谷川岳・一ノ倉 烏帽子岩沢南陵2022-06-16

2022.06.16(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
19
休憩時間
0
距離
1.4 km
のぼり / くだり
90 / 34 m
1

活動詳細

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体調が良くなったので、何処か知ってる場所で簡単なところで、さらに体力のベンチマークにもなりそうなルートと考えて、一ノ倉南陵にしました。 ロープウェイ駐車場で前夜泊、朝4時半に目覚めると、一台の車が入ってきた、聴くと彼らも南陵とのこと、まぁ、平日だし多くても3パーティだろう思い、慌てて出発はせず、朝ごはんを食べて私たちはゆっくり準備して出立する。登山届けをはすでに出していたので、センターに立ち寄って計画書をポストに入れました。 マチガ沢の出会いまできて、明るくなってきたが思ったより雲があるでも相方ははじめてのアルパインなので楽しそうだ。これで風がもう少し吹けば岩も乾くのに無風であった。 一ノ倉出会いで先行パーティーに合う、トイレを済ませると後続パーティーもきた。 後続も南陵とのことだった、我々が装備の準備をしてと、先行パーティーは急いで出発してくれた。あまり詰めても順番待ちになるだけなので、こちらも距離を空けるようにした。雪渓に入る、この時期は出会いから雪渓がありアプローチが楽だ。先行パーティーとなるべく距離を置きたかったが、どんどん近づいてきたのでゆっくりと歩く、だがまだブロック雪崩の危険性がある時期でもあり、あまり長くはいたくない。 結局は、馬の背の取付で追いついてしまった、チェーンアイゼンを外して、馬の背に取付く前日の雨で滑る滑る、なるべくフィックスロープは使いたくないので足元気をつけて上がっていく、トラバースがあり流石に相方は必要かと思い、自分が先に行ってからロープの状態と支点の状態を確認して相方には使ってもらうようにした。 中央稜に着いたところ、先行者はここから先に進むか悩み中、我々は南陵テラスについてから考えることにして、先に行かせてもらう。草つきのトラバースも濡れていて防水のないアプローチシューズはグッショリになっていた。南陵テラスのつき岩に触ると湿気ってる。登れないほどではないがぬれている、行けるところまで行ってダメなら敗退すればいいかと思いロープをつける。 最初はつるべでとも思ったが、流石に相方には登らせられないので自分がリードするしかない、濡れていてスメアは効かないし、小さなホールドも足を乗せられないので、必然的に濡れていても足を乗せれるほどのホールドだと、ハイステップになってしまう。1ピッチまで行かず半分で一度切ることにした、凹角があり水が下垂れ落ちている、どうしたものかと、トライはするが滑べってしまう、思い思い切って足を上げて無理矢理抜ける、やっと1ピッチ目を終わらせた、相方もスベるヌメるを連発していたが抜けてきた。 2ピッチ目は足さえ気をつけていればなんとか抜けれるが草つきの岩は動きやすいので、きをつけて登っていく、2ピッチ目めを終了したところ、後続パーティーがどうも凹角が抜けれなかったようで、自分達は敗退しますとの声が聞こえた、3パーティのうち結局は我々だけになってしまった。急ぐことは無くなったので軽食を食べつつ景色を堪能した。 3ピッチ目の草つきをコンテで抜けるとフェイスとなる、濡れてびしょびしょだが、他と同じにハイステップで登り階段状をあがり凹角を抜けてテラスでるが、このテラスが微妙にナメていて怖い、手がないところを踏ん張って4ピッチ目の終了点に到着する。 5ピッチめは馬の背リッジ このルートで1番楽しい、ここは乾いていた、クライミングシューズ水気を良く拭き取りさらにチョークをつけて乾かすと、快適に登れた。5ピッチ目が終わり、最終の6ピッチ目を見ると、濡れてる ナメ滝のようだ、スラブ状で無理に行くほどの価値もなさそうなので、相方にここで敗退を告げる。時計は11時半だった。濡れたトラバースとアプローチで使った馬の背も乾いてなければ、かなり時間がかかりそうなので、キッパリと諦めた。 5ピッチ目の支点から懸垂をし降りていく、2回めの懸垂をしロープ回収しようとしたら 引っかかってしまった。いやだけど登り返して、なんとか回収した。 下山はトラバースが濡れていて、ロープを3回出すが心配していた馬の背はしっかり乾いていたので、残置フィックスを使い懸垂でスイスイ降りることができた。暗くなるまでかかるかと思っていいたが、5時半には降りれたので一安心、帰路に着いた。 このくらいのクライミングができたので、体力もほぼ回復したと思う、次はきつめの長い縦走でもやってみたい。

動画

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