早雲救う三人衆の「大見城」 2022.6.19

城跡は大見川と冷川の合流地にあり、本郭は標高220mにある。 城山と呼ばれる山頂は360度見渡せ、富士山絶景ビュースポットです。平安末期に大見小藤太成家または大見平三家政の居城と云われる。のちに北条早雲(後北条氏)が柏久保城を乗っ取り狩野氏と争った。 早雲は狩野氏の家臣であった大見三人衆「佐藤広頼」、「梅原宣貞」、「佐藤七郎左衛門」を見方につけ、狩野氏を伊豆から追い払った。 城址は本曲輪、ニノ曲輪、腰曲輪、竪堀、虎口、堀切跡が残っている。中伊豆方面(対狩野氏)、冷川方面(対伊東氏)、天城方面(大見郷)の交通の要衝であった。城址は現在公園として整備され、東屋やベンチが配置されている。ピクニックに最適です。駐車場から10分もあれば山頂です。