段ヶ峰山塊に碧の時間流れて!!

2022.06.11(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 5
休憩時間
26
距離
16.1 km
のぼり / くだり
988 / 980 m
1
23
46
1 58

活動詳細

すべて見る

2:00amに一度目が覚めた・・・「少し早すぎる!!」 眠ろうとするも、体は出発モードだ。 今日は午後から天気が崩れる、午前中も「くもり」マークだ。 「朝カレー」を食べてゆっくり身支度を整える・・・「今日はニッカーボッカで歩いてみよう!!」 急ぐ旅ではない・・・途中少しコースの整備をしながら歩くのでスピードは要らないんだ。 登山靴も今日はミドルカット、底の厚めのものでトボトボ歩く。 登山口には3:00am過ぎに到着だ。 さすがに1台の車もない。 10月の大朝日岳(朝日連峰)登山の朝を思い出した。 今日以上に天候の崩れが大きく10:00am以降「風雨強まる」予報だった。 一度はアタックをあきらめたが、天気予報を再度確認すると「午前9時まで晴れマーク」だ。 折り返し時刻を設定し1:43amに登山を開始したんだ。 スタート時は満天の星、遠くに街灯りまで見える・・・静かすぎる・・・高度を上げるに従い風が出てきた。 無事頂上に至るも「霧の海」。しかし下山時には驚くほどの紅葉が待っていてくれた・・・。 大朝日岳登山に比べれば、今日のスタートはゆっくりしたものだ・・・1時間も歩けば空は白み夜明けがやって来る・・・1時間余り「暗闇」の世界を楽しもう!! 最低コルあたりで空が白んできた。フトウガ峰の裾辺りでヘッドランプの光は要らなくなる・・・2時間弱で段ヶ峰山頂到着。お日様なし、灰色の雲だけが空を包んでいる。それでも目を凝らすとわずかに空の色が異なっている。太陽の位置はそれとなくわかるのだ。フトウからは達磨ヶ峰の「碧」の世界が見えたんだ。霧が走るなかなか見ることのできない光景だった。段ヶ峰山頂からも碧は少し薄くなったものの、この時間にしかとらえられない「色彩」があるんだ。 暗闇の世界:達磨ヶ峰から第2ピークへの途中、ヘッドランプの光に反射する金色の2つの光と遭遇。距離30m・・・草むらの低い位置で光の間隔は20-30cmは開いていただろう・・・次の瞬間金色の光は消えた。どんな動物だったのだろう??? そこから150mほど下りちょうど第二ピークへの急坂が始まろうとする手前で珍しく「獣臭」がした。真っ暗なのでわからないが、さっきまでこの辺りで眠っていたのかもしれない・・・こんなに朝早くから主たちの森へ踏み込んでごめんなさい。 朝の早い時間帯は主たちとの遭遇の確率も高い。殆どの場合「鈴の音」「気配」を感じて主たちはその場を立ち去る。たいていの場合後ろ姿しか見えない。稀に至近距離で寝ざめたところのシカに会ったこともある。達磨ヶ峰~段ヶ峰の区間で出会った猟師さんに聞いても、ここ2-3年はクマの形跡はないようだ。しかし「シカ」は相当数生息しているらしい。 6/25(土)・7/30(土)には駆除目的で朝来市生野町内に猟師さんが入ると回覧板が回ってきたと、実家の母が教えてくれた。区域は「栃原」地区、登山道と隣接する。山に入る場合は「目立つ服装」で「鳴り物」を携行するようにと、市から注意喚起の市内放送もたびたびあるようだ。メインルートから外れる場合は特に注意が必要だろう。 今日も朝から軽やか風の中、15kmあまりを歩いた。しかし、空気は少し重く梅雨の到来を感じる。 明日は午前6時から夕方まで「晴れ」マークだ。 有効に活用したいものだ。 ゴール手前でタヌキが見送ってくれた。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。