活動データ
タイム
09:47
距離
6.5km
のぼり
701m
くだり
704m
活動詳細
すべて見る骨折から2ヶ月、固定具が外れようやく普通に登山靴が履ける。かなり指が固まっているので、これからはできるだけ地面を掴む練習が必要。ほぐしながら歩きましょうとのこと。 ここ最近の異常な暑さを回避し、適度に歩けると場所は十文字小屋でテント泊をすることに決定。登るなら少し負荷をかけたいので、プチ歩荷をすることに。毛木平で小屋番のお母さん(←勝手に呼んでます)と待ち合わせ、荷揚げの荷物を受け取り、出発。 久しぶりに入る登山道は新鮮。土や木の匂いが心地良い。お母さんは小屋の運営を受け継いで25年。70歳半ばを過ぎ、10kg以上の荷物を背負い、コースタイムの倍の時間はかかるけど、歩く姿が凛としていてカッコいい。荷物が重くても弱音を吐かずしっかり一歩ずつ歩けと無言の背中が言っている。何百回も通っている登山道、少し崩れているところがあると直しながらゆっくり進む。荷物を背負ったまま座りやすい場所があり、適度なポイントで小休止。小屋を続けることの大変さ、いつまでもこの後姿が見られるよう、できる限りの応援はしていきたい。 小屋についてちょうど雷と雨ザーザー。スタート時はあんなに晴れていたのに、やっぱり山の天気を読むのは難しい。まだ宿泊客が来るまでは時間があるので、横になって身体を休める。運んだ荷物を整理し、宿泊客の準備をして、お母さんはひとりで切り盛りをして凄すぎる。 リハビリのため負荷をかけるため、テント泊の用意をしていた。結果30kg近い重量になっていた(汗) 歩荷用に新調したザックは耐荷重68kgと剛性が高く、30kgでもその重さを感じず快適に背負えた。 本当はハンモック泊にしようと思ってたけど、天気が安定してないのでテント泊。でも、結局はいろいろお母さんの手伝いや宿泊客と話し込んでしまい、小屋泊(笑)。テントを持ってこなければもう少し荷揚げの量が増やせたけど、また揚げればいいさ、の適当さが楽しい。 快適な小屋で爆睡。満点の星空だったよ、と朝ごはんで聞いてがっかり。久しぶりに歩いたので体は疲れていたみたい。せっかく三脚まで持ってきたのに、活躍の場なし。 たくさんお母さんと話をして、元気をもらい下山。軽くなった荷物だけど、地面を指で掴みながら慎重に歩く。2ヶ月ぶりの本格登山はまた新鮮な気持ちで山と向き合えた。焦らず一歩ずつ、お母さんと一緒に歩けて良かったぁ(^^)
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