笈ヶ岳(念願の笈ヶ岳♪  ジライ谷から冬瓜山(かもうり山)〜シリタカ山〜下山はトラバース道)

2018.04.30(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 51
休憩時間
5
距離
15.4 km
のぼり / くだり
1842 / 1835 m
3
1 48
2 12
29
1 17
1
1
2 28
1 44
24

活動詳細

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4月28日(土)8:30に白山白川郷ホワイトロードの無料区間が中宮料金所まで開通し、29日(日)は多くの方が笈ヶ岳へ入られたようです。29日に3人で入山した方(同じ金沢市の方)のうち1名が下山せず、30日(月・振替休日)は朝から県警ヘリ、防災へりが交代で一日中 飛び交っていました。我々が下山している頃に発見され、その後死亡が確認されたそうです。まずは、このレポートを書く前に ご冥福を心よりお祈りいたします。 【アクセス】 (金沢市から) 国道157号ー国道360号ー白山白川郷ホワイトロード(無料区間)ー中宮音泉ゲート ※石川県自然保護センター中宮展示場の駐車場には駐車できませんでした。 ※約1km手前のレストハウス駐車場へ駐車するよう案内がありました。 【これから笈ヶ岳を登られる方へお知らせ】 下山中に黒色のメガネケース(メガネ入り)を探されている方がいました。その方とは下山の中宮展示場直前に声をかけさせていただき、帰りの標高1500P付近で14:30頃えらい軽装で登っていかれた方だったので変だなと思っていました。聞くと、落し物を探していると・・・それで軽装で変な時間に登って行かれたのね。。。 私は、笈ヶ岳登頂直前 土がむき出しのざれた箇所の真ん中のルートで登頂しました(左、真ん中、右の3箇所最後の取り付きがあったと思います)。ほんとに最後の1歩というところに、ポケットウイスキーの空き瓶と黒色のメガネケースが落ちていたのに気づいていました。 探している方にそのことをお話すると、リベンジで取りにいかなきゃって・・・(よっぽど大事なメガネなのかな?) もし、これから笈ヶ岳へい行かれる方で、山頂のラスト1歩あたりで黒のメガネケースを拾って頂ける(拾ってきた!)という方はメッセージいただければと思います。YAMAPの力でその方へ無事メガネが戻ればと思っております✨ 【感想/記録】 【残雪期限定ですがハードな中に登る楽しさを見つけられた山でした】 今回は1年前から笈ヶ岳へ行こうということで山仲間で話をしていて、笈経験豊富な70代の大ベテラン、笈経験数回の40代2名、そして笈が初という私と、3月に大長山をご一緒した福井の山友さんを誘い、計5人のメンバーで挑みました。 ★今日登っている人はこんな感じの方が多かったです ・地元のベテラン(コース、山の特徴を熟知) ・200名山をされている方(主に県外の方で初の笈、単独、この山の情報が少ない方) 私の印象は 笈ヶ岳は 近年GPXデータなど気軽にDL(ダウンロード)できますが、山の特徴を熟知していないと、下山中に違うルートに下りてしまったり、道に迷ったり、滑落してしまったり 良い山で楽しい反面、危険性を持っている山だと思いました。 激登りは手強い中に登る楽しさあがあり、特に問題ありませんが、残雪期限定でこの時期にしか登れないから雪に不慣れな登山者が挑戦すること、藪漕ぎなど登山道が明瞭でない箇所が多くあること、帰りの巻道が意外と難しくトラバース道での滑落しやすいこと、下山する狭い狭い尾根の標高1500mあたりにピンポイントに戻ってくる必要があること、そして、疲れた体での激下り(これもなかなかハードで剱岳の早月尾根と同等という印象)など、いろいろろ危険性があり単独での入山はリスクが大きいと感じました。 【お楽しみ】 はくさんり(白山里) http://www.hakusanri.com/hot_spring/index.html 山猫のそば茶ソフト http://gifu-sweets.cafeblog.jp/archives/44960844.html  

笈ヶ岳 料金所手前からスタート!
料金所手前からスタート!
