小岐須峡本流から池ヶ谷遡行(入道ヶ岳・短山椿岳・椿岩)

2022.06.12(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:00

距離

8.3km

上り

936m

下り

935m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間
休憩時間
2 時間 7
距離
8.3 km
上り / 下り
936 / 935 m
2 50
2 23
32
1 7

活動詳細

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総勢3名で、二十数年振りに2回目の遡行でした。直登できる滝が続き、手軽に入れる割には、お得な沢かもしれません。相変わらず入道ヶ岳は展望抜群で、名古屋から四日市、伊勢湾、知多半島、セントレア、津から伊勢方面が良く見えました。養老の多度山も。 友人の記録:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4397451.html 6月12日(日)「晴れ」 岳友に誘われ、22年振りに入道がヶ岳の池ヶ谷に行く事になった。巨大な岩が本流にチョックストーンとなっている事を覚えている。未だ見ぬ沢のが、興味津々だが、今回は思い出を振り返る事にした。小岐須渓谷キャンプ場から出発だ。折角なので、鮎止の滝下から遡行を開始と決め林道を下るが、滝看板を見落として石大神を大分過ぎ、どう見ても開けた沢になってから小岐須峡本流に降り立つ。開けた本流から出発すると滝が現れた。此れが鮎止の滝と思ったが間違いだった。最初なので巻こうと思うが、行って見ると水流沿いを通過で来た。暫くで左岸より支流が滝のように落ち、鮎止の滝が現れた。左岸に滝の展望台があるが、右岸を巻き上る。少々不安定な場所を乗り越して安定な場所に辿り着く。念のためフローティングロープを降ろし、続く相棒を確保する。緩やかになった右岸樹林帯を進むと、野登山へ続く登山道に出た。野登山から流れる沢に滝が在るらしいので、見学に行く。滝の名前は、スリバチ滝と言うらしい。中々、綺麗な滝だった。小岐須峡本流に戻り遡行する。薄暗くなってくると左岸より、人差し指ような巨石が覆い被さる。思い出が蘇って来る。両岸が切り立って来ると屏風岩に出る。石灰岩が侵食し不思議な光景となっている。本流を左にやり過ごし、暫くで砂防ダムにぶち当たる。左手基部を登るが、レイバックで乗り越す所が思い出が復活した。一旦、林道に出て池ヶ谷に続く。最初から砂防ダムを左手より巻くと滝が出て来た。楽しく登って行く。両岸が立って来るとゴルジュとなる。沢芯が一瞬分からくなるが、左へと折れる。此処も思い出が蘇る。その奥に滝が続くが、登れそうも無いので右岸ルンゼより巻く。3ヶ所ほどの滝をやり過ごすとチョックストーンが現れる。下を潜り抜けると登山道が右岸より合流する。登山道からは、そのチョックストーンに上がる事が出来る。小滝を数個通過すと避難小屋が現れた。此処から登山道は尾根に上がるが、沢は続く。ナメのような小滝が続き飽きさせない。沢が平流になる頃、再び登山道が合流する。此処からは、わざわざ沢を歩くのは面倒なので、素直に登山道を使おう。樹林帯を抜け、草原状になり展望の入道ヶ岳頂上へと出た。大展望を楽しみ下山と掛かる。二本松尾根コースを忠実に降り、短山椿岳を踏む。適当な所から滝ヶ谷コースにショートカットし、椿岩を見学した。古典的な岩登りしかやって居ないので、見ただけで登れないと思ってしまう。少し頑張ってみたいと思い、何年が過ぎたか。下山後は、名四のまぐろレストランで食事をして帰宅した。本日も楽しかった。ありがとう😊。 参考までに1990年10月18日の記録 ①前夜9時20分頃家を出る。順調に走り11時頃小岐須峡キャンプ場に着く。4日前に来たより薄気味悪さはない。今秋一番の寒波が来たので、今日は羽毛のシュラフで快適に眠りに就く。明日は、予定通り、沢の継続遡行下降が出来るかな。いやいや沢旅行かな。 ②朝6時頃目が覚めるが、8時頃まで朝寝する。前回同様、食事を摂らずに出発する。20分程で池ヶ谷に着く。すぐに最近出来たばかりの砂防ダムを右手より乗越す。すぐに小滝があり楽しく遡行して行く。暫くで両岸が高くなってきてゴルジュが始まる。ここがこの谷の核心部だ。突然沢が90度左へ回り込む。右岸にハーケンが1本打ってある。迷路のような所で面白い地形となっている。3~4mの滝と小淵及び小釜が沢山あり楽しい。ヘツリと滝登りで腕の見せ所だ。13m隠れ滝が、このゴルジュの最後の要塞で、立ち塞がっている。ここは左手(右岸)を高巻く。開けた場所に出ると、登山道が左岸から右岸へと沢を横切る。小滝を2個程越すと、右より沢が入り、正面にはくぐり岩が現れる。これは狭まった沢にチョックストーン状に大岩が乗っている。