大山のお花畑 東壁キリン草付きデルタ

2022.06.12(日) 日帰り

活動データ

タイム

05:02

距離

5.3km

のぼり

641m

くだり

645m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 2
休憩時間
54
距離
5.3 km
のぼり / くだり
641 / 645 m
1 31
3 16

活動詳細

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大山自粛解禁第二弾!正面登山道のつもりが急遽東壁へ? 前回の筋肉痛も収まらない内にまた参りました大山へ、うちの親父も六十数年前に虫取りのついでで上がったという正面登山道から弥山への道をたどるべく実際登り掛けたのですがとある理由により中止いたしました。さてどうしようと考えたときフォローさせていただいているいずも野さんがご紹介されていたコースが浮び急遽変更。さてどうなることやら、

大山・甲ヶ山・野田ヶ山 始まりはココから桝水高原スキー場
始まりはココから桝水高原スキー場
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ゲレンデに草が少ない箇所がありそこを歩く。先の森がすぼまったところが横手道が交差するあたり。あそこを目指してえっちらおっちら比高200mばかし登る。
ゲレンデに草が少ない箇所がありそこを歩く。先の森がすぼまったところが横手道が交差するあたり。あそこを目指してえっちらおっちら比高200mばかし登る。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 横手道到着、さっそくアサギマダラに遭遇。50年前のここで虫取り網をもって蝶を追っかけていた夏の記憶が蘇る。
山側にやや草をかぶった踏み跡が続く。どうせ少し歩けばやぶも収まろうと足ごしらえを整えていると隣にある看板に目が留まる。
横手道到着、さっそくアサギマダラに遭遇。50年前のここで虫取り網をもって蝶を追っかけていた夏の記憶が蘇る。 山側にやや草をかぶった踏み跡が続く。どうせ少し歩けばやぶも収まろうと足ごしらえを整えていると隣にある看板に目が留まる。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 「登山はご遠慮ください」マジか…英語、中国語、ハングルで列記してあるので観光客向けの表示と解釈できる。これが「入山禁止」なら失笑一つで突入したものを…、強制でないので無視しても良いのだがかえって気分が萎えてしまった。
「登山はご遠慮ください」マジか…英語、中国語、ハングルで列記してあるので観光客向けの表示と解釈できる。これが「入山禁止」なら失笑一つで突入したものを…、強制でないので無視しても良いのだがかえって気分が萎えてしまった。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 さあ、ここまで来てどうすべか、こんな素敵エリアがありましてこの時間なら当然独り占め。
見晴らし晴れ晴れサイコーなのに気分はもやもやサイテーうぅ~ん、どうしよう
さあ、ここまで来てどうすべか、こんな素敵エリアがありましてこの時間なら当然独り占め。 見晴らし晴れ晴れサイコーなのに気分はもやもやサイテーうぅ~ん、どうしよう
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 そうこうしていると展望台へのリフトが稼働し始めたのでえいやっと下りのゴンドラに乗り込みまして(もちろん許可の上、料金は下で払っていますよ)
そうこうしていると展望台へのリフトが稼働し始めたのでえいやっと下りのゴンドラに乗り込みまして(もちろん許可の上、料金は下で払っていますよ)
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 んで、木谷登山口へ移動!先客は5台、うん、ちょうど良いかんじ♪
いずも野さんご紹介のこのコース。こないだ入り口だけは確認していたんです。早速歩かせていただきます(^^)v
ちなみに三ノ沢最寄の文殊堂の駐車場は車も人も溢れ出てました。
んで、木谷登山口へ移動!先客は5台、うん、ちょうど良いかんじ♪ いずも野さんご紹介のこのコース。こないだ入り口だけは確認していたんです。早速歩かせていただきます(^^)v ちなみに三ノ沢最寄の文殊堂の駐車場は車も人も溢れ出てました。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 一歩足を踏み入ればシダシダ。緑が濃いー♪うん、これは予想以上の大正解のルートですよ。
途中にベンチがありくつろぐ御夫人と挨拶♪
気分晴れ晴れルンルンで歩きます。
一歩足を踏み入ればシダシダ。緑が濃いー♪うん、これは予想以上の大正解のルートですよ。 途中にベンチがありくつろぐ御夫人と挨拶♪ 気分晴れ晴れルンルンで歩きます。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ヤマアジサイの蕾
ヤマアジサイの蕾
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 トチバニンジン
トチバニンジン
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ガマズミ
ガマズミ
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 サワフタギ
タンナサワフタギとは葉先と鋸歯で区別、詳しくは過去の猿政山にて
サワフタギ タンナサワフタギとは葉先と鋸歯で区別、詳しくは過去の猿政山にて
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ヤブデマリ
ヤブデマリ
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 クジャクシダ
おしゃれな感じが好きな子♪
クジャクシダ おしゃれな感じが好きな子♪
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 穂の付き方からおそらくアカショウマ
詳しくは過去の猿政山にて
穂の付き方からおそらくアカショウマ 詳しくは過去の猿政山にて
