石礫。最後までスリリング。

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