毘沙門山(白石山)バリエーションルート/Variation Route of Mt. Bishamon (Mt. Hakuseki) in Saitama pref.

2022.07.02(土) 日帰り

活動データ

タイム

04:59

距離

6.4km

のぼり

740m

くだり

746m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 59
休憩時間
50
距離
6.4 km
のぼり / くだり
740 / 746 m
1 42
3
2 33

活動詳細

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山頂からの展望とバリエーションルートを期待しての山行でした。結果は期待通りでした。反省点があります。 天気予報では酷暑!梅雨明けから間もなく、暑熱順化が十分ではない身体で熱中症が気になりました。 水は、ハイドレーションパック+ナルゲンで2L+予備の500ccペットボトルも持参。 要トンネル近く、Deerlet Field Brewery さんの前に駐車させて頂き登山開始。 熊対策は、熊よけスプレーと、ダイソーの玩具のピストルも持参し、頻繁にホイッスルを吹きながら歩きましたが段々と面倒になり、マタギの勢子のように、「ハァーハッ!」と声を出して歩きました。結局、これが一番楽で響きも良さそうなので、下山するまで続けていました。 山頂までは慎重に進めば迷わないと思います。(1箇所、もし道なりに進むと、尾根上の望ましいルートから外れそうなところがありました。) 長合沢の頭の手前が急登ですが、(登りは)身の危険を感じるほどではなく、今回の下りに使った尾根に比べればずっとマシに感じました。 頂上からの景色は素晴らしく、特に両神山、二子山が目立ちました。 写真を撮っていたら、真南の方角から雷鳴が聞こえてきましたが、とりあえず有名なコカコーラの瓶を見るために東進を続けました。 多くの登山者が楽しみにして存在を確認するコカコーラの1L瓶。なんか良いですね。割れたり持ち帰られたりすることなく、ずっとあの場所にあって欲しいと思います。 ネット上の情報では、商標登録の横に1000mlの表示があることから、1974年頃の初代の1L瓶のようです。 採石場も見たかったので、さらに100mほど東進し、採石場の見えるところで昼食にしました。SCW天気予報をチェックしたら、山頂で見た時には13:00~14:00は雨の予報だったのが曇りに変わっていましたので、当初予定通り進みました。 採石場の金網沿いに下り、その先のピークの登り初めは分かりにくかったのですが途中からは踏み跡が明瞭になり、これ以降ずっと下降点まで踏み跡がありました。 狙っていた下降点から北東に伸びる尾根に沿って下って行きましたが、迷うような感じはありませんでした。急な砂礫の斜面で、凌ピッケルがもう少し長かったら、グリセードで下れるのではないかという印象でした。(ムリ!) 長合沢まであと数百mという地点からが特に大変でした。急傾斜で、砂礫の安息角になっている状況で、そっと歩を進めると落石多発!凌ピッケルを木の根に引っ掛けたり、土に刺したりして、なんとか滑らずに下りましたが、懸垂下降したほうが早く下りられたかも知れません。 当日は誰にも会いませんでした。静かで素晴らしい展望、歩いて楽しい山だと思います。 環境省のサイトによれば、この日の秩父のWBGT値は13:00で30.9でした。 帰りのクルマの運転中、脚、指、首の筋肉が攣ってしまいました。熱中症の症状かも知れません。気を付けていたつもりでしたが、十分では無かったようで、反省中です。 真夏の低山、藪岩ルートは入念な暑さ対策が必要で、熱中症には本当に要注意ですね。

