キトラ古墳・高松塚古墳(奈良、明日香村)

2022.06.16(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 5
休憩時間
2 時間 9
距離
6.6 km
のぼり / くだり
117 / 146 m
4 5

活動詳細

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<目的>・キトラ古墳の壁画公開 資料館と歴史公園を散策。為政者の推移や勢力にはさほど興味はないが、壁画や出土品に描かれているものを知ると、1400年も昔の人も(こそ?)動植物や天体などの自然を敬っていたのだと推測出来る。

 近鉄吉野線壺阪山駅より、キトラ古墳まで徒歩15分。
近鉄吉野線壺阪山駅より、キトラ古墳まで徒歩15分。
 水田地帯を歩く。
水田地帯を歩く。
 あの森の向こう側が古墳のはず。
あの森の向こう側が古墳のはず。
 公園整備された感じの道になるともうすぐ。
公園整備された感じの道になるともうすぐ。
 国営飛鳥歴史公園
国営飛鳥歴史公園
 右手の建物が「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」
右手の建物が「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」
 平日で空いていたので、当日受付で壁画保存管理施設の見学も出来た。ネットで事前予約も可能。
平日で空いていたので、当日受付で壁画保存管理施設の見学も出来た。ネットで事前予約も可能。
 待ち時間に地下展示室へ。展示室は予約無しで見学出来る。撮影もOK。
待ち時間に地下展示室へ。展示室は予約無しで見学出来る。撮影もOK。
 誰のお墓か分からない。
誰のお墓か分からない。
 有名な大仙古墳(仁徳天皇陵)とのサイズ比較。古墳時代終盤、もう大きな古墳は作らなくなっていった頃のキトラ古墳。
有名な大仙古墳(仁徳天皇陵)とのサイズ比較。古墳時代終盤、もう大きな古墳は作らなくなっていった頃のキトラ古墳。
 木棺のあった石室は奥行き2.4m、幅1m、最大高1.2mと狭い空間。その壁や天井となる石材に漆喰が塗られ、四神と十二支と天文図が描かれている。
木棺のあった石室は奥行き2.4m、幅1m、最大高1.2mと狭い空間。その壁や天井となる石材に漆喰が塗られ、四神と十二支と天文図が描かれている。
 壁画保存管理施設は撮影NG。見学時間は10分間。順路に沿って外へ出ると、古墳に向かう道。
壁画保存管理施設は撮影NG。見学時間は10分間。順路に沿って外へ出ると、古墳に向かう道。
 キトラ古墳。小型の円墳。
キトラ古墳。小型の円墳。
 キトラ古墳は、高松塚古墳の発掘調査の際に、近くに似たようなものがあると近隣からの情報で発掘された。
キトラ古墳は、高松塚古墳の発掘調査の際に、近くに似たようなものがあると近隣からの情報で発掘された。
 ノゲシ的なものとシロツメクサで覆われた公園になっている。
ノゲシ的なものとシロツメクサで覆われた公園になっている。
 展望台へ。
展望台へ。
 古墳に使われた石材は金剛山地の二上山から運ばれたそう。
古墳に使われた石材は金剛山地の二上山から運ばれたそう。
 モンキチョウ,シロチョウ科。飛鳥駅へ向かうバスの待ち時間に周囲をブラブラ。
モンキチョウ,シロチョウ科。飛鳥駅へ向かうバスの待ち時間に周囲をブラブラ。
 ナナホシテントウ,テントウムシ科
ナナホシテントウ,テントウムシ科
 ベニシジミ,シジミチョウ科
ベニシジミ,シジミチョウ科
 歩いて高松塚古墳を経由して飛鳥駅に向かおうと思っていたが、あまりの蒸し暑さに断念。スコールみたいな雨が降って、売店で雨宿りしているうちに、バスの時間にちょうど良くなった(本数がかなり少ない)。
歩いて高松塚古墳を経由して飛鳥駅に向かおうと思っていたが、あまりの蒸し暑さに断念。スコールみたいな雨が降って、売店で雨宿りしているうちに、バスの時間にちょうど良くなった(本数がかなり少ない)。