笈ヶ岳 すごい水の量
すごい水の量
笈ヶ岳 白山自然センター中宮展示館の駐車場は閉鎖されていました
白山自然センター中宮展示館の駐車場は閉鎖されていました
笈ヶ岳 ごらんのとおり
ごらんのとおり
笈ヶ岳 しばらくは自然観察路を進みます
しばらくは自然観察路を進みます
笈ヶ岳 1つめのトンネル
電気は付きませんよ
1つめのトンネル 電気は付きませんよ
笈ヶ岳 2つ目のトンネル
2つ目のトンネル
笈ヶ岳 終点の休憩施設
いよいよ渡渉です 緊張しながら近づくと
終点の休憩施設 いよいよ渡渉です 緊張しながら近づくと
笈ヶ岳 なんと梯子!ラッキーです
帰りにはなくなっていたので、どなたかが持ってきて持ち帰ったということ?
なんと梯子!ラッキーです 帰りにはなくなっていたので、どなたかが持ってきて持ち帰ったということ?
笈ヶ岳 ありがたく、利用させてもらいます
ありがたく、利用させてもらいます
笈ヶ岳 いよいよ登山道へ
いきなりの急登! 
左へが正解ですが直登されている方がいました
いよいよ登山道へ いきなりの急登!  左へが正解ですが直登されている方がいました
笈ヶ岳 そして、いきなり倒木で難儀
今回一番の難所と感じた
そして、いきなり倒木で難儀 今回一番の難所と感じた
笈ヶ岳 とにかく急な登りが続きます
とにかく急な登りが続きます
笈ヶ岳 大岩の左を通過
ここまでで1h15m
大岩の左を通過 ここまでで1h15m
笈ヶ岳 徐々に青空も増えてきた
徐々に青空も増えてきた
笈ヶ岳 激登りを終えると、遠くの山も見えてくるようになり
激登りを終えると、遠くの山も見えてくるようになり
笈ヶ岳 冬瓜山方面を確認
タムシバが所々に咲いていました
冬瓜山方面を確認 タムシバが所々に咲いていました
笈ヶ岳 7時頃ヘリが飛んできた!
冬瓜山を中心にぐるぐる、そしてホバリング(1500m付近の稜線にテン泊されていた方の話では、山岳救助隊の方が情報を得るために懸垂降下してきたそうです)
結局、ほぼ1日中ヘリの音が響いてました
7時頃ヘリが飛んできた! 冬瓜山を中心にぐるぐる、そしてホバリング(1500m付近の稜線にテン泊されていた方の話では、山岳救助隊の方が情報を得るために懸垂降下してきたそうです) 結局、ほぼ1日中ヘリの音が響いてました
笈ヶ岳 イワウチワの群落  ハードな登りでも花を見れば少しは癒される
イワウチワの群落  ハードな登りでも花を見れば少しは癒される
笈ヶ岳 このあたりの登山道はこんな感じ
このあたりの登山道はこんな感じ
笈ヶ岳 標高1400m手前から雪が出てきて
テント1張
標高1400m手前から雪が出てきて テント1張
笈ヶ岳 白山の姿も解るように
白山の姿も解るように
笈ヶ岳 登り始めて3時間
約1500mのポイントへ
前日(29日入り)からのテン泊組が帰り支度をしていました
ここで遅れていた仲間を待つことに・・・
予想以上に開いてしまい30分休憩となってしまった
登り始めて3時間 約1500mのポイントへ 前日(29日入り)からのテン泊組が帰り支度をしていました ここで遅れていた仲間を待つことに・・・ 予想以上に開いてしまい30分休憩となってしまった
笈ヶ岳 その間景色を見たり、テン泊の方とお話したり
しかし、すばらしいロケーション
テントをここまで担ぎ上げるのは相当キツイだろうな
その間景色を見たり、テン泊の方とお話したり しかし、すばらしいロケーション テントをここまで担ぎ上げるのは相当キツイだろうな
笈ヶ岳 冬瓜山へ向かって再び歩きはじめます!
灌木、ブッシュが多く雪面へエスケープ
冬瓜山へ向かって再び歩きはじめます! 灌木、ブッシュが多く雪面へエスケープ
笈ヶ岳 こんな感じ
こんな感じ
笈ヶ岳 冬瓜山のピーク直前  すごい所をよじ登ります
冬瓜山のピーク直前  すごい所をよじ登ります
笈ヶ岳 よじ登る自分
グリップポイントが多くあるのでまったく問題なし
よじ登る自分 グリップポイントが多くあるのでまったく問題なし
笈ヶ岳 ナイフリッジ手前に出た
笈ヶ岳 
ナイフリッジ手前に出た 笈ヶ岳 
笈ヶ岳 反対側には白山!
