チェックポイント

DAY 1
合計時間
15 時間 19
休憩時間
2 時間
距離
21.1 km
のぼり / くだり
2213 / 2214 m
40
20
1 33
8
1 6
8
1
8
19
26
2
25
19
58
15

活動詳細

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今回奥様はお休みとの事。さぁ、何処にする🤔するすると言って最近あまり魅力を感じなくなっていたあれでもするか、みたいな軽い気持ちが今思えば大きな間違いだった😑 金曜日仕事が終わり帰宅 飯食って寝ずに九重へ向かう 到着して直ぐに出発 3時だから11時間ぐらいとみて売店も間に合うから卵をお土産に🐣みたいな軽〜い感覚 意気揚々と牧の戸から大曲へ まず三股 諏蛾守越からは月夜に見える坊がつる方面の雲海が期待出来たがガッスガスで寒い おにぎりを一つ食べ第一難関の下りへ 急で滑る まぁここは想定内であったが慎重になり過ぎかなり時間をくった そして坊がつるから大船へ向かう こんなに遠かった?と思う程しんどい ここからどんどん予想が狂って行く 北大船から立中山への分岐の間で膝痛発生 そして初となる立中山へのルート ここでメンタルをやられる 景色も風も無い密林をはじめて見るきしょい虫に全身纏わりつかれながら這いずりまわる ボロボロの状態で鉾立に到着 そこで目に飛び込んできたのは白口のドヤ顔と坊がつるへの看板 メロンパンを放心状態で頬張る俺を見ながら天使が囁く「今までがんばれたじゃないか、これを上がれば楽しいルートが待ってる」すると悪魔が「いやいや、坊がつるから西千里抜けて帰った方が楽だって」 糖分が入り我に返った俺はまず奥様に電話して元気を貰う そしてインスタに上げ行くしか無い状況を作り上げた だが、流石白口さん 足が上がらない 死にものぐるいで登り詰めた先に広がっていたものは楽しいルートどころか アップダウンを確実に感じ取られる長い道のり そして本当の地獄が始まった 寝ずに来たのがここで出たのか 足がつり始める なんとか稲星までは誤魔化し誤魔化し来れた 先に見える中岳の王者の貫禄 中岳を目指して稲星からの下り 歩く度に足がつり 止まっては耐え 止まっては耐え 遂に両足がつりひっくり返る そこで再度これからのルートを眺める 中岳への急登り 天狗をへて久住の長いザレ 折り返して岩山星生 行けるのか? それとも避難小屋で夜明けを待つか 小屋で一晩は辛いなぁ 行こう! 気力を振り絞り中岳登頂 もう先は考えない 次の一つ一つをゆっくりクリアしよう 天狗を登り 無心で久住を登り そしてラストの星生山 あと一つ 登り始めに暗くなり始める そして雨が降り出す 嘘だろ 神様のクソッタレ 雨の岩山 どうする? どうするも何も行くしかない 慎重に慎重に進んで行く 気づいたら足がつらなくなってきた 行ける行けるぞ そしてガスガスの中神秘的に見えてきた星生山の頂上 最後に奥様に電話し景色を共有 そしてやっとの思いで成し遂げた! その瞬間嘘のように雲が取れ晴れ間に光がさした その先は天国のような景色が あ~神様 さっきの失言をどうかお許し下さい!  帰路の道のりは、誰もいない静寂な九重を贅沢に人生を見つめ直しながら歩きました。なぁーんて 

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