今日は午後に用事があるので午前中しか歩けません。そこで、どこに行くか検討しましたが、藍那でマタタビを見て、その後、長坂山から箕谷に向かうコースなら午前中で歩けそうです。このルートは神戸市の太陽と緑の道⑳に該当します。問題は、ルート⑳が、最近、休止になったことです。YAMAPの活動日記を検索してみると、ごく最近も歩かれていますので、通行はできそうです。そこで、藍那~長坂山~箕谷というルートで歩くことにしました。 今日は天候は曇りで、一日中5-6m/sの強風の予報です。雨はなさそうでしたが、念のため雨具を持参し、藍那から長坂山に向かいました。夜間に小雨が降ったようで、道がかなり濡れていました。また、曇りのため山中が暗く、写真が手振れしそうなのが心配でした。 マタタビはすぐに見つかりました。ちょうど薄日が差してくれたので、無事、写真を撮ることができ、第一目標は達成しました。ところが、長坂山へ向かうと次第に道が悪くなり、笹薮が深く、分かり難い所が増えてきました。道が一番分かり難かったのは長坂山を越えて数百メートル進んだ所でした。笹薮が胸まで茂り、道が全く見えません。よく見ると、笹がやや低く、なんとなく道がありそうな所があります。右側はかなりの斜面なので無理なら引き返す積りで、道を踏み外さないようにそろそろと足を運びました。少し歩いて樹林帯まで来ると笹薮がなくなり、道が出てきました。後は、道が濡れているだけで、特に問題はありませんでした。 太陽と緑の道は、各ルートにボランティアのパトロール要員が選ばれ、ルートの保守と整備に協力されています。各ルートがきれいに整備されているのは、ボランティアの方々のおかげです。しかし、ルート⑳は休止になったため点検されていないようです。休止中のルートには入らない方がよさそうです。
西鈴蘭台のコインパーキングに車を置き、隣の藍那駅まで神鉄に乗車。藍那駅で降りたのは私一人だけ
藍那小学校の前を通って林道を山へ向かう
林道脇にハエドクソウ
小さな肩があるようにも見えるが、ナガバハエドクソウでよいかな?
キブシの実
暗いので手振れしているが、ムラサキシキブが花を付けている
マタタビを発見。初めて!
マタタビ。蔓が高く延びて、上の方で花を付けているので、デジカメでは撮影が大変
長坂山方面への分岐。ここから山道に入る
太陽と緑の道の道標がたくさん出てくる。実は、このルートは少し前から休止になっている
この辺りの山は藍那小学校の校有林
「まりのやま」に到着。変わった名前だが、なぜ「まりのやま」と呼ばれるようになったか、よく分からないという
クマノミズキらしい
休止中のためか、笹が茂り道が分かり難い所がある
ここから長坂山山頂までピストン
長坂山山頂
長坂山を過ぎると樹林帯になり、道がはっきりしてきた
この辺りは山田小学校の校有林
山田小学校の卒業記念碑が並んでいる
再び、笹薮が濃くなり、道が分かり難くなってきた
益々、笹薮が濃くなり、藪漕ぎに近い。何となく道らしい方向へ進む
ヒメコウゾの実
ブッシュがやや低い所が道らしい。右側はかなりの斜面なので、足を踏み外さないよう、そろそろ歩く
ブッシュが終わると、踏み跡がはきりしてきた
ウツボグサ
ここまで来ると広い道。もう安心
ムラサキニガナ
オカトラノオは満開
農村部まで下りてきた
コマツナギ
アカメガシワの雌花
ノアザミ
正面に丹生山地が見える
アカメガシワの雄花
県道85号線(神戸加東線)をくぐる
山田小学校。長坂山に卒業記念碑を立てたのはこの小学校
道端のホタルブクロが花盛り
アカバナユウゲショウも花盛り
ママコノシリヌグイ
山田町のクマノミズキは終盤