テンション上りました
反対側には白山! テンション上りました
笈ヶ岳 そしてナイフリッジ
今年は雪なしとのことで、難なく通過
そしてナイフリッジ 今年は雪なしとのことで、難なく通過
笈ヶ岳 途中で向きを変え、笈をバックに記念撮影!
途中で向きを変え、笈をバックに記念撮影!
笈ヶ岳 冬瓜 三等三角点(1,627.8m)
冬瓜 三等三角点(1,627.8m)
笈ヶ岳 冬瓜山を過ぎ振り返り
冬瓜山を過ぎ振り返り
笈ヶ岳 シリタカ山への縦走路は雪がつながり
シリタカ山への縦走路は雪がつながり
笈ヶ岳 笈ヶ岳を眺めながら気持ちよく歩く
笈ヶ岳を眺めながら気持ちよく歩く
笈ヶ岳 あせらずゆっくり
あせらずゆっくり
笈ヶ岳 冬瓜山から40分でシリタカ山へ到着
冬瓜山から40分でシリタカ山へ到着
笈ヶ岳 北アルプスが一望できた
天気が良いうちに撮っておこう
剱岳~立山  手前は岐阜県の人形山と三ヶ辻山?
北アルプスが一望できた 天気が良いうちに撮っておこう 剱岳~立山  手前は岐阜県の人形山と三ヶ辻山?
笈ヶ岳 槍ヶ岳~穂高岳
槍ヶ岳~穂高岳
笈ヶ岳 そして目指す 笈ヶ岳
そして目指す 笈ヶ岳
笈ヶ岳 笈をバックに記念撮影!
笈をバックに記念撮影!
笈ヶ岳 シリタカ山から白山
シリタカ山から白山
笈ヶ岳 さて、笈へは一旦下り
さて、笈へは一旦下り
笈ヶ岳 行きますよー
行きますよー
笈ヶ岳 ってか、また灌木
ってか、また灌木
笈ヶ岳 県境の稜線に近づき
県境の稜線に近づき
笈ヶ岳 岐阜県側へ出ると
多く雪が残るビクトリーロード
頂上はあのピークを越えた先
岐阜県側へ出ると 多く雪が残るビクトリーロード 頂上はあのピークを越えた先
笈ヶ岳 右後ろは大笠山
右後ろは大笠山
笈ヶ岳 もう少しで頂上だー
今回初使用のザック GREGORY PARAGON48 終始快適でした!
もう少しで頂上だー 今回初使用のザック GREGORY PARAGON48 終始快適でした!
笈ヶ岳 最後の土むきだしを超えると登頂! なんとか正午前に登頂できた
狭い山頂では多くの登山者がランチタイム中でした
最後の土むきだしを超えると登頂! なんとか正午前に登頂できた 狭い山頂では多くの登山者がランチタイム中でした
笈ヶ岳 笈ヶ岳(1,841.3m) 登頂!
笈ヶ岳(1,841.3m) 登頂!
笈ヶ岳 気になっていたステンレス製の容器の中身
気になっていたステンレス製の容器の中身
笈ヶ岳 ある山岳会の訪問記録でした
ある山岳会の訪問記録でした
笈ヶ岳 山頂からの白山
山頂からの白山
笈ヶ岳 お隣の大笠山(1,822m) 昨年6月はあちらから笈を見ていた
お隣の大笠山(1,822m) 昨年6月はあちらから笈を見ていた
笈ヶ岳 いつの間にか曇り空
北アルプスも見えにくくなってしまった
いつの間にか曇り空 北アルプスも見えにくくなってしまった
笈ヶ岳 登頂メンバーでランチタイム
本日はこれ
登頂メンバーでランチタイム 本日はこれ
笈ヶ岳 標柱から10mほど白山方面へ薮をかき分け歩くと
もっとすばらしい眺め
標柱から10mほど白山方面へ薮をかき分け歩くと もっとすばらしい眺め
笈ヶ岳 さて、登頂を果たせなかったメンバーのもとに急ぎます
さて、登頂を果たせなかったメンバーのもとに急ぎます
笈ヶ岳 シリタカ山のまき道を目指し降下
下りは楽ちん 早いこと
シリタカ山のまき道を目指し降下 下りは楽ちん 早いこと
笈ヶ岳 シリタカ山と白山
シリタカ山と白山
笈ヶ岳 トラバース道を慎重に進み
冬瓜平を目指す
