活動データ
タイム
12:07
距離
13.2km
のぼり
964m
くだり
894m
活動詳細
すべて見る大雪山縦走のガイドツアーに参加した。参加者は5名。 天気はいま一つ。 曇り・強風予報 【1日目】 黒岳ロープウェイとリフトを乗り継ぎ七合目から歩き出す。宿は黒岳石室。 景色は見えないけれど、足元のお花が綺麗。黒岳に着く頃から雲が動き出し、ゼブラ模様の残雪が見え隠れ。黒岳石室は期間限定で管理人が滞在されていて、ビール始め、飲み物、Tシャツなどの販売があった。感謝。 夕食後、近くの桂月岳に散歩に行った。だいぶ雲が取れ、 幻想的な景色だった。 ガイドさんが星空を是非見てほしいと言っていた。気になって夜中、トイレに行きながら見上げた。星降る夜だった。 夜半過ぎから予報通り天気が荒れてきて、風か強くなる。 【2日目】 早朝からずっと濃いガスの中、風に抗い歩き出す。 予定は北海岳を通り白雲岳をピストンし旭岳に向かうロングコースだった。しかし、数日前の大雨で赤石川のスノーブリッジが崩落して、渡渉せざるを得ないとの情報があった。水は膝下まであるそう。前夜、裸足で渡るしかないが、どうするかという話になった。結局、渡渉を回避するため北鎮岳側から御鉢平を巻いて旭岳に向かうルートになった。 強風だったため、北鎮岳のピストンは取りやめになり、安全第一で進む。北鎮岳分岐手前の残雪は壁のようでゾッとした。上も下もガスに飲み込まれて雪渓の大きさが分からない。どのくらい登るのか尋ねると100mは無い!とガイドさん。胸突き八丁の急斜面を前半は、ガイドさんが駆け上がりながらスコップで足場を作り下りてきて我々を誘い、後半はピッケルで足場を作りながら、我々を導いてくれた。凄いなぁ。しかし、落ちたらガスの中に消えて行くのかと思うと、結構怖かった。軽アイゼンはよく効いた。結局旭岳登頂も回避したので、軽アイゼンの使用はここだけだった。 湿気を含んだ強風が吹き付けるので、カッパを着ていても顔から濡れてくる。首から伝わって身体を濡らさないように、カッパのフードを絞って進む。 旭岳は中岳温泉経由の巻道へ。温泉には、一人か二人入れるくらい。ぬるいので、なかなか温まらないとガイドさんが言っていた。 このルートはチングルマの花畑を通るらしいが、ロープウェイ乗り場に近づくまで、まだ蕾どころか葉も見当たらなかった。 とは言え、変化に富んだ一日、爆風に抗い、雪渓を登ったり、渡ったり、いろんなお花にも癒され、参加者の方たちもほんわか良い方たち、なかなか楽しかった。 若い頃、トムラウシから旭岳を通り黒岳、層雲峡まで縦走した。その時のことは、もうほとんど覚えてない。こんなところを歩いていたんだ、あの時の皆さんどうしているだろう、などと少し感情的になった。 ○写真がまた多くなってしまった🙇♀️
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。