活動データ
タイム
07:11
距離
8.7km
のぼり
733m
くだり
733m
活動詳細
すべて見る大学時代の友人(極楽蜻蛉)とJR今庄駅から見える愛宕山~藤倉山~鍋倉山を周回した。梅雨の合間をねらっての山歩きである。 駅の裏(東側)、476号線沿いの南越前町今庄住民センターに車を停めて、跨線橋を渡り街の南のはずれに向かう。 登り口には稲荷神社の石柱がある。最初からいきなり急な坂を登っていくと20分くらいで愛宕山に着く。 燧ヶ城は愛宕山の長く平坦な尾根に作られていて、その展望台からは、今庄の街並み、日野川、JRの線路が一望できる。また、遠くには一際高い日野山が見える。まさしく要衝に作られた絶好の山城と言える。 ここから先は、藤倉山、鍋倉山ともに展望が良くない。ここで、十分に今庄の景色を満喫すべきである。 平坦な燧ヶ城を過ぎると、また、登りが始まる。1ヶ所だけロープが設置されていたが、特に急なところはない。 藤倉山山頂に近づくと、一面のブナ林が広がり、緑が実に爽快である。 大野市の平家平に匹敵する風景である(あくまで個人的感想)。 JRの駅からこんなに近いところに、こんなに素晴らしいブナ林があるのは、驚きであった。 ウラジロノキ、ヒトツバカエデ、ネジキ、イワガラミ、コアジサイ、リョウブ等の植物が見られた。 前述したように、藤倉山頂上は展望がきかない。とりあえず写真だけ撮って先に進む。 藤倉山から鍋倉山へは一旦下る。その道は、これまでの道に比べ細く急である。 それ以外の登山道は、全行程道幅も広くよく手入れされている。 鍋倉山の山頂も展望がきかないが、近くに座れる場所を見つけて昼食をとる。 鍋倉山からは、八十八ヶ所弘法寺に。 弘法寺では、わが友人は、いつもの如く「これからも、ずっと遊んでいられますように」と祈りを捧げていた。仏様も「困った奴だ」と思っていただろう。 後になって分かったそうだが、尻を虫に3ヶ所刺されて、腫れ上がったそうだ。 仏様にお灸をすえられたのかもしれない。 弘法寺からは88体の石仏が安置された参道をつづらに下りていく。 下山後、今庄の街を通って車まで戻った。今庄の街はソバを食べに何回か来たことあるが、街並みをじっくりと見て歩くのは、今回が初めてである。 帰りは近くの花ハス温泉にゆっくり浸かり、1日の疲れを癒やした。花ハス温泉の裏にある杣山にも登りたかったが、時間が足りないので、また次の機会ということに。 今日も大当たりの山歩きだった。
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