 飛鳥駅から歩いて少し戻り、同じ国営飛鳥歴史公園の高松塚周辺地区へ。
飛鳥駅から歩いて少し戻り、同じ国営飛鳥歴史公園の高松塚周辺地区へ。
 飛鳥歴史公園館
飛鳥歴史公園館
 資料館のそばでボランティアがオオムラサキを飼育しているとのこと。
資料館のそばでボランティアがオオムラサキを飼育しているとのこと。
 オオムラサキ,タテハチョウ科。開いているところが撮れず残念。
オオムラサキ,タテハチョウ科。開いているところが撮れず残念。
 サナギ。
サナギ。
 高松塚地区も公園整備されている。
高松塚地区も公園整備されている。
 ヌマガエル?
ヌマガエル?
 モンシロチョウ,シロチョウ科
モンシロチョウ,シロチョウ科
 ナミアゲハ,アゲハチョウ科
ナミアゲハ,アゲハチョウ科
 ツマグロヒョウモン,タテハチョウ科
ツマグロヒョウモン,タテハチョウ科
 ホタルブクロ,キキョウ科
ホタルブクロ,キキョウ科
 ニホンカナヘビ?小さかった。子どもかな。
ニホンカナヘビ?小さかった。子どもかな。
 高松塚壁画館
高松塚壁画館
 模造品の展示とのことで撮影OK。
模造品の展示とのことで撮影OK。
 模造品とは言え、本物と同じような材料で作られているそう。飛鳥美人と言われる女子群像。
模造品とは言え、本物と同じような材料で作られているそう。飛鳥美人と言われる女子群像。
 出土品の模造品。
出土品の模造品。
 ホオジロ,ホオジロ科
資料館を出た後、高松塚古墳に行くのを忘れ、もと来た道を戻ってしまった。キトラ古墳と似た感じの小さな古墳だそう。
ホオジロ,ホオジロ科 資料館を出た後、高松塚古墳に行くのを忘れ、もと来た道を戻ってしまった。キトラ古墳と似た感じの小さな古墳だそう。
 ワルナスビ,ナス科。花はイヌホオズキと似るが、ワルナスビの方がずっと大きい。
ワルナスビ,ナス科。花はイヌホオズキと似るが、ワルナスビの方がずっと大きい。
 トゲと毒があって群生する厄介な雑草なのでワルなんだそう。
トゲと毒があって群生する厄介な雑草なのでワルなんだそう。
 ハナバチ。
ハナバチ。
 ムラサキカタバミ,カタバミ科
ムラサキカタバミ,カタバミ科
 飛鳥駅前にネムノキとクロアゲハ?関西で見られる黒いアゲハは数種いる。
飛鳥駅前にネムノキとクロアゲハ?関西で見られる黒いアゲハは数種いる。
 壁画は7世紀に中国で流行っていた絵のタッチに似ていて、渡来人が描いたか師事した人が描いたか…、また近くの高松塚古墳の壁画も配置や描かれているものが若干異なるものの、似ているそう。
壁画は7世紀に中国で流行っていた絵のタッチに似ていて、渡来人が描いたか師事した人が描いたか…、また近くの高松塚古墳の壁画も配置や描かれているものが若干異なるものの、似ているそう。
 四神が揃って確認出来るのはキトラ古墳の壁画だけで、十二支や中国式の星図も現存としては最古のものだそう。
四神が揃って確認出来るのはキトラ古墳の壁画だけで、十二支や中国式の星図も現存としては最古のものだそう。
 探していた青銅鏡のレプリカをキトラ古墳の売店でようやく発見!正倉院展でも平城宮跡にも無かった物。これは海獣葡萄鏡のレプリカで高松塚古墳の出土品。鏡面を磨く紙やすりのセットも付けてもらえた。
探していた青銅鏡のレプリカをキトラ古墳の売店でようやく発見!正倉院展でも平城宮跡にも無かった物。これは海獣葡萄鏡のレプリカで高松塚古墳の出土品。鏡面を磨く紙やすりのセットも付けてもらえた。
 海獣葡萄鏡。海獣は今で言うものとは異なり、中国の伝説の生き物だそう。周りにブドウのツタと鳥獣、昆虫などが描かれている。
海獣葡萄鏡。海獣は今で言うものとは異なり、中国の伝説の生き物だそう。周りにブドウのツタと鳥獣、昆虫などが描かれている。

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