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 分岐へ到着、いずも野さんと同じ順番で回るのでまず右の鳥越峠へ向かう。この標識の右後ろにも踏み跡があり帰りはそこから戻ることに。
ここまでは勾配の少ない原生林の散歩道といった風情。
分岐へ到着、いずも野さんと同じ順番で回るのでまず右の鳥越峠へ向かう。この標識の右後ろにも踏み跡があり帰りはそこから戻ることに。 ここまでは勾配の少ない原生林の散歩道といった風情。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ギンリョウソウ
最近にょきってきた様子
ギンリョウソウ 最近にょきってきた様子
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 分岐からは両側から笹やら潅木やらかぶる箇所もあり。ただし踏み跡は明瞭なので迷うことはない。
分岐からは両側から笹やら潅木やらかぶる箇所もあり。ただし踏み跡は明瞭なので迷うことはない。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 何だっけ?
ツルアジサイかな?
何だっけ? ツルアジサイかな?
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 トチの葉、おっきい!
ふだんは大木を見上げてみるばかりだけどここは低木があちこち、地面から直に芽吹いている子も
更新が激しいのかな
トチの葉、おっきい! ふだんは大木を見上げてみるばかりだけどここは低木があちこち、地面から直に芽吹いている子も 更新が激しいのかな
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 倒れたポールに説明図
ここは木谷分れとのこと、登山口への近道って気にはなるけど、
ここら辺からだんだん傾斜が厳しく足場もぬたってくる。
倒れたポールに説明図 ここは木谷分れとのこと、登山口への近道って気にはなるけど、 ここら辺からだんだん傾斜が厳しく足場もぬたってくる。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 マユミ かな?
マユミ かな?
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ユキザサ
花から種へ、時間のグラデーション
ユキザサ 花から種へ、時間のグラデーション
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 サンカヨウの花は大きな葉と小さな葉がペアになった株の小さな葉に着くとどなたかが記載されていたような記憶、確かに
サンカヨウの花は大きな葉と小さな葉がペアになった株の小さな葉に着くとどなたかが記載されていたような記憶、確かに
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ブナの実、栄養満点クマまっしぐら、新鮮なのは結構レアかも!
夢中になって写真を撮っていると、
ブナの実、栄養満点クマまっしぐら、新鮮なのは結構レアかも! 夢中になって写真を撮っていると、
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 コケイラン咲いてるよ~♪
本日入山直後から追いつ追われキリン草付きまで同行することになったでっかいカメラを抱えたお兄さんに声をかけていただき慌てて戻って撮った子。
コケイラン咲いてるよ~♪ 本日入山直後から追いつ追われキリン草付きまで同行することになったでっかいカメラを抱えたお兄さんに声をかけていただき慌てて戻って撮った子。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 カラマツソウ
この写真では判らないが枝分かれ部分に托葉がついているのが特徴
カラマツソウ この写真では判らないが枝分かれ部分に托葉がついているのが特徴
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 槍尾根から烏ヶ山への稜線に乗る。こう書くととんでもないトコロの気がする(笑)まあ実際エライとこです。
矢印のない左へ、
槍尾根から烏ヶ山への稜線に乗る。こう書くととんでもないトコロの気がする(笑)まあ実際エライとこです。 矢印のない左へ、
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 タニウツギにほっこり
タニウツギにほっこり
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 鳥越峠から本日最大の難所。
足元は烏ヶ山特有のヌタヌタの黒土ベースにゴロゴロの石。足元の確保がなかなか厳しい。当然ロープなんてなし。
頭上は潅木のトンネルで狭く時々太い枝が頭にぶつかる。
そんな急斜面が延々続いて体力を削る。見晴らしも休む箇所も皆無で精神を削る。そんな道…
腹減ったし…
鳥越峠から本日最大の難所。 足元は烏ヶ山特有のヌタヌタの黒土ベースにゴロゴロの石。足元の確保がなかなか厳しい。当然ロープなんてなし。 頭上は潅木のトンネルで狭く時々太い枝が頭にぶつかる。 そんな急斜面が延々続いて体力を削る。見晴らしも休む箇所も皆無で精神を削る。そんな道… 腹減ったし…
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 だからこそこの光景が飛び込んだ瞬間の歓喜は本日最大
抜けた!
思わず思わぬ大きな声が出た(≧◇≦)
だからこそこの光景が飛び込んだ瞬間の歓喜は本日最大 抜けた! 思わず思わぬ大きな声が出た(≧◇≦)
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 大山東壁
右の鋭鋒が槍ヶ峰、左へ槍尾根がくだった辺りがキリン峠。一方中央辺りから右へキリン尾根が分岐、正面にみえる両尾根の間がキリン沢、といったところでしょうか。
ところで”キリン”って何?
大山東壁 右の鋭鋒が槍ヶ峰、左へ槍尾根がくだった辺りがキリン峠。一方中央辺りから右へキリン尾根が分岐、正面にみえる両尾根の間がキリン沢、といったところでしょうか。 ところで”キリン”って何?
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 1405ピークから。いずも野さん曰くのキリン草付きのデルタのお花畑。端っこまでいくよ!