観音山 持参した玩具のピストルは数発しか使いませんでした。音が小さいので。
(かつて栃木の山で猿の群れが寄ってきたときには有効でした。声を発しても逃げませんでしたが、ピストルの音に対しては瞬時に反応して逃げまどっていました。)
持参した玩具のピストルは数発しか使いませんでした。音が小さいので。 (かつて栃木の山で猿の群れが寄ってきたときには有効でした。声を発しても逃げませんでしたが、ピストルの音に対しては瞬時に反応して逃げまどっていました。)
観音山 目測で20cmオーバーの渓魚がいました。
目測で20cmオーバーの渓魚がいました。
観音山 この数十m下流から対岸へ渡れます。防水のシューズでなくとも大丈夫。(平水時)
この数十m下流から対岸へ渡れます。防水のシューズでなくとも大丈夫。(平水時)
観音山 この作業道なのか、ほとんど明瞭な登山道です。
この作業道なのか、ほとんど明瞭な登山道です。
観音山 ここも濡れずに渡れました。
ここも濡れずに渡れました。
観音山 当日対峙した唯一のめぼしい生き物
当日対峙した唯一のめぼしい生き物
観音山 ここからは全く表示無し。
ここからは全く表示無し。
観音山 ここは、考え事をしていたりすると、もしかしたら間違えてしまうかも知れないと思いました。枯れ枝の散らばり具合を見て進むべきルートを確信しました。
ここは、考え事をしていたりすると、もしかしたら間違えてしまうかも知れないと思いました。枯れ枝の散らばり具合を見て進むべきルートを確信しました。
観音山 誰?まだ新しそうでした。
ホイッスルを吹く頻度が増えました。
誰?まだ新しそうでした。 ホイッスルを吹く頻度が増えました。
観音山 武道の稽古で慣れている「トホカミエミタメ」(宗教的な意図は全くありません)を発声してみたもののイマひとつ。呼吸も辛いため、マタギの勢子のように「ハァーハッ!」に変更しました。
武道の稽古で慣れている「トホカミエミタメ」(宗教的な意図は全くありません)を発声してみたもののイマひとつ。呼吸も辛いため、マタギの勢子のように「ハァーハッ!」に変更しました。
観音山 凌ピッケルが役に立ちました。
転倒時は自分に刺さぬよう要注意です。ブレード側はカバーを付けたほうが良いかも知れません。
凌ピッケルが役に立ちました。 転倒時は自分に刺さぬよう要注意です。ブレード側はカバーを付けたほうが良いかも知れません。
観音山 木の根につかまれますから大丈夫。
木の根につかまれますから大丈夫。
観音山 長合沢の頭
長合沢の頭
観音山 長合沢の頭までが急だったので、楽に移動できて、あっという間にここに来た感じがしました。
長合沢の頭までが急だったので、楽に移動できて、あっという間にここに来た感じがしました。
観音山 頂上直下
頂上直下
観音山 いきなり頂上に出た感じでした。
いきなり頂上に出た感じでした。
観音山 両神山
急に展望が開け、感動です。
両神山 急に展望が開け、感動です。
観音山 二子山
格好いい!
二子山 格好いい!
観音山 両神山と二子山
両神山と二子山
観音山 コカコーラの瓶は、ピークの数十m手前から視認できました。
コカコーラの瓶は、ピークの数十m手前から視認できました。
観音山 両神山と毘沙門山
両神山と毘沙門山
観音山 クレードルのような岩の窪みにおさまっていました。
クレードルのような岩の窪みにおさまっていました。
観音山 雷鳴が気になりました。
雷鳴が気になりました。
観音山 「言ってみれば、ここがPoint of No Return か。戻ってピストンにするか・・・これ以上進んだら登り返しが嫌だし進んだほうが早そう・・・。」しばらく思案しました。
「言ってみれば、ここがPoint of No Return か。戻ってピストンにするか・・・これ以上進んだら登り返しが嫌だし進んだほうが早そう・・・。」しばらく思案しました。
観音山 次のピーク(写真の第二象限)は、観察の結果、稜線の左側、樹林の中をピークに向けて登りました。(左から巻けるかと思ったら、すぐに行き詰まりました。)
次のピーク(写真の第二象限)は、観察の結果、稜線の左側、樹林の中をピークに向けて登りました。(左から巻けるかと思ったら、すぐに行き詰まりました。)
観音山 クローラードリル
クローラードリル
観音山 Point of No Return を振り返ってみたところ。
Point of No Return を振り返ってみたところ。
観音山 落ち葉の堆積が凄かった!
落ち葉の堆積が凄かった!
観音山 急な斜面が続きます。この先、苦労しました。大腿四頭筋が辛かったです。この後、写真が無いのは斜面と格闘したためです。:-)))))
急な斜面が続きます。この先、苦労しました。大腿四頭筋が辛かったです。この後、写真が無いのは斜面と格闘したためです。:-)))))
観音山 この上、100m程度が急斜面で大変でした。
この上、100m程度が急斜面で大変でした。

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