奥美濃川浦谷門の様な場所だ。川浦谷の方が、水量は多くゴルジュ状になっているので、ヘツリ巻くのは大変だが、池ヶ谷の岩は数倍大きい。簡単に下を通りぬけられる。しかし、こんな鈴鹿にも、こんな地形があるのかと、改めて感心する。潜る抜けた所は左右から沢が入り込む。多分この両側の急峻な沢から、この大岩が落ちてきて、たまたま上に乗り掛かったのだろう。ここでまた登山道が右岸から左岸に渡る。ここには立派な避難小屋(宿泊可能)がある。暫くで沢が急峻になってくると、直登可能な階段状の小滝が次から次へと現れる。永遠に続くかと錯覚するような楽しい所だ。沢が急激に平流になると水量も減り源流になってくる。変化も無くなるため、ここからは登山道を歩いたほうが楽だ。気分の良いプロムナード的な登山道を歩き、大展望の広がる山頂へと導かれる。十数年振りの山頂は、改めて鈴鹿の山の良さを発見することが出来た。入道は上越の山には及ばないが、巻機山の様な雰囲気だ。伊勢湾から知多半島、そして中央アルプスから御岳へと広がる展望の良さは抜群だ。高度感もある。さらに鈴鹿山脈の主峰が背後に広がり言葉では言い表わす事が出来ない。今度は、また家族で登りに来よう。そんな訳で、この池ヶ谷遡行はお勧めのコースだ。滝ヶ谷へは、二本松尾根登山道を100mほど降りた場所より下降する。最初は急峻な地形となっている。ズリズリと滑り落ちてしまうので、適当な倒木を2本拾いストック代わりとする。意外と重宝する。傾斜が一寸緩くなると、ガレ状になってくる。倒木も多く鬱陶しい。いつ岩が崩れ出しても不思議じゃないので速く降りる。突如流水が出てくるが、相変わらず、ガレ状の沢だ。暫くで右より広いガレ谷が合流する。石組みで作った砂防ダムが3個程現れる。二本松尾根へと向かう登山道が横切るが、この辺り、9月4日の集中豪雨で荒れてしまって、登山道の確認が出来ない。ここから下は、集中豪雨で杉林が倒れて沢に覆い被さっている。まったく鬱陶しくて疲れる沢だ。下部は岩質が変り、赤みがかった岩が出てくる。滝も適当に有るが、すべて脆いので注意が必要だ。水流沿いはまだ良いが、一寸は離れると簡単に剥れてしまう。相変らず杉の倒木が鬱陶しい。嫌になった頃、キャンプ場に出た。滝ヶ谷は、わざわざ遡行する沢でもないが、池ヶ谷遡行の下降ルートとして考えた方が良いだろう(沢の継続)。滝ヶ谷下部の滝を上より見に行くが良く見えなかった。観光道を使い鮎止め滝を見に行く。水量多く立派な釜を持っている。今度盛夏にこの巨大な釜で泳ぎの練習に来よう。なかなか良い練習になりそうだ。再びキャンプ場の駐車場に戻り休憩する。今回は寒いので小岐須峡遡行は次回にしようと思うが、勇気を奮い立たせ、頑張って沢旅行を全うする事とする。先ずは、野登山へ続く綺麗な道より小岐須峡本谷へ降立つ。暫くは水量の多いゴーロ状を歩く。この辺りは、夏は水遊びをする観光客で多そうだ。すぐに淵になり行く手を阻まれる。泳いで突破すれば簡単だが、今回は 泳ぐ気にはならないので、ヘツリで突破して行く。遡行者の腕の見せ所だ。途中淵の上にロープがぶら下がっていたりして、夏はかなり水遊びの人で賑わっているのだろう。概ね左岸がヘツリのルートとなる。水量多くかなり面白い。途中の巨岩帯は、岩と岩との隙間をチムニー登りで乗越す。二段堰堤が出てきたら下部は終了で堰堤右側(左岸)の基部を登り林道に出る。落石には十分注意のこと。林道に出るとすぐ白い岩が崩れて、ガードレールを乗り越えて、河原まで広範囲に堆積している。丁度良いルートとなり、ここを降りる。暫くは砂防堰堤の影響 がゴーロが続くが、次第にゴルジュになってくる。左右が切立ってくると屏風岩が現れる。左岸の方が立派で長い。頭上に観光道の吊橋がある丁度真下で、左岸屏風岩に寄りかかるような、巨石に行手を阻まれるが、ここもチムニー登で乗越す。出口付近には、かつての遊歩道の橋梁となっていた鉄の棒が、屏風岩に打込んであるので、それを支点として乗越す。実に面白い所だ。僅かで仙ヶ谷が入ってきて二俣となる。観光用歩道も降りてきていて雰囲気の良い所だ。本流を楽しく行くと、また滝にぶつかる。右手(左岸)をヘツリ、滝右手を登ると砂防堰堤に出る。右岸を巻くが脆い地形で諦める。左岸を堰堤までヘツリ、左岸の堰堤基部を登ると林道に出る。出だしはハング状だ。珍しく蛇もいた。ここも落石には注意が要る。もう僅かで大石橋だが、面倒くさくなったので、ここで終了とした。「鈴鹿の山と谷5」には、上部にもう一箇所滝があるようだ。また、滝ヶ谷合流地点には、かけが渕があるようだが、またの機会にしよう。下部小岐須峡本谷より池ヶ谷遡行、または大石谷遡行とすれば、鈴鹿でも屈指の興味ある遡行ルートとなるだろう。鈴鹿の沢は短いので、継続遡下降すれば有意義なものとなる。

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