飯豊山~大日岳 大日杉口

2022.06.13(月) 2 DAYS

活動データ

タイム

21:09

距離

35.2km

のぼり

3200m

くだり

3201m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 8
休憩時間
3 時間 12
距離
14.9 km
のぼり / くだり
2094 / 713 m
2
2 19
2 47
28
1 4
10
5
54
13
DAY 2
合計時間
10 時間 1
休憩時間
1 時間 52
距離
20.2 km
のぼり / くだり
1106 / 2485 m
1 7
1 29
6
38
11
8
12
2 17
1 33

活動詳細

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梅雨入り前の貴重な晴れ間を生かすべく、お初の飯豊山へ。3年目の目標としてコツコツ道具を揃えていたテント泊装備一式をザックに詰め込む。初心者にありがちで、あれもこれも酒も酒も、と詰め込んだ結果25㎏…。担いでみると異次元の重量、こんなん平地でも歩きたくない。ま、帰りは軽くなるからなんとかなるか。 当初の計画がまたずいぶんずさん。せっかくのチャンス、行けるだけ全部詰め込む!と初日に大日岳まで登り、御西テント泊。2日目は梅花皮小屋ピストンで19時下山。これで南飯豊の稜線が繋がるぜ!ええ、夢物語でしたとも。 大日杉口スタート。ザンゲ坂で懺悔ナウ。なんでこんな荷物で登れると思ったのよ?さすが飯豊、倒木も巨大。ザック前面に設置したマットが引っ掛かりまくり。イツモノニモツナラナンテコトナイノニ…。やっとたどり着いた地蔵岳展望台から飯豊の勇姿を正面に捉えた時は、まだ序盤だということを忘れさせてくれるほど圧倒的でした。 地蔵~種蒔はザレ+雪のミックス。標高上がらないアップダウンに音を上げつつ、御坪周辺のダケカンバの林を過ぎたら稜線まで雪渓歩き。夏道は完全に雪の下で、夏道に沿って進むとすり鉢状の雪渓に出て万事休すみたいなんで、稜線までは直登がおすすめ。滑落危険は低いためツボでも可だが、歩きやすいのでチェーンおすすめ。 稜線は切合の先にロング雪田。草履塚を越えると短い岩稜の御秘所。おー、これもよくレポで見るやつ。本山小屋までの最後の急登ではザックのベルトが肩に食い込む。本山小屋では管理の方2人とお話。明日ヘリの荷揚げ予定とのこと。御西でテント泊すると伝えたら、強風とクマの危険あるから小屋泊のほうがいいんじゃない?平日は貸し切りだよ、とのこと。お言葉はありがたいが、それじゃここまで重量ザックを背負ってきた意味がない!断固たる決意で先へと一歩踏み出す。 飯豊山からの360度の絶景は言わずもがな。ゆったりと景色を堪能して御西へと。ところが駒形過ぎたあたりからはガスガス、御西小屋もすっぽり包まれており風も強い。視界悪く何も見えない。途中で断固たる…を落としたみたいで、あっさりと小屋泊に変更です。 小屋には先客が1名、関東からお越しのEさん。お話伺うとオンベマツ尾根から大日岳越えて来たとのこと。これから向かうルートの状況聞けてラッキーでしたが、ガスが取れないことには向かう気がしない。結局、ガスは一瞬取れたりはするものの、あっという間に包まれたりと安定しないためこの日の山行は終了。Eさんから教えていただいた水場の情報は貴重でした。ありがとうございました。 結局夕焼けも見れずに無念のまま就寝したが、翌日は期待以上の朝焼け。ダイグラが染まるマジックアワーを満喫、大日岳への稜線からは滝雲も。杁差へ向かうEさんとお別れして、アタックザックで大日へ。遠望していた頂上直下の雪斜面はピッケルないと無理だろうなぁ、と撤退覚悟で向かう。Eさんはピッケルなしで下ったとのこと。万が一に備えて持ってきた12本アイゼンがここで役に立つとは。しかしEさん、ここを重量ザックで下るとはすごすぎ。 大日岳を下る途中からガスまみれ、2日目チャンスあればと考えていた梅花皮までの南飯豊稜線歩きはおあずけ。復路は曇り空一辺倒のためテンションも下がり気味だが、皆さんのレポ見てダイグラ、北飯豊もいつの日かチャレンジしたい。テント泊でゆったりとの望みは叶いませんでしたが、やはり稜線歩きを楽しむには、焦らずに水場が出てからでしたね。

