飯能アルプス縦走(初心者登山31座目)

2018.05.01(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 33
休憩時間
28
距離
12.6 km
のぼり / くだり
920 / 892 m
14
7
16
12
9
18
59
23
32

活動詳細

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金曜日の大山~丹沢表尾根での天気&体調不良撤退が地味にショックで、その後3日間はせっかくのGWだといのに、家の中に籠りに籠って海外ドラマGAME OF THRONESをシーズン7まで一気見していた。今日の朝、ようやく最新話まで見終わったので、ファンタジー世界(暴力&不条理&エロスで超過酷な世界)に別れを告げ、自分の人生を再開せねばと飯能の天覧山にでも行く事にした。GWで予定が無く天気が良い日は今日だけだろうし。 天覧山は埼玉県飯能市にある標高197mの低山であるが、ヤマノススメにフックアップされたことで名を上げ、一躍スターダムにのし上がったシンデレラマウンテンである。ヤマノススメは好きな作品なので、いつかは行こうと思っていた。しかし、流石に200mに満たない天覧山を登って下りてくるだけでは物足りないので、天覧山~多峯主山~天覚山~大高山からなる飯能アルプス縦走を行う事にした。ただ、当日急遽思い立った山行だったので飯能駅着が12時前、数人の活動記録を見ると6~7時間かかっている人が多く踏破するのは時間的に厳しい。とりあえず天覚山まで行って余裕があれば大高山まで行く計画にする。 という事で、適当に荷物をザックに詰めて10時に家を飛び出す。池袋まで出て西武池袋線を乗継ぎ飯能へ着いたのは12時前。飯能駅周辺でランチでも食べたかったが、時間も無いのでさっさと山を目指す。駅から1.5km程歩くと天覧山の登山口のある能仁寺へ到着。その手前にあるコンビニに入ると熱のこもったヤマノススメコーナーが展開されており、作品のファンと思われる人が楽しそうに談笑していた。レジのおばさんも何度も洗濯して色も落ち切ったヤマノススメTeeを着て接客していて味わい深かった。何か自分の大事なものを捨てて糧を得る感があり、大人だと思った。お茶を1本買って先を急ぐ。 天覧山の登山口から山頂まではゆるい傾斜の舗装路を登っていくだけである。普通に歩けば10分ちょっとで登れてしまうだろう。山頂直下で通常ルートと石仏を見ながら登れる岩場コースの分岐がある。もちろんタフな岩場コースをチョイス。最初は石仏の設置された巨大岩を登れという事かと勘違いして、岩に手をかけたところ地元のおじいさんに注意されてしまった。お恥ずかしい。気を取り直してちょっとした岩場を歩いて山頂に到着。駅から30分弱。。。 天覧山の山頂は老若男女多くの人で賑っていた。ヤマノススメは関係なく地元では愛されてきた山なのだろう。山頂からは奥多摩の山が良く見えた。低山から眺めると大岳山などは2000m級に見える。おにぎりを一つ食べて次の多峯主山へ向かう。 多峯主山へはいったん公園まで下りて、また緩い坂を登って行く感じである。途中、雨乞池という汚い池を経由してググっと多峯主山へ登る。天覧山よりは登山っぽい道だが楽勝である。この山頂も人が多く休憩していた。特に見どころもないので、先を急ぐことにする。ここまでで出発から1時間、大高山まで余裕なんじゃないのと思い始める。 次の天覚山へは多峯主山から御嶽八幡神社方面に下り、しばらく歩くとある道標の久須美坂方面に行かなければならないがわかりにくいので注意。そこから一気に下り、細い尾根道を歩いていくと一旦車道にでる。そこから5分ほど坂を上った所から登山道に復帰する。しかし、ここから天覚山までの道のりがなかなかタフだった。特に見どころも無い陰気な尾根道でなかなかの傾斜のアップダウンを延々と繰り返さなければならないのだ。特に東峠から天覚山への登りは傾斜も特にキツく距離も長く厳しかった。 天覚山に到着したのは15時半頃。2時間半以上かかった。この時間からでも次の大高山まで行けなくはないが到着が17時にはなるだろう。そこから下山となるとヘッデンを忘れたしやめた方が良いなと下山を決める。奥多摩の山々を眺めつつ10分程休憩して下山開始。下山にも尾根道コースと沢コースがあるが、地図を見たところ沢コースは傾斜が急なので尾根道コースをチョイス。この時期、しょぼい沢の周りは虫も多いので近づきたくないし。 ザレた急坂に苦戦しつつ慎重に下り30分程で山を抜ける。登山道から5分ほど歩くと吾野駅に到着。ちょうど電車がやってきたので飛び乗り帰路へ就く。帰りの電車では、明日武道館に小沢健二のライブを見に行くので久しぶりにLifeを聴いて予習、楽しみである。 飯能アルプスはほとんど前知識なしで歩いたが、アップダウンが多いタフなコースで面を喰らってしまった。やはり低山に行くときでも最低限の調査は必要だなと反省した。それと私の出発時間が遅かったせいもあるかもしれないが、多峯主山より先は数人のハイカーにしか出会わなかったので、静かな山歩きが楽しめたのは良かったかな。

活動の装備

  • キーン(KEEN)
    メンズ ジャスパー
  • パタゴニア(patagonia)
    メンズ・バギーズ・パンツ(レギュラー)
  • グラナイトギア(GRANITE GEAR)
    VIRGATE 26

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