最近オートクルーズ機能について思うこと。

2022.06.28(火) 日帰り

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先日の「布引観音とコマクサを見にドライブに行く」で書こうと思ったのですが 微妙に書きたいことが増えてしまったので別の日記として書いてみます。 最近、よく使っている自動車の「オートクルーズ機能」について… 僕の乗っている車はホンダのN-VANという軽自動車なのですが 安全運転の補助機能として「車線維持機能」と「アダプティブオートクルーズ」というものがありまして 僕がよく書いてる「オートクルーズ」というのは「アダプティブオートクルーズ」という機能になります。 これはどういった機能かというと ボタンをポチっと押すとアクセルやブレーキを踏まなくても指定した速度でずっと走ってくれるってものなんですね。 これに車間距離維持機能ってのもあって 前に車がいない場合はアクセル、ブレーキ操作をしなくても設定速度でずっと走り続けてくれて 前に車がいると、一定の距離を開けてスピードを調整しながら走ってくれるんですね。 これがね!使ってみると分かるんですけどメチャクチャ楽なんです。 まぁ、そんな機能を自動車購入してから2年も使わなかった自分のことをつくづくアホだなぁと思うのですけど…(笑) だって、自動車が勝手に走る機能なんて怖いじゃないですか。 こういう機能使ってて事故起きたら自分の責任なんでしょ? 嫌ですよそんなの! …って思ってました。 でも、使ってみて印象が変わりました。 こういう運転補助とか自動運転機能は確かに完璧ではないのだけど、そういう機能の問題点は他にあるんだなって。 まずね これらの機能を色々と試しながら走ってみたのですよ。 車線維持機能というのがあって、これは車道の車線内からはみ出しそうになると 車がハンドルを切って元の車線に戻してくれるというもの 周りに車が居ないことを確認してから、あえて車線をはみ出すように走行してみました。 するとアラーム音と共に、ハンドルがクックッと重くなって動くような動作をしました。 なるほど、こんな感じか… たぶん、居眠り運転防止機能ってとこですかね。 次にアダプティブオートクルーズ。 この機能の中に車間距離維持機能というものあって、前に車が居る時には速度を合わせてついて行ってくれるし 車が居ないときには一定の速度で走り続けてくれる機能なんですね。 これを高速道路で使うとラクなんですわー。 一般道でも田舎の一本道みたいなところだとかなり楽です。 周りの車の速度に合わせて進むってことが、こんなに神経を使って疲れることだということは知らなかった。 まぁ、前の車の速度に合わせて走るってことは 前の車が速いか遅いかを判断して、速ければアクセルを踏み、遅ければエンジンブレーキやブレーキを操作して 速度を調整するわけですよね。 そんで速度も無制限に出していいわけじゃないから制限速度に合わせる必要もあるし それらの判断や操作を運転中ずっとやらなきゃいけないわけですよ。 その他にも、歩行者がいないかとか自転車が飛び出してこないかとか色々注意しないといけないことはあるんで そりゃ運転って疲れますよね。 そんな運転中の判断や操作を一部とは言え自動でやってくれるってのは楽になるわけですよ。 最近は自動運転機能が話題になったりして 「でも、自動運転も完璧じゃないよねー」とかいう声もあるみたいですが こちらの「オートクルーズ機能」も完璧ではないな…という印象があります。 まず、登り坂、山登りに行くときには林道を走ることが多く急カーブや急な登りってのがよくあります。 急な登り自体は一定の速度で走ってくれるんですが、その速度のまま急カーブに突っ込んで行きそうになるのは怖いですね。 人間が運転する場合だと、急カーブとか先が見えないカーブだと速度を緩めますけど そこらへんは、まだダメだなぁという感じ。 あと、急な下り坂も苦手みたい。 山を下りて行くときに林道を下っていて 「そうだ、下っていく速度を物凄くゆっくりに設定して走れば楽なんでは?」 