飯豊山・大日岳・御西岳 ザック25㎏。うち水は4㎏(酒除く)。帰宅後の計測では20㎏、大して変わらないかと思いきや、肩への食い込みが明らかに違った。
ザック25㎏。うち水は4㎏(酒除く)。帰宅後の計測では20㎏、大して変わらないかと思いきや、肩への食い込みが明らかに違った。
飯豊山・大日岳・御西岳 大日杉登山口
大日杉登山口
飯豊山・大日岳・御西岳 序盤の3連チェーン
序盤の3連チェーン
飯豊山・大日岳・御西岳 御田の大杉
御田の大杉
飯豊山・大日岳・御西岳 ダイグラ尾根かな?
ダイグラ尾根かな?
飯豊山・大日岳・御西岳 地蔵岳と飯豊山
地蔵岳と飯豊山
飯豊山・大日岳・御西岳 1409P下りから雪が見え始める
1409P下りから雪が見え始める
飯豊山・大日岳・御西岳 地蔵岳への雪線
地蔵岳への雪線
飯豊山・大日岳・御西岳 地蔵岳標柱
地蔵岳標柱
飯豊山・大日岳・御西岳 飯豊山
飯豊山
飯豊山・大日岳・御西岳 ザレトラバース多し
ザレトラバース多し
飯豊山・大日岳・御西岳 今年お初のヒメサユリ
今年お初のヒメサユリ
飯豊山・大日岳・御西岳 雪田も多し
雪田も多し
飯豊山・大日岳・御西岳 意地悪な倒木
意地悪な倒木
飯豊山・大日岳・御西岳 御坪手前、休憩に最適
御坪手前、休憩に最適
飯豊山・大日岳・御西岳 御沢方面。雪渓歩きのため今回は通らず
御沢方面。雪渓歩きのため今回は通らず
飯豊山・大日岳・御西岳 すり鉢状のところはピッケルないと厳しそう
すり鉢状のところはピッケルないと厳しそう
飯豊山・大日岳・御西岳 切合の稜線見えてきた
切合の稜線見えてきた
飯豊山・大日岳・御西岳 巨大な雪田。左奥の草付き右手通るのがベスト
巨大な雪田。左奥の草付き右手通るのがベスト
飯豊山・大日岳・御西岳 何かに見えるが何にも見えない…。
何かに見えるが何にも見えない…。
飯豊山・大日岳・御西岳 往路はルーファイ失敗して笹藪横断
往路はルーファイ失敗して笹藪横断
飯豊山・大日岳・御西岳 御沢から登ると、この雪壁登る羽目になるかな?
御沢から登ると、この雪壁登る羽目になるかな?
飯豊山・大日岳・御西岳 新潟方面
新潟方面
飯豊山・大日岳・御西岳 切合小屋
切合小屋
飯豊山・大日岳・御西岳 右手の雪田を登る
右手の雪田を登る
飯豊山・大日岳・御西岳 草履塚山頂から飯豊山
草履塚山頂から飯豊山
飯豊山・大日岳・御西岳 ハンマー振り下ろす魔女、それをかわすハンマユウジロウ
ハンマー振り下ろす魔女、それをかわすハンマユウジロウ
飯豊山・大日岳・御西岳 中央に御秘所
中央に御秘所
飯豊山・大日岳・御西岳 御秘所
御秘所
飯豊山・大日岳・御西岳 大日アップ。山頂直下は雪斜面か…。
大日アップ。山頂直下は雪斜面か…。
飯豊山・大日岳・御西岳 ラスボスの御前坂
ラスボスの御前坂
飯豊山・大日岳・御西岳 あとちょっと
あとちょっと
飯豊山・大日岳・御西岳 本山小屋
本山小屋
飯豊山・大日岳・御西岳 ダイグラ尾根
ダイグラ尾根
飯豊山・大日岳・御西岳 飯豊山山頂
飯豊山山頂
飯豊山・大日岳・御西岳 北股岳方面への稜線
北股岳方面への稜線
飯豊山・大日岳・御西岳 駒形山への稜線
駒形山への稜線
飯豊山・大日岳・御西岳 ダイグラ尾根
ダイグラ尾根