トラバース道を慎重に進み 冬瓜平を目指す
笈ヶ岳 デブリはなし、ブロック雪崩に気を付け、数か所の谷筋を横断します
デブリはなし、ブロック雪崩に気を付け、数か所の谷筋を横断します
笈ヶ岳 滑らないでねー
滑らないでねー
笈ヶ岳 小さな滝
この写真の手前にトレース以外の急斜面に足跡が・・・捜索の方のものか遭難者のものか・・・
小さな滝 この写真の手前にトレース以外の急斜面に足跡が・・・捜索の方のものか遭難者のものか・・・
笈ヶ岳 あそこを超えれば冬瓜平
こんな雪の塊が流れてきたら怖い
あそこを超えれば冬瓜平 こんな雪の塊が流れてきたら怖い
笈ヶ岳 冬瓜平から笈ヶ岳
ここで登頂を断念したメンバーと合流!ほっと一安心
冬瓜平から笈ヶ岳 ここで登頂を断念したメンバーと合流!ほっと一安心
笈ヶ岳 午後2時過ぎ、また県警ヘリ
冬瓜とシリタカの間くらいでしばらくホバリング
午後2時過ぎ、また県警ヘリ 冬瓜とシリタカの間くらいでしばらくホバリング
笈ヶ岳 標高約1500m地点の下山する狭い尾根を目指して進みます(振り返り撮影)
このあたりは広いので道迷い注意です!
標高約1500m地点の下山する狭い尾根を目指して進みます(振り返り撮影) このあたりは広いので道迷い注意です!
笈ヶ岳 休憩後、下山開始!
ブッシュを手づかみしながら慎重に下山
休憩後、下山開始! ブッシュを手づかみしながら慎重に下山
笈ヶ岳 ムラサキヤシオツツジ
ムラサキヤシオツツジ
笈ヶ岳 大岩まで戻ってきた
大岩まで戻ってきた
笈ヶ岳 くろゆり荘、ホワイトロードが見えてきた
くろゆり荘、ホワイトロードが見えてきた
笈ヶ岳 難儀した倒木の箇所
もうすぐ終了だ
難儀した倒木の箇所 もうすぐ終了だ
笈ヶ岳 最後は再び渡渉
最後は再び渡渉
笈ヶ岳 朝あったハシゴがない!お持ち帰りされたかな?
板を良い状態に並びなおして
朝あったハシゴがない!お持ち帰りされたかな? 板を良い状態に並びなおして
笈ヶ岳 準備OK
右手のロープを手前に手繰り寄せ ポンと一足で完了
準備OK 右手のロープを手前に手繰り寄せ ポンと一足で完了
笈ヶ岳 ヒトリシズカ
ヒトリシズカ
笈ヶ岳 蛇谷川河畔のサクラ
蛇谷川河畔のサクラ
笈ヶ岳 ニリンソウ
ニリンソウ
笈ヶ岳 ミヤマキケマン
ミヤマキケマン
笈ヶ岳 ネコノメソウ
ネコノメソウ
笈ヶ岳 カタクリ
カタクリ
笈ヶ岳 カタクリの大群落
カタクリの大群落
笈ヶ岳 新緑が気持ちいい♪
新緑が気持ちいい♪
笈ヶ岳 味のあるトンネル入り口の石造り
味のあるトンネル入り口の石造り
笈ヶ岳 テレビ局が取材に来られていました(遭難事故の件で)
テレビ局が取材に来られていました(遭難事故の件で)
笈ヶ岳 ニホンザルの群れが遊びに来ていました
小さな子供もいてカワイイ♪ 寒い冬を乗り切ったのね
ニホンザルの群れが遊びに来ていました 小さな子供もいてカワイイ♪ 寒い冬を乗り切ったのね
笈ヶ岳 無事全員そろってゴール!
お疲れ様でした
無事全員そろってゴール! お疲れ様でした
笈ヶ岳 いつもの。。。山猫さんのそば茶ソフト 
美味しゅうございました
いつもの。。。山猫さんのそば茶ソフト  美味しゅうございました
笈ヶ岳 帰りは、はくさんり(白山里)できれいさっぱり
穴場の温泉でした  
露天風呂はありませんが良心的な入湯料
帰りは、はくさんり(白山里)できれいさっぱり 穴場の温泉でした   露天風呂はありませんが良心的な入湯料

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