とやってみたんですが、これもダメ。 林道の下りみたいな斜度の急な下りだとオートクルーズで制御しきれずに勝手にスピードが出ちゃうみたい。 高速道路だと、カーブも、斜度も最大このくらいまでって決まっているから その規格内であれば十分機能はするんだけど、全ての道で使用可能ってものでもないみたいです。 でも、まぁ、山登りに行くときの途中までサポートしてくれるだけでも十分有難い機能だなーと思ってます。 で、ですね。 この「オートクルーズ機能」にはもう一つ有難い機能があってですね。 車の燃費が良くなるんですよ。 僕は車の運転でスピード出さないし、燃費が良くなるようにエアコン切ったり アクセル操作も可能な限り抑えてみて走ったりしてたんですが それでも燃費はガソリン1リットル当たり17kmくらい。 それがオートクルーズ機能を使って一般道を走ると19kmを超えるんですね そして、高速道路を一定の速度で走ったりすると24kmとかになるんです。 ガソリンタンクの容量が27リットルなので航続距離はこうなります。 27(リットル)×17(燃費:km/リットル)=459km 27(リットル)×19(燃費:km/リットル)=513km(航続距離11%アップ) 27(リットル)×24(燃費:km/リットル)=648km(航続距離41%アップ) 一般道で11%も燃費が上がって50kmも余計に走れて 高速道路だと41%も燃費が上がって190kmも余計に走れるわけです。 これはガソリン代も高くなってきた昨今に非常に嬉しいわけです。 この辺の自動運転系の機能は、疲れない、安全面、経済的って面から使わない手はないのです。 …が、しかし。 この手の機能を使って走っていると本当に気になるのが無法なドライバーなんですね。 僕は遠くに行く時には高速道路をよく使います。 高速道路って道幅が広いですし、信号もない、基本的には歩行者の飛び出しもないし 制限速度も一般道よりも高いので早く目的地につけますよね。 なもんで、走行車線で制限速度守って走ってます。 そういうときにオートクルーズ機能で走ってると本当に便利、軽いハンドル操作だけで走れますから。 で、こういう風に快適に走行してると、追い越し車線からバンバン抜かれるんですよね。 まぁ、抜かれること自体はなんとも思いません。 周りに比べてゆっくり走ってはいますもの。 でもねぇ、私は制限速度で走ってるんですよ? つまり、抜いていく車は全員速度違反者。 世の中には無法者が多いなーと思いつつ運転してます。 まぁ、別にそのまま素直に抜いていくだけならいいんだけど わざと自分の前に急に車線変更してくる乱暴者もいますし怖いなぁとは思います。 こういう人たちをみると自動運転とかの普及が進まないのって、ひょっとしたら機械の技術が追い付いてないのではなくて、無法な人たちが多すぎて、自動運転の技術では対応しきれないだけなんじゃないかと思うのです。 以前、TVで煽り運転で事故になって死亡したとかってニュースを盛んにやってましたけど 本来、止まっちゃいけない高速道路で止まって進路妨害するとかなんてコンピュータに処理できるわけないもの。 たしかに自動運転の技術自体は、現状良いとこ60点くらいかなーと思うんだけど それでも、高速道路で制限速度を大幅に超えて走行するだの 車間距離をやたらと短くするだの、高速道路上で止まって進路妨害するみたいな ドライバーとして0点な行為をするよりは、よっぽどマシだとは思うんですよね。 いっそのこと高速道路だけでも人間が運転操作をすること自体違法にしてくれないかなーと思ったりします。 それは極論としても、道路は基本的に自動運転で走るもの…みたいになってくれれば 交通事故は今よりもずっと減ると思うし、燃費が良くなって環境にもやさしくなるし 良いことずくめだと思うのですよ。 休みの日に山登りだのドライブする時くらい「ゆっくり余裕をもってドライブしましょうよ」って思うのです。 と、まぁ、今回はこんなことを書きたかったのです。

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