飯豊山・大日岳・御西岳 御西へはガスまみれの雪田歩き
御西へはガスまみれの雪田歩き
飯豊山・大日岳・御西岳 突然前方にかたまりが
突然前方にかたまりが
飯豊山・大日岳・御西岳 御西小屋でした
御西小屋でした
飯豊山・大日岳・御西岳 旧御西小屋の基礎。当初ここにテント張ろうとしてたんたけど、雪でムリ
旧御西小屋の基礎。当初ここにテント張ろうとしてたんたけど、雪でムリ
飯豊山・大日岳・御西岳 北俣やら梅花皮やら
北俣やら梅花皮やら
飯豊山・大日岳・御西岳 大日岳拝めたのは、ようやくこの時間になってから
大日岳拝めたのは、ようやくこの時間になってから
飯豊山・大日岳・御西岳 中央が大朝日岳
中央が大朝日岳
飯豊山・大日岳・御西岳 御西小屋。大日岳バックで
御西小屋。大日岳バックで
飯豊山・大日岳・御西岳 朝焼けに照らされる北俣方面
朝焼けに照らされる北俣方面
飯豊山・大日岳・御西岳 大日岳稜線には滝雲が喜多方方面から溢れだしてる
大日岳稜線には滝雲が喜多方方面から溢れだしてる
飯豊山・大日岳・御西岳 朝日連峰方面。圧倒的雲海
朝日連峰方面。圧倒的雲海
飯豊山・大日岳・御西岳 北俣、梅花皮、烏帽子方面
北俣、梅花皮、烏帽子方面
飯豊山・大日岳・御西岳 マジックアワー、ダイグラ尾根から飯豊山
マジックアワー、ダイグラ尾根から飯豊山
飯豊山・大日岳・御西岳 ダイグラのモルゲンロート
ダイグラのモルゲンロート
飯豊山・大日岳・御西岳 幻想的なガス
幻想的なガス
飯豊山・大日岳・御西岳 滝雲がついに取れた。チャンス到来
滝雲がついに取れた。チャンス到来
飯豊山・大日岳・御西岳 あのわずかな区間、いけるかどうか
あのわずかな区間、いけるかどうか
飯豊山・大日岳・御西岳 山頂稜線のハイマツ。進めないので左手の雪上進む
山頂稜線のハイマツ。進めないので左手の雪上進む
飯豊山・大日岳・御西岳 大日岳標柱
大日岳標柱
飯豊山・大日岳・御西岳 牛首山
牛首山
飯豊山・大日岳・御西岳 吾妻連峰と磐梯山
吾妻連峰と磐梯山
飯豊山・大日岳・御西岳 山頂草付きから急斜面30mは雪上進むしかない
山頂草付きから急斜面30mは雪上進むしかない
飯豊山・大日岳・御西岳 安全地帯から振り返って大日岳
安全地帯から振り返って大日岳
飯豊山・大日岳・御西岳 ここで雪田の融雪水汲めます。コップ持参
ここで雪田の融雪水汲めます。コップ持参
飯豊山・大日岳・御西岳 玄三道分岐から下りましたが、Eさん情報の水場は見当たらず、残念
玄三道分岐から下りましたが、Eさん情報の水場は見当たらず、残念
飯豊山・大日岳・御西岳 復路、草履塚
復路、草履塚
飯豊山・大日岳・御西岳 帰りは赤旗立ってました
帰りは赤旗立ってました
飯豊山・大日岳・御西岳 ヘリの荷揚げ
ヘリの荷揚げ
飯豊山・大日岳・御西岳 ここでも融雪水取れそうでした。帰りの水切れはなんとかなるかも
ここでも融雪水取れそうでした。帰りの水切れはなんとかなるかも
飯豊山・大日岳・御西岳 落とし物です。ボトルのボトムカバーかな?登山届小屋に置いときます
落とし物です。ボトルのボトムカバーかな?登山届小屋に置いときます

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