でも腹ペコなのでまずはここでごはん♪
1405ピークから。いずも野さん曰くのキリン草付きのデルタのお花畑。端っこまでいくよ! でも腹ペコなのでまずはここでごはん♪
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ナナカマド
ピンクがおしゃれちっく
ナナカマド ピンクがおしゃれちっく
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ダイセンオダマキ
草付きに登りかえすと早々にお出迎え♪
ダイセンオダマキ 草付きに登りかえすと早々にお出迎え♪
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 槍ヶ峰ルートよりかなり数多く見かける。
槍ヶ峰ルートよりかなり数多く見かける。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 キリン沢
ここに落ちたら石とミックスでもれなく挽肉、絶対止まれないからね~
キリン沢 ここに落ちたら石とミックスでもれなく挽肉、絶対止まれないからね~
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 マイズルソウ
三ノ沢ルートで見た子達同様にちんまい
マイズルソウ 三ノ沢ルートで見た子達同様にちんまい
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ダイセンクワガタ
下草がない砂利場が好きらしい
ダイセンクワガタ 下草がない砂利場が好きらしい
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 キリン沢を背景に
キリン沢を背景に
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 ネバリノギラン
穂先を触ると粘ったので
ネバリノギラン 穂先を触ると粘ったので
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 一面のギボウシ
だいたい下草の8割がこの子達、これが一斉に花を付けたらどうなるのやら(>_<)
帰路は左への踏み跡をたどる。
一面のギボウシ だいたい下草の8割がこの子達、これが一斉に花を付けたらどうなるのやら(>_<) 帰路は左への踏み跡をたどる。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 んで1割がこのカラマツソウ
まだつぼみがほとんどでこれも一斉に開けば壮観かも、でもカラマツはすぐに散るんだっけ…
んで1割がこのカラマツソウ まだつぼみがほとんどでこれも一斉に開けば壮観かも、でもカラマツはすぐに散るんだっけ…
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 イワカガミ
風で飛んだか槍ヶ峰直下の子達より痩せた花が多い。
イワカガミ 風で飛んだか槍ヶ峰直下の子達より痩せた花が多い。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 草付きの端っこに到着
その先…ザレザレなナイフエッジ、足元が崩れりゃキリン沢をごーろごろ。この先を歩む人を私は猛者と呼ぶ。
三ノ峰で出会ったガレガレ道をスタスタ歩いてたあの青年なら行けるのかしら
草付きの端っこに到着 その先…ザレザレなナイフエッジ、足元が崩れりゃキリン沢をごーろごろ。この先を歩む人を私は猛者と呼ぶ。 三ノ峰で出会ったガレガレ道をスタスタ歩いてたあの青年なら行けるのかしら
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 正面を見上げていると息がつまるので振り返る。
おーっ、烏ヶ山への稜線
正面を見上げていると息がつまるので振り返る。 おーっ、烏ヶ山への稜線
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 最後に振り返って撮った写真
拡大してよーく見るとすいばりのようなポールが写り込んでいた。あれがキリンポール?
最後に振り返って撮った写真 拡大してよーく見るとすいばりのようなポールが写り込んでいた。あれがキリンポール?
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 懸崖に咲く花
こういう場所に結構な数が咲いている。
懸崖に咲く花 こういう場所に結構な数が咲いている。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 下山します。
指じゃま(笑)
下山します。 指じゃま(笑)
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 谷底まで下って振り返る。
ここまでの道は急斜面だが階段状に足場がついており先日のルートよりは遥かに歩き易かった。キリン峠へ行くならこの道がベストかも。
谷底まで下って振り返る。 ここまでの道は急斜面だが階段状に足場がついており先日のルートよりは遥かに歩き易かった。キリン峠へ行くならこの道がベストかも。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 深い森だが踏み跡は明瞭。
ここにルートを付けた開拓者と踏み次いで来た先人に感謝。
深い森だが踏み跡は明瞭。 ここにルートを付けた開拓者と踏み次いで来た先人に感謝。
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 今日も無事下山~
お疲れ山でした♪
今日も無事下山~ お疲れ山でした♪
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 おまけ1
鍵掛峠からの大山南壁
右端辺りを歩きまわったのか~
おまけ1 鍵掛峠からの大山南壁 右端辺りを歩きまわったのか~
大山・甲ヶ山・野田ヶ山 おまけ2
枡水高原からの大山正面
今日は気勢をそがれたけどいつかここから上っちゃるけんの~!
おまけ2 枡水高原からの大山正面 今日は気勢をそがれたけどいつかここから上っちゃるけんの~!

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